【THE HIGH-LOWS】といえば『日曜日よりの使者』!曲に込められた想いを徹底考察!

ザ・ブルーハーツ解散後にヒロトとマーシーが結成したバンド『THE HIGH-LOWS』その代表曲として今も人気の高いナンバー『日曜日よりの使者』。歌詞も印象的ですよね。今回は『日曜日よりの使者』について、その歌詞や魅力を考察していきます。

記事の目次

  1. 1.THE BLUE HEARTS一部メンバーを中心に結成されたTHE HIGH-LOWS
  2. 2.THE HIGH-LOWSといえば『日曜日よりの使者』
  3. 3.『日曜日よりの使者』に込められた想いを徹底考察
  4. 4.まとめ

『日曜日よりの使者』に込められた想いを徹底考察

ではここから、THE HIGH-LOWSの『日曜日よりの使者』の歌詞を紐解き、その意味を考えていきたいと思います。ダウンタウンの松本人志は一体どんな関係があるのでしょうか?

一説によると、甲本ヒロトがひどく落ち込んでいた時、まだこの頃は解散して間もない頃ですね。やはり色々思い悩んだ事があったのでしょう。

一時は自殺を考えた事もあるともいいます。まあ、生きていればそんな時は誰もが、もしかしたらあるのかも知れません。

そんな時、ふとテレビをつけました。ヒロトはかなりのテレビっ子で、その昔ブルーハーツ結成間もない頃、マーシーとバンドの話合いをしている最中に『バッテンロボ丸』を見に行ってしまったヒロトに、マーシーが激怒して『こんなものがあるからいけないんだ!』とテレビを撤去してしまったのはファンの間では有名な話です。

この2人は本当に最高ですね。本当にマーシーはカッコいいし、ヒロトは可愛いですね。

話が逸れてしまいました。そのふとつけたテレビにはダウンタウンが出ていました。ひどく落ち込んでいたはずのヒロトでしたが、番組を見ているうちに大笑いしてしまったそうです。

『あれ、俺まだ笑えるじゃないか。』そう思ったヒロトは、自殺を思いとどまったといいます。笑いの力って本当に凄いんですね。

その当時、日曜日にはダウンタウンの冠番組が2つありました。そこら辺の事からも、『日曜日よりの使者』とは、松本の事ではないか、と憶測が飛び交いました。それでは、歌詞を見ていきましょう。
 

このまま どこか遠く 連れてってくれないか
君は 君こそは 日曜日よりの使者

たとえば 世界中が どしゃ降りの雨だろうと
ゲラゲラ 笑える 日曜日よりの使者

遠くというのは実際の距離というよりも、精神的な状態の事でしょう。とても落ち込んでしまっていたとしたら、そういった重たい気持ちを投げ捨てて、軽い足取りでスキップなんか踏んじゃうような気持ちにして欲しいよ。といったところじゃないでしょうか。

ゲラゲラ笑える。本当にヒロトは思わず悩んでいた事も忘れて、ゲラゲラ笑ってしまったのでしょうね。人を笑わせるって、実はすごく高度な次元の事だと思います。やっぱり結局は面白い人がモテますもんね。


きのうの夜に飲んだ グラスに飛び込んで
浮き輪を浮かべた 日曜日よりの使者

適当な嘘をついて その場を切り抜けて
誰一人 傷つけない 日曜日よりの使者
 

ここ、凄く素敵ですよね。甲本ヒロトがそんじゃそこらのミュージシャンではない事を、如実に表している素晴らしい歌詞です。

昨日の夜に飲んだグラス、ですよ。まず、時間軸がもう、越えちゃってます。しかも、そこに飛び込んで浮き輪を浮かべちゃっています。プカプカと。あり得ない、あり得ないけど、何故か想像してしまう。この描写は凄いとしか言えません。その浮かんでいるのが、自分なのか、使者なのか、使者っていうか松っちゃんなのか。

歌詞の中では正解が語られることはありません。でも、それでいいんです。正解は聴く人に委ねられています。私もその浮かんでいるのが自分なのか、松っちゃんなのかは、分かりませんが、その表情はすっとぼけている事だけはハッキリと見えます。

そして、そのすっとぼけている事に、救われるのです。気持ちが何故か、ヒロトもきっとそうな気がするのですが、気が楽になるのです。
 

そしてそれに続く歌詞が、松本人志という人を本当に上手く表しているなあ、と思います。

『適当な嘘をついて その場を切りぬけて 誰ひとり傷つけない』

まさに松っちゃんの芸風です。まあ、嘘と言ってしまうと、ちょっと可哀想ですが、出まかせというか適当トーク、みたいな感じですかね。

 


流れ星が たどり着いたのは
悲しみが沈む 西の空

そして東から昇ってくるものを
迎えに行くんだろ 日曜日よりの使者

たとえばこの街が 僕を欲しがっても
今すぐ出かけよう 日曜日よりの使者

そして東から昇ってくるものを 迎えにいくんだろ
ってところが何故だか好きです。何かとてもポジティブなパワーを感じますね、言葉に。ヒロトの言葉選びは、絶妙なところを心地よくついてきます。決して外さない、必ず刺さるものがあります。

音楽番組などでも、何度も共演した事があるヒロトと松っちゃん。THE BLUE HEARTSの時すでに『ごっつええ感じ』に出演していましたが、その後もハイロウズのアルバムやシングルで、ジャケットのイラストを松本が描いていたりと、何かと親交があるようです。

松っちゃんが2009年に結婚した時などは、ヒロトが会場で『日曜日よりの使者』を歌ったという話もあります。やはり、使者は松本人志、なのではないでしょうか。
 

まとめ

THE HIGH-LOWSについて、そして彼らの名曲『日曜日よりの使者』について、その歌詞の意味や使者は誰なのか?についてまとめてきました。

この楽曲はついつい口ずさんでしまうような、親しみやすさがあります。そして、歌っていると前向きな気持ちになり、身体も元気が出てくるような、不思議なパワーをもったナンバーです。

ヒロト自身が弱っている時に書かれたものと思われますが、自分自身、この曲の持っているポジティブなエネルギーに力をもらっていたのではないでしょうか。

THE BLUE HEARTSのメンバーが宗教にハマって、スタッフやお客さんまで巻き込んでしまった事、そしてそれによりバンドが解体に向かってしまった事に、人一倍傷ついてしまっていたのかも知れません。

それでも、笑いによってエネルギーをもらい、それを歌にしてさらにパワーアップさせて、世の中に還元しているあたり、さすが真のプロミュージシャンであり、私の、音楽を愛する人々のヒーロー、ヒロトとマーシーです。
 

現在はザ・クロマニヨンズとして活動する彼ら。2006年に結成ですから、何気にジンクスを超えて、今までの最長記録バンドを更新しています。

ヒロト、マーシー、共に変わらない、どころかますますロック“キッズ”になっているのは驚くほどです。

憧れのヒーローは、今日もみんなの憧れのまま、愉快なロックを奏でている事でしょう。

関連記事

Article Ranking