【弦楽器】の種類・特徴について一覧でご紹介
弦楽器には大きく分けて3種類あることを知っていますか?その3つがさらに枝分かれしてできた種類を見ると、弦楽器にはかなりの数があるようです。いろいろな楽器を知ることで音楽そのものを、今以上に何倍も楽しめます。弦楽器の種類を厳選して一覧にし、特徴などまとめました。
弦楽器の種類⑧:エレキベース
電気式のウッドベースもエレキベースと呼ばれますが、基本的なエレキベースはギターに似たフォームで演奏します。
撥弦楽器のひとつで、ソロパートを演奏することもありますが、主に低音域を支える役割を担う楽器です。
弦は基本的に4本ですが、5弦ベースなどギター同様にさまざま種類が存在します。
弦楽器の種類⑨:チェンバロ
チェンバロ(cembalo)は英語ではハープシコード(harpsichord)といい、撥弦鍵盤楽器に属しています。
見た目はピアノに似ていますが、サウンドは全く異なり大きさもさまざまです。
弦楽器の種類⑩:胡弓
胡弓(こきゅう)は擦弦楽器であり、日本の伝統楽器です。
3弦・4弦楽器で、胴部分が四角いのが特徴になります。
明治時代にはバイオリンや擦弦楽器全般を胡弓と呼んでいたそうです。
弦楽器の種類⑪:二胡
二胡(にこ)は擦弦楽器のひとつで、中国の伝統的な楽器です。
日本ではしばしば「胡弓」と混合されますが、二胡は胡弓より弦が少ない2弦楽器になります。
胴部分の形も胡弓と違って丸いです。
弦楽器の種類⑫:馬頭琴
馬頭琴(モリンホール)はモンゴルの楽器で、擦弦楽器の一種になります。
バイオリン属の楽器とは違い、2本の弦を演奏する際のノイズも一緒に楽しむのが特徴的です。
弦楽器の種類⑬:ピアノ
ピアノは鍵盤楽器として知られていますが、打弦楽器でもあります。
アップライトピアノだと外から見えづらいですが、グランドビアノの蓋を開けるとたくさんの弦が並んでいるのがわかるでしょう。
この弦がピアノの音を生んでいます。
変わった弦楽器
一般的によく知られている弦楽器を紹介してきましたが、世界には次のようにとても珍しい弦楽器があります。
見た目やサウンドを確認してみましょう。
ハーディー・ガーディー
ハンドルを回して演奏する楽器です。
このハンドルが弦をこすって音が出るので、擦弦楽器の一種になります。
ツィター
琴を小さくしたような見た目で、親指にピックをはめて主旋律を弾き、他の指で伴奏を弾きます。
メロディー弦と伴奏弦に分かれている、擦弦楽器のひとつです。
まとめ
弦楽器には他にも数えきれないほどたくさんあります。
弦の種類や胴部分の素材、大きさや弾き方によってサウンドもさまざまです。
いろいろな弦楽器の存在を知ることで、今以上に何倍も音楽を楽しみましょう!
- 1
- 2