【星野源】朝ドラ「半分、青い」の主題歌には『アイデア』が抜擢された!曲について独自に徹底考察!
NHK連続テレビ小説「半分、青い」の主題歌に抜擢された星野源の「アイデア」が面白い。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの星野源。楽曲「アイデア」の歌詞にも注目が集まっています。どのような楽曲でしょうか?今回は星野源「アイデア」の歌詞や曲について徹底考察いたします!
それでは次は歌詞を見ていきましょう。
おはよう 世の中
夢を連れて繰り返した
湯気には生活のメロディ
鶏の歌声も
線路 風の話し声も
すべてはモノラルのメロディ
朝ドラの主題歌だけに、お茶の間に朝の挨拶です。朝一杯のコーヒーで今日も頑張りましょう。モノラルのメロディは主人公の失聴を意識しているのでしょう。
涙零れる音は
咲いた花が弾く雨音
哀しみに 青空を
つづく日々の道の先を
塞ぐ影にアイデアを
雨の音で歌を歌おう
すべて越えて響け
時には涙が溢れるような事もあるけど、いつだって青空はそこにあるんだよ。悲しみの雨の後には希望の虹がかかるよ、とそこまでは言っていませんが、ポジティブシンキングな雰囲気で1コーラス目は終わります。
おはよう 真夜中
虚しさとのダンスフロアだ
笑顔の裏側の景色
独りで泣く声も
喉の下の叫び声も
すべては笑われる景色
2コーラス目では曲調がガラリと変わり「おはよう 真夜中」ここがこの曲の肝なんじゃないかと思うくらい憎いですね、このフレーズ。このフレーズが言いたくて曲を作る、みたいな事ってあると思います。意味を超えた感覚ですが。とにかく、2フレーズ目では1番と対照的な視点で夜の面、影の面を描いています。
生きてただ生きていて
踏まれ潰れた花のように
にこやかに 中指を
つづく日々の道の先を
塞ぐ影にアイデアを
雨の音で歌を歌おう
すべて越えて響け
おそらくですが、ここも言いたかったフレーズでしょう。そうです、「にこやかに中指」ですね。このフレーズには星野源的な反骨精神、みたいなものが感じられます。そして感じさせたかったのではないでしょうか。雑草のように踏み潰されても、光を信じて、ちょっとしたアイデアを。軽く笑えるユーモアを。全て欲しがる欲望を。そんな感じなのです。
闇の中から歌が聞こえた
あなたの胸から
刻む鼓動は一つの歌だ
胸に手を置けば
そこで鳴ってる
つづく日々の道の先を
塞ぐ影にアイデアを
雨の中で君と歌おう
音が止まる日まで
どんなに今寂しくても、胸に手を当てれば、君の中に歌は生きているんだよと。ガットギターで星野源は優しく歌います。そして次にサビでは“君”と歌おうと、作中の主人公と寄り添うように歌っています。
ドラマを盛り上げる事をしっかりと意識して作られたのが伝わってきます。
星野源「アイデア」の歌詞と曲を徹底考察!のまとめ
ドラマ「半分、青い。」の主題歌である星野源の「アイデア」について独自の考察をいたしました
。
ドラマに対して、見ている視聴者に対して、そして星野源ファンに対して、非常に行き届いた良質な楽曲だと、再確認いたしました。
これからも彼の作る楽曲、その世界観、そのナイスアイデアからは目が離せなそうです。
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