【14選】電子ピアノの選び方!おすすめモデルを一覧でご紹介
電子ピアノの購入は、数が多くて何がよいのか迷ってしまいます。そういった時はプロもおすすめするクオリティの電子ピアノを、あらかじめいくつか知っておくとよいです。専門家からも評価の高いおすすめの電子ピアノ14選の一覧と、購入時の選び方など役立つ情報をまとめました。
電子ピアノとピアノの違いは?
電子ピアノは電気を通して音色が出る、すなわちデジタル化されたピアノのことです。
電子ピアノの反対が生ピアノで、アップライトピアノやグラウンドピアノなどのことを言います。
アコースティック楽器である生ピアノが本体内部の弦を弾いて演奏するのに対して、打鍵した時に内部のセンサーなどが反応し音色が鳴るのが電子ピアノです。
生ピアノは高額な上にスペースを取り移動が困難ですが、電子ピアノは持ち運びができます。
ヘッドホンをつけて練習することも可能なので、時間帯や騒音問題などを気にする心配もありません。
そういった利点から、電子ピアノの購入を考える方は多いようです。
電子ピアノの選び方
本物のピアノの音に近ければ近いほど、電子ピアノの価格は高いです。
購入する電子ピアノの選び方として、予算と一緒にチェックしたほうがよいポイントをいくつか踏まえておく必要があります。
生ピアノに比べてリーズナブルとは言え、電子ピアノもそれなりに高額です。
口コミなどで購入者の声を参考にしながら、次のことを確認しつつ満足いくものを購入しましょう。
タッチで選ぼう
生ピアノに近いタッチのものを選ぶことは重要です。
タッチが軽すぎると、自宅じゃない場所でいざ生ピアノを弾いた時に指が上手く動きません。
反対に重すぎても感覚が違うので、手元に狂いが生じる場合があります。
さらにもし購入前に実際に電子ピアノの本体に触る機会を得られたなら、弱くタッチした時の音と強くタッチした時の音の感じを、生ピアノと比較してみるとよいでしょう。
比較した際に生ピアノの感じと、違和感がなるべくないものを選んでください。
タッチの感覚がリアルかどうかも価格によるところですが、ものによっては近しい電子ピアノがあります。
触れられない場合も、この点について書かれた口コミなどをしっかり確認した上で購入しましょう。
サイズで選ぼう
本物の生ピアノに近い電子ピアノを入手したいのであれば、生ピアノと同様の88鍵の購入をお考えでしょう。
88鍵は鍵盤の数が多いので、生ピアノほどではないですがそれなりに場所を取ります。
購入時に板とねじで組み立てるスタンドが付属されているものがありますが部屋のスペースが狭く、弾く時以外しまっておきたい場合は、ワンタッチで組み立てられるスタンドを購入するのがよいです。
少々重量はありますが、1人でもセッティングすることができます。
Dicon Audio KS-020 Keyboard Stand X型キーボードスタンド ダブルレッグ
参考価格: 3,880円
音色で選ぼう
昨今は各鍵盤メーカーが競うように、本物の生ピアノに近い電子ピアノを追求し販売しています。
一番よいのはやはり実際に、楽器店で実物に触って聴くことが確実なのですが、難しい場合も多いでしょう。
そういった時にはメーカーのホームページなどでデモ音源を投稿している場合があるので、口コミと一緒に確認してみるとよいです。
また電子ピアノには、音色を変えることができるものがあります。
生ピアノ以外のいろいろな音を試してみたい場合、音色の数を重視して購入を決めるのもよいです。
気になる方はチューニング(ヘルツ)をどのように変更するかも、確認しておくとよいでしょう。
電子ピアノのそれぞれ特徴ご紹介
鍵盤で人気のメーカーといったらYAMAHA・Roland・CASIO・KORG・KAWAIの5社といわれています。
それぞれのメーカーごとにも大きく違いがあるようです。
どこのメーカーの電子ピアノを購入するかを決めておけば、数ある電子ピアノの中から何を購入するか選びやすくなります。
電子ピアノのメーカーごとの特徴①:YAMAHA
1900年に日本で初めてアップライトピアノを製造したのがYAMAHAです。
YAMAHAは鍵盤だけではなく、管楽器や打楽器など楽器全般の製造を取り扱っています。
初心者も手をつけやすい安価で安定している楽器も多く製造しており、プロ・アマチュア関係なく馴染みのある会社のようです。
しかし他のメーカーを比較してYAMAHA内のブランドは数が多く、機材によって音色もタッチも大きく異なります。
YAMAHAは最も安心できる会社ですが、ものによって全く違うので購入前にしっかり確認しておきましょう。
電子ピアノのメーカーごとの特徴②:Roland
Rolandは電子楽器を製造するメーカーとして設立されました。
鍵盤をタッチした時の力加減によって、音量と音色を変化させる「タッチセンス」という機能がついた電子ピアノを初めて販売したのはRolandです。
よい電子ピアノを追求し続けているRolandの鍵盤は、画期的なものが多くあります。
生ピアノは木製ですが、電子ピアノの鍵盤に木材を使用することによって本物に近いタッチになることもRolandが発見しました。
新しいもの好きの方や他のメーカーにない電子ピアノが欲しい場合は、Rolandから探すとよいでしょう。
電子ピアノのメーカーごとの特徴③:CASIO
デジタルカメラや電子辞書なども製造しているCASIOですが、電子ピアノも多く販売しています。
販売台数も他メーカーをしのぎ第1位で、電子楽器の製造は30年以上です。
価格も他と比較するとリーズナブルで、シンセサイザーなどもCASIOは人気になっています。
グランドピアノの木製の鍵盤をそのまま使用し製造された「GPシリーズ」は音大生からも好評な電子ピアノで、販売当初かなりの話題になりました。
電子ピアノのメーカーごとの特徴④:KORG
Roland同様にKORGも電子楽器を主に取り扱っているメーカーで、高い技術を持っていることでも知られています。
KORGを使用していたことで有名なのは坂本龍一やビヨンセのキーボーディストなど、著名なミュージシャンが多いです。
コンパクトでスタイリッシュな電子楽器の製造が、KORGのコンセプトになっています。
見た目にもこだわっていますが、音色も美しいと好評です。
タッチ感もしっかりしており、多くのポピュラーミュージックの音楽家が扱うのも納得のメーカーといえるでしょう。
電子ピアノのメーカーごとの特徴⑤:KAWAI
KAWAIはコンクールでも使用されている、安心と実力のメーカーです。
初心者向けの商品も多く、手ごろな価格の電子ピアノが目立って販売されています。
タッチ感は木製の鍵盤とほぼ同様ながら、コストパフォーマンスが抜群なのも人気の理由です。
電子ピアノで本物のピアノに近い感覚を味わいたいのであれば、KAWAIがもっともおすすめでしょう。