大人気ドラマ『あなたの番です』の主題歌は手塚翔太(田中圭)によって歌われている!
2019年に大ヒットしたドラマ「あなたの番です」。その主題歌として知られている「会いたいよ」を主人公の手塚翔太(田中圭)が歌っているのはご存知でしょうか?そこで「会いたいよ」の歌詞を徹底考察してきたいと思います。皆さんも一緒に歌詞の意味を考えてみて下さい!
大人気ドラマ『あなたの番です』がすごい
2019年に大ヒットし、新語・流行語大賞にもノミネートされた「あなたの番です」。田中圭さん・原田知世さんのW主演で前編・後編と2クールにわたって放送されたこのドラマの特徴は「交換殺人ゲームによって毎週1人が死んでしまう」という斬新な設定。次週の展開が読めない物語に多くの人がくぎ付けになりました。
また「あなたの番です」で流行したのがドラマの放送中にTwitterなどで視聴者が推理を披露する「考察ブーム」。役者の演技や細かい小道具の違いから犯人を予想することはこれまでにない新たな楽しみ方でした。
老若男女問わず人気を集めており、2019年を代表するドラマであることは間違いありません。
主題歌は手塚翔太(田中圭)によって歌われている!
そんな人気ドラマの「あなたの番です」でドラマの内容と共に話題になったのが主題歌。実は「あなたの番です」の主題歌である「会いたいよ」は田中圭演じる主人公の手塚翔太が歌っているという設定になっているのです。
この主題歌は2019年7月には配信してすぐにiTunes1位を獲得し、9月には手塚翔太名義で新曲を2曲含めたCDを発売するなどドラマ同様に人気を博しており、ファンの間でも「神曲」として知られています。
ドラマと歌詞の内容が深くリンクしていることでも知られているこの曲。では手塚翔太が歌っている主題歌「会いたいよ」にはどのような意味が込められているのでしょうか?
「会いたいよ」に込められた思いを徹底考察!
主題歌である「会いたいよ」は手塚翔太の目線から歌われている曲ですが、「あなたの番です」の主人公が歌っているこの曲にはドラマの内容にも大きく関わる深い意味が込められているのです。
「会いたいよ」はドラマ内で手塚翔太の妻として登場する手塚奈々に向けた歌になっています。実は奈々はドラマの途中で何者かに殺されてしまい、この曲は失った妻への喪失感ともう一度会いたいという気持ちを赤裸々に歌った曲になっています。
続いて、それぞれのフレーズの意味をドラマの内容と合わせて考察していくので皆さんの参考になれば幸いです。
君がいない世界は
光を失ってしまった
僕には何ももう見えないよ
暗闇が広がるだけ
でも瞼を閉じてみれば
今も浮かぶ2人の日々
この手をそっと伸ばしたくなる
微笑む君に…
交換殺人ゲームによって突如として妻の命を奪われた翔太。ここにはそんな翔太の喪失感や絶望を歌っており、「光を失ってしまった」・「暗闇が広がるだけ」にはそんな心情が表現されています。
翔太にとって奈々がどれほど大切な存在であるかが曲の最初から分かる歌詞になっています。
そして続く歌詞には目を閉じるたびに奈々との思い出が走馬灯のように蘇り、また会いたいという気持ちが芽生えます。「あなたの番です」の特別編では翔太は奈々に31回も告白しており、その愛情はかなり深いものであると想像できますが、どんなに願ってもその思いが叶う事はありません。
「瞼を閉じれば」という歌詞には例え眠っている間であっても奈々への想いを忘れられない様子が伝わると思います。
会いたいよ
会いたいよ
涙が溢れて止まらない
会いたいよ
叫んでみても声にならない
もう一度だけ
会いたい
奈々を想う気持ちが収まることはなく、現実との狭間でもがき苦しむ翔太。「涙が溢れて止まらない」にはそんな心情が含まれているに違いないです。
そして叶わないと分かっていても「会いたい」という気持ちは変わることがなく、奈々への愛が無くなることはありませんでした。