生活密着型ラウドロック「打首獄門同好会」とは?代表曲など詳しくご紹介

インパクト抜群な名前のロックバンド「打首獄門同好会」。独特な世界観を持っているビジュアル系かと思いきや、その実は何とも日常感あふれる楽曲で多くのファンを魅了しております。今回は、そんなギャップのあるバンド「打首獄門同好会」についてご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.個性的なロックバンド「打首獄門同好会」
  2. 2.打首獄門同好会の活動歴
  3. 3.農林水産省から「FANバサダーロック」として表彰
  4. 4.打首獄門同好会メンバー紹介
  5. 5.打首獄門同好会の代表曲10選
  6. 6.打首獄門同好会の公式YouTube企画『10獄放送局』も面白い
  7. 7.『10獄放送局』主な企画一覧
  8. 8.まとめ

打首獄門同好会の代表曲10選

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ここでは、「生活密着型ラウドロック」の真骨頂でもある「打首獄門同好会」の代表曲を10曲、ご紹介いたします。共感できるものから、思わずくすっと笑えてしまうようなものまで、打首獄門の魅力あふれる楽曲にハマってみてはいかがでしょうか。

日本の米は世界一

2015年にシングル『日本の米は世界一 / New Gingeration』で発売された打首獄門同好会を象徴する代表曲。

ひたすらメニューやコメの品種などを連呼するといったシンプルな歌詞でありながらも、「日本の米は世界一」とご飯のありがたさ、そして美味しさを伝える楽曲内容になってます。PVではアシュラシンドロームの青木さんと千田さんが出演しています。

この楽曲は「打首獄門同好会」の公式YouTubeチャンネルで最多の市長再生数を誇っており、現在までに1150万回再生以上されてます。本楽曲をきっかけに打首獄門同好会のファンになった人も多く、中でも農家さんからのファンが増えたとインタビューなどで語っています。

ニクタベイコウ!

2017年10月11日に発売されたシングル『秋盤』に収録されている楽曲。

こちらは肉を中心に歌った楽曲で、聞いているとだんだん焼き肉や肉料理が食べたくなってくるという不思議な魅力を持った楽曲です。大澤会長の肉の部位シャウトも相まって、何回でも聞きたくなる、そんな楽曲に仕上がっています。

また、PVでは「自分ツッコミぐま」や「もぐらコロッケ」などでツイッターで人気のイラストレーター・ナガノさんによる可愛らしいイラストが挿入されてます。

島国DNA

2016年8月24日にリリースされた2ndシングル。米、肉と来て続いては「魚」にスポットを当てた楽曲。海産物や刺身、叩きといった料理を連呼し、魚への食欲を掻き立てるご飯推奨ソングとなっております。

PVでは漁船に乗り込み、海上で撮影するという大胆な内容になっており、また、PVの合間で魚を捌く人には「漁港」というバンドのリーダーこと船長で包丁担当の森田釣竿さんが出演されています。ちなみに、森田さんは打首獄門同好会初の武道館ライブにも出演し観客を沸かせております。

きのこたけのこ戦争

2017年1月25日に発売されたアルバム『やんごとなき世界』に収録された楽曲。度々ネット上で勃発する「きのこの山」「たけのこの里」の論争をモチーフにした楽曲。PVでは、8bitのイラストともにレトロゲームをモチーフにしたキノコタケノコ戦争が描かれているのが印象的です。

また、ライブでは観客が「キノコ派」「タケノコ派」に分かれて、突撃し合うモッシュ「ウォール・オブ・デス」が恒例となっています。ライブに参加した際は、どっち派かをよく考えたうえで体験してみてはいかがでしょうか。

筋肉マイフレンド

2020年に発表された楽曲。ご飯を食べるだけでなく、きちんと体も鍛えないといけないという、非常に健康的な楽曲。PVではアシュラの青木さんと大澤会長がジムで筋トレしているシーンなどがあります。

また、専修大学レスリング部の部員や新日本プロレスの覆面レスラー「エル・デスペラード」選手も登場し、画面のマッチョ率が高いPVとなっています。

88

 2013年10月15日にリリース されたアルバム『一生、同好会します』に収録された楽曲。大澤会長始め、河本さんなどが愛してやまないローカル番組『水曜どうでしょう』の企画「四国八十八か所巡り」をモチーフにした曲で、ひたすら寺の名前を連呼し、四国八十八か所内の印象的なセリフ「意味なし!」や巡礼の際に訪れたうどんや「山田や」など、番組ファンにとってはたまらない内容となっています。

また、PVでは実際に四国を訪れており、その巡礼した模様はYouTubeで公開されています。

猫の惑星

ベストアルバム『獄至十五』に収録。メタルな曲調で、ひたすら猫のことをほめちぎるという斬新な楽曲となっております。歌詞も「猫の住む星に 僕らは生きている」と、印象的な歌詞が多く、愛猫家にとってはたまらない曲です。

また、2018年に行われた「猫の惑星ミュージックビデオプロジェクト」にて、応募された総勢567本にも及ぶ猫の映像を厳選し完成したPVの仕上がりも素晴らしく、ただただ猫がかわいいという感想しか出てこない内容になっています。

カモン諭吉

2012年10月16日に発売された『獄門のすゝめ』に収録された楽曲。諭吉トはもちろん福沢諭吉の事で、お金のことについて歌っております。PVでは「カモン」にかけて「嘉門達夫」さんが登場するなど、非常に凝ったPVとなっています。

また、ライブではコーレスも恒例になっており、ひたすら福沢諭吉や野口英世と連呼する、欲望に忠実な楽曲となっています。ちなみに、2024年度から新紙幣が発行され、1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一へと変わります。…そしたら「カモン栄一」になるのでしょうか。

布団の中から出たくない

ベストアルバム『獄至十五』に収録。この寒い時期に誰しもが思う欲望を忠実に描いた楽曲。「布団の中から出たくない」「布団の外は寒すぎるから」と、冬の時期にピッタリな歌詞が非常に刺さります。

PVでは「こうペンちゃん」で人気のイラストレーター・るるてあさんによる書き下ろしアニメーションが公開されており、メタルな歌声と可愛いこうペンちゃんのギャップが癖になるPVとなっています。

サクガサク

2020年9月に公開された新曲。日本が誇る映像文化の一つである「アニメ」には欠かせない、「アニメーター」への応援ソングとなっています。過酷な状況から深刻なつくり手不足となっているアニメーターですが、夢を作る仕事であることには間違いない、と感じました。

PVでは『進撃の巨人』などのアニメ作品の監督を務めたアニメ会社「WIT STUDIO」の浅野恭司さんがキャラクターデザインをされていて、打首さんも可愛らしいアニメキャラクターになっております。

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打首獄門同好会の公式YouTube企画『10獄放送局』も面白い

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