「ブルースっていいよね!」…ブルースってどういう音楽なの?音楽性の解説からブルース名曲のご紹介
ブルース、とは音楽好きであればご存知のジャンルかと思います。それではブルースとはいったいどんな音楽なのか、どんなジャンルに影響を与えたのかを、ルーツやその背景などを絡めながらご紹介しています。また、ブルースのおすすめ代表曲についてもまとめました。
ブルースを語るなら絶対に外せないおすすめ名曲ご紹介
『The Thrill Is Gone』/ B.B.キング
ブルース界の巨匠の1人、B.B.キングは外せませんね。ブルースに詳しくない、という方でも知っている、有名なアーティストです。また、洋楽ロックにある程度精通していれば一度は聴いたことのある名曲でしょう。彼は1925年に生まれ、そして2015年5月14日に亡くなりました。89歳という長い人生で素晴らしい音楽をたくさん残し、またエリック・クラプトンなど現在の有名洋楽ロックギタリストにも多大な影響を与えています。
『Same Old Blues』/ フレディ・キング
三大キングのもう1人、フレディ・キングの有名な名曲もご紹介しましょう。フレディ・キングは1976年に42歳の若さでこの世を去っていますが、エッジの効いたギターが大変素晴らしいです。「same old」とは「いつもの」や「お決まりの」といった意味がありますが、「昔と変わらないブルースだ」とやや切ない歌詞にも注目です。
『Rolling Stone』/ マディ・ウォーターズ
シカゴ・ブルースの父とも呼ばれるマディ・ウォーターズの『Rolling Stone』は洋楽ロック好きなら知らない人はいないであろうあのThe Rolling Stonesのバンド名の由来ともなった曲として有名です。グラミー賞にも6回輝くほどのブルース界の偉人。「Rolling stone」とはそのまま、「転がる石」という意味ですが、歌詞を見ると奴隷だった黒人たちが求めた「自由」という意味にも受け取れます。
『Purple Haze』/ ジミ・ヘンドリックス
洋楽ロックに精通している方でジミヘンを知らない方はいらっしゃらないでしょう、というくらいに有名なアーティストです。そしてジミヘンといえばたくさんの有名曲がありますがこの曲を選びました。ステージ上での奇抜な行動(ギタープレイも含め)で話題を集めたりもしましたが、彼のブルースへのリスペクトは高く、ジミヘンから影響を受けたロックミュージシャンは非常に多いですね。
『Crossroads』/ エリック・クラプトン
エリック・クラプトンの『Crossroads』は彼の憧れのブルースマンでもあるロバート・ジョンソンの曲です。ご紹介している映像はライブ映像ですが、2010年に開催された「クロスロードギターフェスティバル」ではB.B.キングとも共演し、話題を呼びました。エリック・クラプトンというと『Heaven』などのイメージが強いかもしれませんが、彼のブルースはおすすめですよ。
まとめ
こちらでは「ブルース音楽」について、ルーツからご紹介、またジャズとの違いやどんな音楽に影響を与え、どう発展していったのかについてまとめました。あわせて、おすすめの「ブルースならこれ」という曲もご紹介しています。
ブルースときくとやや壁が高いようにも感じてしまいますが、ロックのルーツだということを考えると、ロック好きであればやはりそのルーツは知っておきたいところですね。気になった方は是非、ブルースの世界に浸ってみてください。
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