ギタリストの必需品「カポ(カポタスト)」とは?付け方・選び方もあわせてご紹介

ギターを弾く人にとって必需品のカポですが、種類がいっぱいありすぎて何を購入したらよいのか迷ってしまうし、付け方がよくわからない時もありますよね。いざギターを弾こうとした時に手元にカポがなかった時のためのお役立ち情報を含め、カポの付け方や選び方をまとめました。

記事の目次

  1. 1.カポ(カポタスト)とは
  2. 2.カポ(カポタスト)の付け方
  3. 3.カポ(カポタスト)の選び方
  4. 4.カポ(カポタスト)の代用品は何かないの?
  5. 5.まとめ

カポ(カポタスト)の選び方

Photo byakd835

カポにはさまざまな種類があるので、どれを購入したらいいのか迷ってしまいますよね。

そういった時は、値段と合わせて次のことに注意しながら選ぶとよいです。

ギター用カポ(カポタスト)を選ぶ時の注意①:使いやすさ

Photo by mattbuck4950

何と言っても使いやすさが1番大事です。

初心者の方やスタンダードな使い方をしたい場合は、クリップタイプやスクリュータイプなど、簡単に装着できるものがおすすめです。

ものによって必要な力加減が変わってくるので、もし店頭で選ぶ際に商品に触れることができるなら、実際に握ったりネジの具合を確認してから購入するとよいでしょう。

ギター用カポ(カポタスト)を選ぶ時の注意②:大きさ

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カポを持ち運ぶ時のことを考えましょう。

ピックと一緒に持ち運びたい時、ピックケースや袋のサイズはどれくらいでしょうか?

クリップタイプは結構大きいので、ケースや袋からはみ出ることがあります。

その点も注意して選んでみましょう。

ギター用カポ(カポタスト)を選ぶ時の注意③:機能

最近のカポには高機能なものがあります。

先ほど紹介したゴムタイプのカポタストのように、曲の途中でスライドさせるだけで移調するものや、弦それぞれにカポのオンオフが可能になっているものも販売されているのです。

こういった高機能なカポを使用することで、オリジナリティあふれるサウンドを体感できるでしょう。

ギター用カポ(カポタスト)を選ぶ時の注意④:デザイン

Photo by FolsomNatural

機能性や利便性はもちろんですが、やはりデザインも大事にしたいですよね。

実際に自分が使っているギターがどんなデザインなのか、そのカポのデザインに自分のギターは合うかどうか、考えてから選んでみましょう。

カポ(カポタスト)の代用品は何かないの?

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ギター弾きはピック・チューナー・ピックホルダーなどを忘れたり失くしたりすることが多いですが、カポもまた例に漏れません。

ギターは持っているのにカポを忘れたり失くした時の代用品は、いざという時に知っておきと便利でしょう。

割り箸と輪ゴム

割り箸輪ゴムがあれば、カポの代用品を作ることができます。

輪ゴムがない時はヘアゴムを使いましょう。

作り方は以下の通りです。

  1. 割り箸を適当な長さにカットします。
  2. 怪我などしないように、カット部分をやすりなどで削って滑らかにしてください。
  3. カットした割り箸をカポしたい場所のフレットに当てます。
  4. 輪ゴム(ヘアゴム)を交差させるようにくくり、割り箸の両端に引っ掛けて固定してください。

鉛筆(ペン)と輪ゴム

鉛筆やペン輪ゴム(ヘアゴム)でも、簡易的にカポを作ることができます。

ペンの場合は、できるだけ太いものを選ぶとよいです。

円形なので難しい場合もありますが、その分ゴムで強度を調整しましょう。

  1. 鉛筆(ペン)をカポしたい場所のフレットとネックの両側に、挟むようにあてます。
  2. 輪ゴム(ヘアゴム)を交差させてくくり、両方の鉛筆(ペン)を固定してできあがりです。

リストバンド

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一般的なリストバンドではなく、ベルト式やマジックテープタイプのリストバンドだと上手くいきます。

フレットにしっかり固定させるだけで、簡易カポのできあがりです。

ただし布製なので通常のカポのように、しっかり音が出るわけではありません。

自宅での練習などにはよいですが、ライブなどには向かないでしょう。

Photo byds_30

太くて固めの紐をぐるぐるとしっかり巻き付ければ、カポの代用になります。

細い紐だと千切れてしまったり、力がかからないので上手くいきません。

弾いている指に当たらないような場所で、しっかり固定してください。

ただしこの方法は、カポの位置をずらすことができないので不便です。

巻き付けるより先に、それを踏まえておきましょう。

誰かに押さえてもらう

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誰かに押さえて貰う方法は、楽しく演奏できるという点でもよいです。

いわゆる「人工カポ」という方法ですが、紹介した中では一番きれいに音が出るかもしれません。

しかし、これは言うまでもなく周りに誰かいないとできない方法になります。

まとめ

Photo by Michel Curi

カポ(カポタスト)は演奏・サウンドの幅を大きく広げてくれるギタリストの必需品です。

ものによって付け方も機能も、このように違うのですね。

今回の記事を参考に、自分に合ったカポを店頭で見つけてみてください。

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