【14選】音楽の父、バッハの代表曲はこれ!押さえておきたい代表曲14選ご紹介!
多くの作品を生み出したバッハは日本で「音楽の父」とも呼ばれており、代表曲と言われるものだけでも数えきれないほどあります。バッハの楽曲を聞こうと思った時、何から手をつけたら良いか分からなくなることも多いでしょう。今回はバッハの代表曲を14選、厳選して紹介します。
バッハの名曲全集をご紹介
バッハの楽曲を聞くなら、名盤を購入するのがおすすめです。
今回紹介した14曲も収録されている音源を紹介します。
バッハの名曲おすすめ全集①:無伴奏チェロ組曲全集
こちらの『無伴奏チェロ組曲全集』は日本のチェリスト古川展生による作品です。
チェロの旧約聖書と称されているバッハの作品を、デビュー15周年を迎えた古川展生の演奏で楽しめます。
細部にわたって艶のあるサウンドを味わえる、素晴らしい作品です。
ちなみに古川展生は有名映画「おくりびと」の主題歌の、チェロのソロ演奏を担当しました。
バッハの名曲おすすめ全集②:カンタータ全集
バッハのカンタータ曲のベスト盤ともいえる商品です。
200曲以上の作品が収録されており、71枚のCDと2冊のブックレット、CD-ROMも1枚付属されています。
一流の演奏家が楽器を奏で合唱もプロのみが参加しており、良品という評価も多いです。
ただ『昇天祭オラトリオ』が収録されておらず、マスタリングが甘いというコメントもあります。
とは言え、この値段でこれだけの楽曲をいっきに聴けるのはお得です。
バッハのカンタータを、まずは全体的に把握したい方に特におすすめといえるでしょう。
J.S.バッハ:カンタータ全集
参考価格: 13,161円
バッハの名曲おすすめ全集③:ピアノ協奏曲全集
アンドラーシュ・シフによる、バッハのピアノ協奏曲のベスト盤です。
全体で1時間50分、2枚組の商品になっています。
発売年が1994年で、今聞くとやや音質が気になる方もいるかもしれませんがその分、生々しさを感じられる良い作品です。
隠れた名盤と言っても過言ではないかもしれません。
バッハのピアノ曲を聞きたいのであれば、こちらが最もおすすめと言えるでしょう。
バッハの名曲おすすめ全集④:無伴奏チェロ組曲全集
有名チェリストアンナー・ビルスマの、バッハの「無伴奏チェロ」2枚目です。
モダン・チェロが駆使されており、バッハのチェロ曲ならこの音源がベストなアルバムだと言っても過言ではないくらいの名盤だと思います。
1枚目と聞き比べると音が非常に鮮明になっており、豊かな残響とクリアな音像が味わえるでしょう。
舞曲の表現が心底素晴らしく、非常に生き生きとした演奏です。
バッハの名曲おすすめ全集⑤:リュート作品全集
リュートというのは弦楽器の1つで、バッハが関心を持った楽器でもありました。
リュートで弾く用の楽曲も残しており、その作品を収録したのがこちらの音源です。
ギター版はたくさん出ていますが、こちらはバッハが意図した内容をより深く推測し、作られていることが分かる内容になっています。
独特なタメがあるため好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ギター版ではなくちゃんとリュートで聴きたい方には非常におすすめの1枚です。
バッハの名曲おすすめ全集⑥:モテット全集
モテットとは声楽曲のジャンルです。
ほとんど葬儀用にバッハが作曲したものになっていますが、人の声の美しさが全面に出ている音源になっています。
こちらは輸入盤ですが、日本語の解説書も付いており訳詞もあって、言葉が分からずとも楽しめる内容です。
指揮は鈴木雅明によるもので、彼自身もバッハと同じチェンバロやオルガンを弾く奏者の1人でもあります。
バッハの名曲おすすめ全集⑦:ヴァイオリン・ソナタ全集
1999年3月・4月に録音されたもので鬼才と謳われているバイオリニスト、アンドルー・マンゼによる演奏音源です。
特徴的なのは『トッカータ・フーガニ短調』が、バイオリン用にアレンジし直したものが収録されていることでしょうか。
全部で2時間36分、ボリューミーな内容になっています。
バッハの名曲おすすめ全集⑧:フルート・ソナタ全集
バッハの解釈者であるフルート奏者オーレル・ニコレによる、2回目の録音音源になります。
厳選して真作5曲とされるもののみ収録されました。
1度めの録音より自由度が上がっており、非常に表現豊かな内容です。
日本のチェリスト藤原真理も参加しており、説得力のある演奏が聞けます。
デジタル録音なのでやや平たいサウンドではありますが、それでも演奏の素晴らしさが伝わってくる名盤です。
バッハの名曲おすすめ全集⑨:チェンバロ協奏曲全集
日本のチェンバロ奏者である渡邊順生によって録音された、バッハのチェンバロ協奏曲全集です。
曲の配列はコンサートを意識されたかのようなリアルさを感じ、ラウテンクラヴィーアという、リュート同様に羊の腸を用いて作られたガット弦が貼られているチェンバロを使用しています。
バッハ人気曲ランキング
バッハの作品は多すぎて、いざ聞こうと思っても何から手をつけたらよいのか分からなくなる方も多いと思います。
そういった時は人気曲ランキングを参考に選ぶのもよいでしょう。
バッハを愛するクラシックファンの意見を参考にした人気曲ランキングは、次の通りです。
1位 G線上のアリア
2位 無伴奏チェロ組曲
3位 主よ、人の望みの喜びよ
4位 小フーガ ト短調
5位 トッカータ・フーガ ニ短調
6位 ゴルトベルク変奏曲
7位 メヌエット ト長調
まとめ
「音楽の父」と呼ばれているバッハの代表曲を14曲、厳選して紹介しました。
数多くの作品を生み出したバッハの楽曲は、何から聞いたらよいのか迷ってしまいがちだと思います。
この記事を参考に、バッハの名曲の数々を楽しんで下さいね!
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