音楽用語「アゴーギク」の意味を解説!

演奏をする時、テンポを一定に保つことも重要ですが、曲想を理解した上でリズムやテンポにゆらぎを与えることがあります。これをアゴーギクと言います。アゴーギクがあることにより音楽はより自然なものとなり、また表現として豊かなものになります。

記事の目次

  1. 1.音楽用語「アゴーギク」の意味とは?

音楽用語「アゴーギク」の意味とは?

アゴーギク(ドイツ語:Agogik)とは曲想を解釈した上でリズムやテンポを意図的に伸び縮みさせることを言います。楽譜上では♩=120のようにテンポが指定されていることが普通ですが、練習など特殊な状況を除き、指定されたテンポを厳密に守って演奏すると、平板な演奏になりかえって表現としては適切ではありません。

曲想をきちんと理解した上でテンポに自らの解釈を加えることによって、音楽に息を吹き込むことができます。また、作曲者の方から求められることもあります。曲中に冒頭で示されたテンポとは異なる速度記号(rit.やaccel, tempoⅠなど……)が書かれている場合は、作編曲者からのアゴーギクのメッセージと考えてよいでしょう。

上に紹介した動画ではアゴーギクの他にデュナーミクという要素の解説もあります。アゴーギクが速度やリズムに関するゆらぎであるのに対し、デュナーミクとは強弱の変化で音楽に表情をつけることを言います(ダイナミクスと言ったほうが馴染みのある方もいるかもしれません)。

ピアノ独奏ならピアニストが曲の解釈をしてこのアゴーギクやデュナーミクを考えます。人数の多いオーケストラや吹奏楽では指揮者やコンサートマスターが指示を送って曲想をつけていきます。

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