【11選】世界的人気ハードロックバンド、KISSのおすすめ名曲ランキング11選！

『Crazy Crazy Nights』は1987年にリリースされた、14枚目のオリジナルスタジオアルバム『Crazy Nights』の一曲目を飾る楽曲で、シングルカットされヒットを放ちました。

アルバムはキッスらしいロックっぽさは影を潜め、シンセの分厚いサウンドが施された耳馴染みの良い売れ線狙いで、商業的には大成功を収めたと言えます。

売れる、ということはより多くの人に届けられるということで、決して悪いことではありません。

シンセサイザーを多用した、ラジオでかかりやすいポップさを追求した結果が、イギリスで初のトップ10入りという実を結んだ記念すべき作品です。

『Shout It Out Loud』(日本語訳は何と、狂気の叫び！)は、1976年にリリースされたシングルで、アルバム『Destroyer』に収録されています。

60年代のバンド、ホリーズの『I wanna Shout』から影響を受けている様ですが、ポールとジーン・シモンズは前身バンドのウィキッド・レスター時代にホリーズの楽曲をカバーしていました。

このアルバム『Destroyer』は後にリマスター盤が発売されましたが、その時にオリジナルのジャケットだと暴力的過ぎる、という理由で背景が差し替えられています。

ポール・スタンレーによる作品で、ラジオ向きのキャッチーでパンチの効いたこの楽曲はアメリカのTOP40に入るヒットとなっています。ライブで盛り上がること間違いなしのナンバーですね。

 

『Rock and Roll All Nite』は、1975年にリリースされたシングルで、3枚目のアルバム『地獄への接吻』に収録されています。

事務所の社長から『ライブでお客さんと一体となって盛り上がれる曲を作ってちょ〜〜だいっ！』と言われて書き上げた楽曲で、ライブのハイライトの定番曲となっています。

歌詞も内容が特に無い感じが素晴らしく、とにかく盛り上がろうぜ！という気迫の様なものを感じます。

『Calling Dr.Love』は、1976年の5枚目のオリジナルアルバム『地獄のロックファイアー』に収録されています。

タイトルは『メン・イン・ブラック』という映画の中で出てくる、病院の院内放送から取られたそうです。

ジーン・シモンズの作品で、彼の男らしいボーカルと魅力が良く現れている彼の代表曲です。

これぞKISSといったリフを中心としたキャッチーな曲構成で、エース・フレーリーのリード・ギターもこれでもかとばかりに輝きを見せています。

『Heaven's On Fire』は、1984年にリリースされた12枚目のオリジナルスタジオアルバム『アニマライズ』に収録されています。

『俺の血はお前の姿を見るだけで　沸きたっちまうのさ』とKISSらしい男くさい歌詞がハマっていますね。

この頃はリード・ギタリストにマーク・セント・ジョンが参加しています。化粧を落とした素顔のKISSのメンバーが演奏しているのを動画で観ることができます。

伝説的ロックバンド、KISSの有名曲、代表曲をご紹介してきました。長いバンドの歴史の中で、本当に沢山の名曲を生み出している彼らですが、昨年の年末に何と日本公演を行なってくれていました。

ベテラン中のベテランが若手バンドのようにステージを所狭しと駆けずり回り、ファンの心に熱いキッスを投げてくれました。

これが最後の日本公演ということだったのですが、ファンとしてはまだまだ元気な姿を見せて欲しいものです。