【B’z】未発表曲がある?ファンが音源化を待望する『自由の代償』とは?

数々の記録を打ち立て色褪せない名曲を量産し続けるロック・ユニット「B'z」。そんな彼らにはCDや配信音源で発表されていない曲が多数ある!?ここではファンの間で発表が待望される『自由の代償』をはじめとした未発表曲を紹介します。実はこの曲、聴く方法があるんです。

記事の目次

  1. 1.B’zの未発表曲とは一体?
  2. 2.ファンが音源化を待望する『自由の代償』、どこで聞くことができるのか
  3. 3.まとめ
Photo by kennejima

B’zの未発表曲とは一体?

J-ROCKシーンのトップを走り続けるB'z。
どうしようもない絶望から希望を見いだし這い上がろうとするパワーソング『ULTRA SOUL』や “君” を失ない亡霊のように生きる日々を綴った『LOVE PHANTOM』などドン底の生きざまを描いた楽曲が多く、B'zの曲を聴いて救われたという人も多いのではないでしょうか?
筆者もネクラだった少年時代(今もネクラですが、、)に『Don't Leave Me』をひたすら聴いて過ごした日々があります。B'zの曲はドン底感にどっぷり浸れるんですよねー。

稲葉浩志の心の内面を出し尽くすような歌声、そして、超絶テクニックを武器に「歌うギター」と表現される松本孝弘の演奏が織り成す楽曲群は全てが名曲と呼ばれるに相応しいと思います。
 
そんな彼らはこれまでに53枚のシングル、21枚のスタジオ・アルバム、8枚のベスト・アルバムを発表し、配信限定シングル/アルバムも出しています。
しかし!これだけの数の作品を世に送り出しながらもB'zにはいまだに音源化されていない楽曲があるんです!

それはB'zが行うLIVE-GYMと呼ばれるライブ・ツアーで演奏され、ファンのあいだで話題になりながらもCD化されていない曲たちです。いまかいまかと待ちわびられながらも、ついぞ発表されていない伝説の曲とも言えるでしょう。
 
まずは「B'z SHOWCASE 2001 "コブシヲニギレ"」で披露された英語詞の楽曲『Logic』。かなりハードなロック・ナンバーで『FIRE BALL』や『Real Thing Shakes 』に通じるB'zのルーツが堪能できます。
 
LIVE-GYMのテーマソングとして制作されたのは『ひとりじゃないから -Theme Of LIVE-GYM-』。意表を突かれる軽快な合唱曲でLIVE-GYMに訪れたみんながひとつになれるハッピーソングです。
 
そして、「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」のエンディングSEとして使われた『自由の代償』。アップテンポで明るい歌という印象を受ける曲ですが詞を読み解くとドン底感たっぷり。自由と引き換えに“愛情を注いでくれるあなたから逃げてしまった”と綴り罪を背負いながらも前に向かおうとする姿が描かれています。稲葉浩志らしさが前面に出た歌だと思います。
 
さらに昨年の「B'z LIVE-GYM 2017-2018 "LIVE DINOSAUR"」では『不思議な力』というバラード・ナンバーがエンディングSEに使用されました。離ればなれになった人を切なく想いながらも、ある種の悟りの境地に達した心境が綴られた癒しの名曲です。
 
これらの曲は現時点では音源化されておらずCDや配信DLでは聴くことが出来ません。ではLIVE-GYMに行けなかった人は聴くことが出来ないのでしょうか?実はあるんです。聴ける方法が。
 

Photo by kennejima

ファンが音源化を待望する『自由の代償』、どこで聞くことができるのか

ファンのあいだで話題になり音源化が待望されるこれらの未発表曲。
とくに『自由の代償』がLIVE-GYMで流された当初は「シングルやアルバムに収録されるのか?」と話題になりました。しかし、音源化されないまま5年の月日が流れようとしています。
そして、さらに『不思議な力』がLIVE-GYMで流されると『自由の代償』や『不思議な力』が音源化されることはないんじゃないか?と囁かれるようになりました。「これらはLIVE-GYMでしか聴くことが出来ない楽曲なんだ」と。

ですが、唯一『自由の代償』をLIVE-GYMではなくても聴ける方法があります。

それはDVD&Blu-rayの「B’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」です。このDVD&Blu-rayには『自由の代償』がフルサイズで収録されています。

『不思議な力』もDVD&Blu-ray「B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”」のエンドロールで聴けますし、『Logic』もDVD「B’z LIVE-GYM Hidden Pleasure ~Typhoon No.20~」で演奏シーンを見ることが出来ます。

CD等で聴くことが出来ないのは残念ですが、B'zが発売するDVD&Blu-rayでは『消えない虹』の英語Ver.や『Calling』のアレンジVer.などファンには感涙ものの楽曲も聴けるので一度視聴してみる価値はあると思いますよ。

まとめ

ちなみに『自由の代償』というタイトルは正式なものではなくサビに「自由の代償」というフレーズが出てくることからファンの間で名付けられたもの。
JASRACには「コスト」という曲が登録されていて、これが『自由の代償』ではないかと言われています。

『自由の代償』の正式なタイトルがB'zから発表される日は来るのでしょうか?
その日を心待ちにして想像を膨らませるのも楽しみの一つですね。

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