アンプとは?種類や特徴もあわせてご紹介

エレキギターを使用する際に必要不可欠となるアンプについてその数ある種類と特徴をご紹介していきます。
アンプの特徴を押さえておくことで
自分の好みの音や使用しているギターの種類に応じてアンプを選ぶことが出来るようになり、更にエレキギターを楽しむことに繋がります。

記事の目次

  1. 1.アンプとは
  2. 2.アンプの種類
  3. 3.アンプの選び方
  4. 4.アンプの種類・特徴:まとめ

アンプとは

フリー写真素材ぱくたそ

「アンプ」とは「amplifire(アンプリファイアー)」の略語の事を指し、意味としては「増幅器」という意味合いから、主に楽器の音を大幅に大きくする際に使用する器具です。

アンプにもベースアンプ・キーボードアンプ・エレアコアンプといったように
使用する楽器や用途に対応した様々なアンプが存在します。

しかしながら「アンプ」と言えば「ギターアンプ」の事を指すことが一般的です。

「ギターアンプ」とはその名の通り、エレキギターの音を出す器具ですが、単に音を大きく出力
するだけではなく、ギターの音作りをする役割も担っています。

ギターアンプに搭載されている様々なつまみを操作することで自分の独自のギターサウンドを
作り上げていくことが出来ます。

これはエレキギターを演奏するにあたって必須の操作であり、
ギターサウンドを作らずにライブを行っているアーティストは存在しません。
エレキギターを扱うならば、アンプにもこだわることは常識と言えます。

アンプの種類

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アンプと言えども、その種類は一概であらず様々な種類があります。

見た目や性能にいくつものアイデアが考案され、
自分の出したい音や好みの見た目のアンプを
選ぶことが出来ます。

アンプの種類:スタックアンプ

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「スタックアンプ」とはスタック(=積み上げ)という名前の通り、電気部分のアンプヘッドと
スピーカー部分のキャビネットから成るアンプ構造を指します。

「アンプヘッド」とはパワーアンプ(メインアンプ)とプリアンプ(コントロールアンプ)
が一つにまとまったスタックアンプの電気部分。
言うなればアンプの心臓部分です。
基本的には同一メーカーのアンプヘッドとキャビネットを積み上げて使用しますが、
自分だけの音を作りたいということからあえて別メーカーのもの同士で積み上げることもあります。

「キャビネット」とはスタックアンプのスピーカーの部分で、ここからギターの大きな音が
出されます。以下で紹介するコンボアンプとは異なり、電気部分を持たないので「完全な密閉状態」を保てる点がメリットとされています。

またパワーアンプとプリアンプの部分に用いられる増幅回路の種類によってギターアンプの
呼び分けや出力される音色も変化します。

種類としては「真空管」と「トランジスタ」があり、下記のマーシャル「JCM2000」は真空管、
コンボアンプで紹介しているローランド「JC-120」はトランジスタから成っています。

「真空管アンプ」からは暖かくて柔らかいサウンドが出力され、
音の͡コシや粘りといった特徴があります。

一方「トランジスタアンプ」からは冷たくて堅いサウンド
が出力され、こちらは真空管に必要とされる定期的なメンテナンスが不必要の為、
故障しない限り永久に使い続けることが出来るといった特徴があります。

「スタックアンプ」の有名機としてはマーシャルの「JCM2000」。
下記で述べているローランドの「JC-120」と共に
全国のスタジオやライブハウスで見かける事の出来るアンプの一つです。

アンプの種類:コンボアンプ

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「コンボアンプ」とは上記で紹介したスタックアンプとの違いは
アンプヘッドとキャビネットが一つになっていることです。

パワーアンプ・プリアンプ・キャビネットの部分も一台に収まっていて
コンパクトなシルエットが特徴です。

自宅で使用する小さめのアンプや持ち運びできる超小型のアンプも種類としては「コンボアンプ」
という分類になりますが、
一般的にはローランド「JC-120」のような
大型で迫力のある大音量を出せるコンボアンプのことを指します。

「コンボアンプ」の有名機としてはローランドの「JC-120」が挙げられます。
こちらも上記のマーシャルと同じようにどこのスタジオやライブハウスに行っても見かける機器。
持ち運びも比較的容易であることがメリット。

アンプの選び方

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まず注目すべきは音量です。

エレキギターの音を増大させることが根本的な目的ですから、どれだけの音を出したいのか
というのは重要な判断基準となります。

アンプは電気製品なので音を出力する際には「ワット(=消費電力)」で表記されます。
ワット数が大きいほどアンプとして大きな音を出せるということになります。

  • 自宅:10ワット
  • ライブバーや小さなライブハウス:30ワット
  • 大きな会場でのライブ:100ワット
が大まかな目安とされています。

その次にアンプの大きさなども重要な判断基準となると思います。

エレキギターとアンプは常に一緒に使用することになるので仮に自宅用を購入するならば
上記で述べたワット数も考慮しながら出来るだけ小さいものが良いと思います。

アンプの種類・特徴:まとめ

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いかがでしたでしょうか。

本記事ではアンプ(ギターアンプ)の特徴と種類についてご紹介していきました。

これからエレキギターを始める方やアンプについて知りたいと思っている人の参考になれば幸いです。

 

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