2020東京オリンピックの開会式を盛り上げる豪華演出家たちに注目！各メンバーご紹介！

2020年は新型コロナウイルスが流行し、世界中が未曾有の事態の中で生きることとなりましたね。

ライブや各種イベントが中止などといった措置が取られる中で、日本にて開催が予定されていた東京オリンピック・パラリンピックも2021年に延期に。

そんな東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式を担当する演出家について次の段落でご紹介していきたいと思います。

2021年夏に開催予定の東京オリンピック・パラリンピック開閉会式は、狂言師として活躍されている野村萬斎さんや歌手の椎名林檎さん、振付師のMIKIKOさん、クリエイティブ・ディレクターの佐々木宏さん、菅野薫さん。そして映画監督の山崎貴さん、映画プロデューサーの川村元気さん、パラクリエイティブプロデューサーの栗栖良依さんが選出されていました。

しかし、2020年12月22日にこのメンバーでの演出チームが解散となり、新たに再編成されることが発表されました。


演出チームが解散となった理由としては、東京オリンピックパラリンピックが2020年に行われる予定だった時と、コロナウイルスが流行してからの大会では開催の意味合いなども変わってくることから、開閉会式に関しても当初のイメージとは変える必要があるためメンバーを新たに再編成することになったのだそうです。

また、当初のクリエイターで計画をするとアイデアをまとめることが難しいという判断もあったとのことです。

旧メンバーの中の1人として選出されていたクリエイティブディレクターの佐々木宏さんが総合統括として就任しました。


まずは佐々木宏さんの簡単なプロフィールを見ていきましょう。

名前：佐々木宏(ささきひろし)
生年月日：1954年10月18日
出生地：熊本県八代市

慶應義塾大学卒業。
その後電通に入社されました。
26年間電通にて勤務したのち、2003年に独立されました。
富士フィルムやJR東海、サントリーやソフトバンク、トヨタ自動車、全日本空輸、江崎グリコ、AEONなどといった数々の名作CMを制作。

ソフトバンクのお父さん犬シリーズや、サントリー「BOSS」のシリーズなど話題となったCMの演出が佐々木宏さんだったというものも多くあります。

有名CM作を多く手がけられてきた佐々木宏さんが率いる新チームでの演出は、当初の東京オリンピック・パラリンピック開閉会式にて予定されていたものよりは華美でないものをイメージしているとの情報がありました。


尚旧チームにて総合統括を担当される予定だった野村萬斎さんは、東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会アドバイザーに就任されるとの事でした。

また、総合統括として選出された佐々木宏さんは先程ご紹介したCMなどの演出だけではなく2016年にリオデジャネイロにてオリンピックが開催された際、安倍晋三前首相がマリオのキャラクターに扮して登場するという「安倍マリオ」という演出も企画された方です。

安倍晋三前首相が「TOKYO」とプリントされた赤い帽子をかぶって登場した安倍マリオは世界中に衝撃を与える演出でしたよね。

時間としては数分だったそうですが、日本以外の国の方々の心にもインパクトとして深く刻まれたとの声が多くあったそうです。

この演出は2020年に開催される予定だった東京オリンピック・パラリンピックに繋がる平和で明るくポップなイメージを表現したものだったとのこと。

そのポップなイメージは払拭した演出になるかもしれませんが、佐々木宏さんによる2021年東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の演出も期待したいところです。

野村萬斎さん率いる、豪華な演出チームが編成されていたのでそのチームで構成される東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式が非常に楽しみだっただけに今回の決断は残念でもあります。

世間的にも、敏腕なアーティストやクリエイターが集結することを心待ちとする声が多くあるのを私自身目にしていました。

しかし、新型コロナウイルスが流行したことによってこれまでとは状況が変わってきたことも頷けるので理解せねばならない点だと思います。

新チームで編成される開閉会式は勿論ですが、東京オリンピック・パラリンピック自体も2021年に安心できる状態で開催が可能か未だ不透明な状態ですので、今後また新たな動向が発表される可能性もありますね。

まずはコロナウイルスの流行が鎮静し、健やかな生活を送ることが出来る世界に戻ることを願っています。

佐々木宏さん率いる東京オリンピック・パラリンピック開閉会式演出の新チームによる今後の動向をチェックしていきたいですね。