音楽用語「Fill in(フィル・イン)」の意味を解説!
音楽用語の「Fill in(フィル・イン)」の意味をご存知でしょうか?どこかで聞いた事があるけど、実際どんな楽器や場面で使われているか思い出せないという方も多いのでは?今回は音楽用語「Fill in(フィル・イン)」の意味や使われ方について解説していきます。
音楽用語「Fill in(フィル・イン)」の意味とは?
音楽用語「Fill in(フィル・イン)」とは、主にドラムやパーカッションなど打楽器における演奏技法の事を指します。
例えば、Aメロが始まり、8ビートで「ドッ パン ドド パン」という一定のリズムが7小節続いて、次のBメロに変わる際、8小節目だけ「ドン パパ ドン チー」など、違うフレーズを入れて、リズムが変わる部分です。
このようにFill in(フィル・イン)とは、一定のビートを繰り返していき、楽曲の繋ぎ目の部分で即興的なフレーズを入れ、変化をつけることを指し、楽曲の接続詞的な意味合いを持ちます。
ドラムで言えば、クローズハイハット・バスドラ・スネアで一定のビートを刻んでいた所に、タムやオープンハイハットを入れて、ひと段落入れる、そのような演奏技法になります。
日本では「オカズを入れる」という表現をする方も多いです。
Fill in(フィル・イン)をどんな風に入れていいか分からない方は、耳コピをして技術を盗むか、バンドスコアなどを参考に、音符で見てみると勉強になりますよ!
決まった形はありませんので、自分がカッコいいなと思ったフレーズをどんどん取り入れていってみてくださいね!