マキシマムザホルモン『絶望ビリー』の中毒性が半端ない！歌詞や想いを徹底考察

「絶望ビリー」はアニメ「DEATH NOTE」のEDとして起用されました。


デスノートといえば、ある日、死神リュークが落とした「デスノート」を高校生・夜神月が拾うところから物語が始まります。
デスノートの説明書きによると、そのノートに人の名前を書くと、名前を書かれたものが死んでしまうというもの。
しかも、名前を書いたあとに死因を記入するとその通りになり、何も書かないと心臓麻痺で死ぬ。

ただし、名前と顔がわかってないと殺すことはできない。
と書かれていました。

これを利用して夜神月は、名前と顔が報道されている世界中の凶悪犯を全てを
心臓麻痺で殺すことによって悪者に制裁を下すというとんでもない殺人行為を行い始めました。

実際、ネット上では正義の殺し屋「キラ」の存在がささやれ、これを重く見た国際警察は謎の捜査官「L」の出動します。

「L」の天才的な推理によって「キラ」の正体は徐々に特定されていくが……

天才vs天才の高度な頭脳戦が非常に魅力的な漫画です。

アニメだけではなく実写映画化、舞台化もされ、映画では藤原竜也や松山ケンイチなど有名俳優が出演しています。
 

「絶望ビリー」には、一体どんなメッセージが込められているのか。
マキシマムザ亮君は、どのようなメッセージを歌詞に入れ込んできたのか。

まずは歌詞を読んでみましょう。

歌詞を読んで気づいた方もおられると思いますが、 「絶望ビリー」は「DEATH NOTE」のために書き下ろされた楽曲です。

デスノートの内容や、主人公である夜神月の心情、行動などが随所に入れ込まれているのが読み取れます。


"世の中に潜み落下した
「アレ」はねえか？"

この歌詞の「アレ」とは、あきらかにデスノートのことだと分かりますよね？

"誰が書き換える世界の汚れは？"

というのも、夜神月の心情だったりが入れ込まれています。


“KILA"
We are the “KILA"
My name is “KILA"
Even your “KILA"

ここにでてくる"KILA"とは、主人公の夜神月がデスノートを使い、
犯罪者を抹殺していくことによって、ネット上で付けられた夜神月の別名称。
その"KILA"というワードをガッツリと歌詞に入れ込んでいます。



"免罪のワールド"   "制裁のワード"

このフレーズの中にもデスノートに関する内容がわからないように入れ込まれています。

ワールドを英語に直すと
「WORLD」

いかがでしたでしょうか？
「絶望ビリー」の素晴らしさが少しは伝わりましたでしょうか？

マキシマムザホルモンの楽曲の中には、今回紹介した「絶望ビリー」以外にも、魅力的な楽曲が沢山あります。

最近では、CMでも頻繁に楽曲が使われるなどして、マキシマムザホルモンの認知度も昔よりぐんと上がってきました。

マキシマムザホルモン楽曲には、キャッチーなメロディーがとても目立つので、歌詞の内容を気にする方は少ないと思います。
しかし、マキシマムザ亮君は歌詞にもすごい拘って楽曲制作をされていますので、是非、歌詞の意味にも注目してマキシマムザホルモンの素晴らしさがより一層伝わってくれたら幸いです。