超人気!?注目すべき日本人ピアニスト4人をご紹介!

ピアノは、「楽器の王様」「一人オーケストラ」と称される通り、広い音域を持つ素晴らしい楽器です。
そして、この楽器を美しく奏でる、有名なプロピアニストは、日本人にも外国人にも沢山います。
今回は、活躍めざましい、若手日本人の人気ピアニストを中心に紹介いたします

記事の目次

  1. 1.映画の題材になったり、今注目を集める「ピアニスト」
  2. 2.最近の日本人ピアニスト
  3. 3.注目すべき日本人ピアニスト4人
  4. 4.最近の日本人ピアニスト まとめ

映画の題材になったり、今注目を集める「ピアニスト」

有名どころでは、昨年大ヒットした「蜜蜂と遠雷」また、映画やドラマで話題になった「さよならドビュッシー」そしておなじみの「のだめカンタービレ」など、ピアニストを題材にしたものはとても多いですね。

初心者から上級者まで幅広く弾いて楽しめるため、人気楽器ランキングの順位も高いです。
また、曲を聴くことだけでも大きな楽しみを見つけることができます。

そして、映画やドラマの素材になるように、コンクールや演奏会など、ピアニストを取り巻く環境はドラマティックで華やかですね。

数々のピアノの名曲を奏でるピアニストは、歴代多くいますが、皆それぞれ豊かな個性や自分の音色を持っています。



 

最近の日本人ピアニスト

日本人プロピアニストは、やはり幼いころからレッスンをスタートした場合が多いようです。

そして、幼少のころから、コンクールの低年齢部門や、場合によっては、大人に混じってのコンクールで、最年少入賞するなど、頭角をあらわしていますね。

こういった若手アーティストの幼少のころの映像などでも、幼くして才能の片鱗が見て取れるのでチェックしてみるのもおすすめです。

ただ、近年は、英才教育一辺倒だけでなく、のびのびと音楽をやっていて、のちに大輪の花を咲かせる演奏家もいるのも興味深いところです。

また、かつては習い事ではピアノといえば、女の子のイメージが強かったですね。
歴代の有名ピアニストでは、女性を思い浮かべる方も多かったかもしれません。
が、最近人気のピアニストは、男性も多いのも面白いですね。

若き音楽家は、最近は商業デビューも早いですね。
その後音楽高校、音楽大学、また海外の音楽学校留学の中で、素晴らしい師や音楽仲間、一流の共演音楽家と関わることにより、才能に磨きをかけていきます。




 

注目すべき日本人ピアニスト4人

辻井伸行さん

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まずは、多くの方もご存じの辻井伸行さんです。
目のハンデを持ちながらも、素晴らしい演奏で私たちを魅了してくれるピアニストですね。

彼は1988年生まれで、幼いころからピアノの才能にあふれていました。
1998年、なんと10歳でオーケストラと共演してデビューしています。

2000年には初ソロリサイタル、2005年には「第15回ショパン国際ピアノコンクール」に最年少で参加し「批評家賞」を受賞と、とても若いころから活躍しています。

彼の名が一躍広まったのは2009年アメリカでの「第13回ウ゛ァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で日本人としては初めての優勝を勝ち得た時からでしょう。

その後は、日本の主要音楽ホールは勿論、アメリカ、ドイツ、イギリス、スイスなどでリサイタルやオーケストラとの共演を数多く行ってきており、現在に至ります。

海外公演では、アシュケナージ、ゲルギエフといった一流指揮者、ベルリンフィルや、ロンドンフィルなどの名門オーケストラとも数多く共演しています。

テレビのインタビューでもポジティブで明るい印象の辻井さん。

趣味は、スキー、スケート、登山、それにカラオケと、興味のベクトルも多彩な方ですね。
 

リスト「超絶技巧練習曲」より第五曲「鬼火」

小林愛実さん

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山口県出身で今年24歳という若手ピアニストです。
ピアノをはじめたのは3歳、7歳でオーケストラと共演し、9歳にして国際デビューをしたということです。
その後、2010年に「デビュー!」でメジャーCDデビューをしたのは14歳、2011年にはポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与されるという快進撃ぶりです。

2015年には、「第17回国際ショパンコンクール」のファイナリストに。
また、2018年にはワーナークラシックスとのインターナショナル契約を発表しています。

名門の、桐朋学園付属高校音楽科に全額全奨学金特待生として入学をし、2013年から現在、フィラデルフィア、カーティス音楽院に留学して現地で研鑽を積んでいます。

また、テレビ番組「題名のない音楽界」「クラシック倶楽部」「情熱大陸」などにも出演していますので、ご覧になった方もいるかもしれませんね。
これからがますます期待されるピアニストです。

Scherzo C sharp minor Op. 39

反田恭平さん

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反田恭平さんは25歳。

いわゆる「ピアノ英才教育一辺倒」で育ったのではない、やや異色なバックボーンを持ちます。
実は「サッカー少年」であったということですが、5年生の時のサッカー試合中のけが、「のだめカンタービレ」の影響などで、進路をピアノにシフトしたということです。
幼少のころの音楽レッスンは、英才教育というよりはのびのびと楽しんでやっていたようです。
が、音楽高校も奨学金を授与されており、桐朋音楽大学にもキャンパス党体制として入学、そして歴日本人では最高得点でモスクワ音楽院には主席入学など、やはり溢れんばかりの才能を開花させています。

2015年イタリアでの国際ピアノ協奏曲コンクール古典派部門で優勝し、ロシア国際音楽祭で劇場デビューをします。

2016年の日本デビューリサイタルでは、素晴らしい演奏で2000人の観客を虜にしました。
近年は、ラフマニノフピアノ協奏曲第5番日本初演、など新しいチャレンジも行い、音楽番組やテレビドラマの音楽などでも大活躍中です。

「悲愴/月光/熱情~リサイタル・ピース第2集」ミュージックビデオより

牛田智大さん

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まだ若干20歳とこれからがますます楽しみな演奏家ですが。

いわき市で生まれたすぐ後に、お父様の仕事の都合で上海に移り、ピアノもそちらで始めたということです。
5歳で、上海のの音楽コンクール年中の部で第一位を受賞。

2008年から2012年の5年間連続で、ショパン国際コンクールin ASIAで第一位受賞しています。

また、12歳では第16回浜松国際ピアノアカデミー・コンクールで最年少での一位を受賞し、この年に、やはり日本人ピアニスト中では最年少でのCDデビューをしています。

こののちも、2013年、2014年、2015年、2016年、2019年とコンスタントにCDをリリース。
レコード芸術特選盤に選ばれた作品もあります。

リサイタルのみならず、オーケストラとの数多い共演も行っており、これからの益々の目覚ましい活動が期待されています。

牛田智大 - ショパン: バラード 第1番 ト短調 作品23

最近の日本人ピアニスト まとめ

今回は、比較的若手の人気日本人ピアニストをご紹介しました。


今回挙げた芸術家たちは、今現在進行形のピアニストです。
それぞれ皆違ったバックグラウンドを持ち、これからも広いフィールドでの活躍が楽しみですね。

いろいろなアルバムを聴き比べて個性を楽しむのもおすすめですよ。


 

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