フルートの運指を上達させるには？おすすめの練習方法ご紹介！

美しい音色でソロとしてもアンサンブルとしても楽しめるフルートは管楽器の中でも人気の高い楽器です。吹奏楽やオーケストラでもロマンティックなシーンや神秘的な場面で登場する美しい音色が特徴です。
そして今ではクラシック音楽だけでなくジャズやポップスなど幅広いジャンルの音楽を演奏できます。

今回はフルートを始めるにあたって抑えておきたい演奏のコツ、練習方法をご紹介します。
 

フルートは、頭部管、胴部管、足部管の３つからなる木管楽器です。頭部管は円錐型で、胴部間に向けて徐々に太くなっています。胴部管と足部管は同じ太さの円筒型です。

材質は様々で、洋白（洋銀）、銀製、金製、木製のフルートがあります。
趣味として始める方には比較的安価な洋白のフルートの人気が高く、音大生やプロの演奏家は銀製や金製のフルートを持つ方々が多いです。

また、フルートは元々木製のフルートから歴史が始まったことから木管楽器に分類されています。
 

横吹きのフルートは中央アジアが起源であると考えられています。
ルネサンスの頃（14世紀〜16世紀頃）、ヨーロッパにおいてフルートは貴族から民衆まで幅広い場面で、様々なところで演奏されるようになりました。

昔のフルートは現在のものとは違い、木製でキーの数も少なく、音が小さく音程をとるのも不安定な楽器でした。

現在のフルートが生まれたのは1847年、テオバルト・ベームによって制作されました。これによってキー操作や音色の響きが大きく改善され、フルートが人々にさらに愛されるきっかけとなりました。

 

フルートはコツを掴めば音を出すことは難しくありません。初めの数ヶ月でトレーニングし、感覚をしっかりと掴めば様々な演奏方法で音楽を楽しめる楽器です。音域も幅広く細かいパッセージも演奏しやすい楽器なので、今まで音楽に関わってこなかった初心者の方にもオススメです。