【スピッツ】ドラマ主題歌にも起用された『楓』に込められた想いや歌詞の意味とは?

時代を超えて語り継がれるスピッツの名曲『楓』。胸が苦しくなるほどの切なさが詰まった『楓』には、いったいどんな想いや意味が込められているのでしょうか。今回は、スピッツ名曲『楓』のタイアップ情報や歌詞の意味などについて注目してみました。

記事の目次

  1. 1.今でも人気が衰えることのないロックバンドスピッツ
  2. 2.ドラマスペシャル「お母さんの最後の一日」の主題歌として起用された『楓』
  3. 3.『楓』に込められた想いや歌詞の意味を徹底解説
  4. 4.まとめ

今でも人気が衰えることのないロックバンドスピッツ

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1987年に結成され、1991年にメジャーデビューを果たしたスピッツ。

彼らによって生み出されたヒット曲は数え切れないほどあり、ただヒットしたというだけでなくいつまでも古びずに残り続ける名曲として愛されている楽曲がたくさんあります。

『ロビンソン』や『空も飛べるはず』、『チェリー』など、誰もが一つはスピッツの曲を口ずさめるのではないでしょうか。

スピッツのファンは年齢層が非常に広く、デビュー当時からのファンもいれば学生のファンまで、とにかく老若男女幅広い世代に人気のバンドです。

2019年には『優しいあの子』がNHKの連続テレビ小説「なつぞら」の主題歌に起用され、さらに同年、YouTubeに公開されている『ロビンソン』のMVの再生回数が1億回を突破。

『ロビンソン』がリリースされたのは1995年で、当時はまだ今のようにネットも普及しておらず現代のようにYouTubeなどのツールがさかんな時代ではありませんでした。

MVがYouTubeに投稿されたのはリリースから15年後の2010年で、そういった背景で公開された『ロビンソン』のMVが1億回再生を突破したのは大変な快挙であり、1990年代の楽曲で1億回再生を突破した初めての楽曲としても非常に注目を集めました。

デビューから25年以上経ってなお伝説を残し続けるところにも、スピッツというバンドのすごさを感じさせられます。

ポップでキャッチーで耳心地がいいメロディーや文学的で時には難解でありながら美しく心に響く歌詞、そして、ボーカルである草野マサムネの唯一無二の歌声に驚異的で圧倒されるほどの演奏技術。

とにかくどこを取っても非の打ち所がない天才的なバンドであるスピッツの人気は今でも衰えることはなく、時代を超えて評価されているのです。

ドラマスペシャル「お母さんの最後の一日」の主題歌として起用された『楓』

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スピッツの数ある名曲の一つである『楓』。

1998年7月7日にリリースされた楽曲で、『楓/スピカ』という両A面シングルで発売されました。

同年3月にリリースされたアルバム『フェイクファー』からシングルカットされたもので、アルバム『フェイクファー』は1998年4月6日付のオリコン週間アルバムチャートで1位を獲得しています。

『楓』はリリースから10年以上経った今でも色褪せない名曲として評価され、愛されている楽曲なのです。

過去にはテレビ番組で秦基博とSuperflyがコラボして『楓』を披露したり、2017年にはキリンの「午後の紅茶」のCMソングとして『楓』を上白石萌歌がカバーしたことでも話題となり、注目を集めました。

2010年に放送されたドラマスペシャル「お母さんの最後の一日」では主題歌に起用され、当時はそれに伴い『楓』の着メロ配信もスタートしました。

他にも、1999年に放送されたドラマ「Over Time-オーバー・タイム」の挿入歌やTBS系の番組「COUNT DOWN TV」のオープニングにも起用されており、過去には松任谷由実やクリス・ハート、BENIなどさまざまなアーティストにもカバーされています。

リリース当時から現在までさまざまな作品にタイアップされたりいろんなアーティストにカバーされているなど、時代を超える名曲であることがわかります。

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『楓』に込められた想いや歌詞の意味を徹底解説

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