相対音感とは?耳コピやハモリで活躍する相対音感のトレーニング方法ご紹介!
そもそも音感とは何か?耳コピとは何か?をはじめ、相対音感についてわかりやすく解説しました。
絶対音感との違いや、実際に行っている相対音感の鍛え方・鍛えるとできることについてもまとめています。
少しでも音感を鍛えたい方の参考になると嬉しいです。
相対音感とは?
まずはじめに相対音感とは、基準となる音の音階が分かれば、その次に鳴る音の音階がわかるというものです。
それに対し絶対音感とは、基準となる音がなくても、聞いた瞬間にピンポイントで音階がわかります。
また大きな違いとして、生活音が音階で聞こえるという点もあります。
線路の遮断機の音や救急車の音、また絶対音感を持っている人に学校のチャイムって「キンコンカンコンに聞こえるよね?」というと「えっ?ドミレソじゃん?」なんてのもよくある話です。
絶対音感は小さい頃(0〜5歳まで)に身に付けるもので大人になると鍛えられないのに対し、相対音感はトレーニングを積み重ねていくことで徐々に精度が増し鍛えることができます。
作曲ができるミュージシャンや楽器をほぼ即興で演奏するスタジオミュージシャンなどは、この相対音感が鍛えられている人がほとんどです。
またある程度の音楽理論を学ぶと、耳だけでなく知識として「この音はこの曲では使われていないな」ということもわかるようになり、相対音感の精度向上にも繋がります。
相対音感を鍛えることで音楽的な楽しさはもちろん、カラオケなどでも即興でハモリを入れることができたりするので、ぜひチャレンジしてみてください。
相対音感があれば耳コピやハモリで活躍できる!
相対音感があることで一番便利なのは、耳コピができることです。
耳コピと聞くと「楽器やってないし関係ないや」という人が多いですが、音楽に触れている人はみんな自然と耳コピをしているんです。
わかりやすい例を挙げるならカラオケです。
アーティストが歌っているメロディーラインをみなさん自然と耳コピしているんですよ。何の気なしに聞いている曲が歌えるようになる。そう考えると楽器で耳コピするのも簡単に思えてきませんか?
ただ演奏方法やその音が鳴る場所を知らないだけで、声を発する感覚で弾けるようになるまで練習すれば絶対にに耳コピはできるようになります。
耳コピできると楽譜代も一切かかりませんし、楽譜が出ていない曲を弾くことや楽譜が正確でないこともわかるようになっていきます。
またアレンジや即興演奏などもできるようになるので、周りの人たちからすごい!と思われること間違いなしです!
ハモルとは何か?
ハモルとは、ハーモニーを生み出すということです。
少し噛み砕いて説明すると、和音を生み出す、音楽的にいうとコードを鳴らすということになります。
ハモリにも色々な種類がありますが、よく使われるのが「3度ハモリ」というもので、基準となる音の3度上(半音で3つ上)の音を重ねます。また3度下の音を取る場合もあります。
これは楽器をやっていると普通にコードとして弾くので、自然と身についていきます。
メタルのギターではリードとバッキングがハモリソロを弾くなんてことも多いですね!
カラオケやライブでハモってみたい!という願望がある方は、歌の練習だけでなく何か一つ楽器をはじめてみるとわかりやすくなると思います。
中でもオススメの楽器はピアノです。
常に正確な音程が鳴り、音の場所が一目でわかりやすいという特徴があります。
相対音感を鍛えるのにもぴったりなことに加え、作曲するのにもすごく便利です。
絢香さんなどのゆっくり目のJ-POPから始めると挫折しづらいですよ!