音楽記号「poco(ポコ)」の意味を解説!
「poco a poco cresc.(ポコ・ア・ポコ・クレッシェンド)」、「poco rit.(ポコ・リタルダンド)」など、「poco(ポコ)」はクラシック音楽ではよく出てくる音楽記号ですね。
ここでは、音楽記号「poco(ポコ)」の意味をご紹介します。
音楽記号「poco(ポコ)」の意味とは?
poco(ポコ)とは、クラシック音楽で使われる音楽記号のひとつです。
イタリア語で「少し」「ほとんど~しない」という意味です。
少し控えめに演奏するイメージです。
以下のように、他の音楽記号とあわせて使われます。
poco rit.(ポコ・リタルダンド)
「少ししか遅くしないで」の意味です。
poco rall.(ポコ・ラレンタンド)
「少ししか遅くしないで」の意味です。
poco stretto(ポコ・ストレット)
「少し緊迫した感じで」の意味です。
poco cresc.(ポコ・クレッシェンド)
「少ししか強くしないで」の意味です。
poco dim.(ポコ・ディミヌエンド)
「少ししか弱くしないで」の意味です。
ちなみに、よく聞かれる「poco a poco(ポコ・ア・ポコ)」は「少しずつ」を意味します。
poco a poco cresc.(ポコ・ア・ポコ・クレッシェンド)
「少しずつ強くする」の意味です。
poco a poco dim.(ポコ・ア・ポコ・ディミヌエンド)
「少しずつ弱くする」の意味です。