ドンシャリとはどんな音?メリット・デメリットをご紹介!【ドンシャリ系/サウンド】
ドンシャリの音の説明とドンシャリで使われない「中音」の音の紹介。ドンシャリとギターのコラボレーション。ドンシャリの好きな人と嫌いな人の特徴。
ドンシャリとはどんな音?
皆さんは、ドンシャリという言葉を聞いたことがありますか?
ドンシャリという言葉は、「高音域」と「低音域」が混ざっている音で、「中音域」が少ない音のことです。ドンシャリという言葉を知らなくても、誰もがどこかで聴いたことのある音なのです。
一方、一曲の中で、7割程度は「中音域」と言われています。
中音域は、どんな音?
「中音域」とは、一般的に「高音域」「低音域」よりも歌いやすい音です。主に男性歌手に歌われることが多く、カラオケで人気があります。
例えば、
「ジャニーズ」、「EXILE」、「RADWIMPS」、「平井堅」、「コブクロ」、「レミオロメン」、「ポルノグラフィティ」、「LUNA SEA」、「CHEMISTRY」、「サザンオールスターズ」、「SOPHIA」
などです。
「EXILE」の「VICTRY」で、「中音域」の音をご確認ください。
このような音が「中音域」がメインの曲です。
音域の幅が狭く、同じ高さで歌えるので、歌いやすい曲ですね。これなら、男性の皆さんもカラオケできっと上手く歌えるはずです!
では、「高音域」「低音域」のドンシャリは、どんな曲でしょうか?
「高音域」や「低音域」の多い曲は、ドンシャリと言われています。「ドンドン」などの「低音域」は、「重低音」とも言えるでしょう。また、「シャカシャカ」などの音は、「高音域」です。
ロックミュージックやダンスミュージックなどでよく聴かれる音です。
80年代に登場した「シンセサイザー」を使ったサウンドにドンシャリをバッキングしたギターとのコラボレーションがとても人気がでました。
カッコいいギター・ソロの「DOKKEN」の「TOOTH AND NAIL」をお聴きください。
ドンシャリと「中音域」との違いがわかりましたか?
日本人は、ドンシャリの音をよく好むと言われています。少し高価なヘッドホンで「重低音」設定にして聴いてみてください。日中の誰もいない部屋で大音量のスピーカーで聴いてみるのも良いかもしれません。きっとドンシャリ音に魅了されること間違いなしです。
ドンシャリのメリット
ドンシャリサウンドが好きな人にとっては、「ROCK」、「EDM」、「TRANCE」、「TECHNO」などのジャンルには、目がないでしょう。
自分の部屋でヘッドホンやスマホ片手にイヤホンでドンシャリサウンドにひたるも良し、ライヴに行って、みんなと盛り上がるも良し、落ち込んだ時に元気を出すためにイヤホンで聴くのも良いでしょう。
歌詞を重要視する「POPS」や「バラード」に比べてテンションを上げたい時に聴くにはもってこいの音楽ジャンルです。
ドンシャリのデメリット
ドンシャリとは、「高音域」「低音域」が主なサウンドです。ですので「中音域」があまり目立ちません。
そして、ドンシャリが主な曲は、歌詞がなくサウンドだけの曲もたくさんあります。
言い換えると、騒がしい音なのです。
ゆったりとした爽やかな、又は、切ないサウンドで歌詞にひたりながら曲を聴きたい人には向かないでしょう。
「クラッシック」「バラード」などがお好みの人は、あまり楽しめないかもしれません。
まとめ
今回は、ドンシャリについて紹介してみました。
ドンシャリ音がとても好きだったのに今までドンシャリという言葉を知らなかった人も多いのではないでしょうか。
ドンシャリ系が好きではないあなたは、なぜ「ROCK」「EDM」などの音楽が好きでなかったか納得できたかもしれません。
好みは人それぞれですが、いろんな音があっての音楽です。これからも新しいサウンドが登場することと思います。その時は、ぜひ、注目してみてください。