世界を圧巻、17歳の天才女性シンガーソングライター「ビリー・アイリッシュ」

世界中が今彼女に注目していると言っても過言ではないアーティスト、ビリー・アイリッシュ。現在17歳でありながら既にそのカリスマ性を爆発させているビリー・アイリッシュとはいったい何者なのか、その魅力に迫っていきたいと思います。

記事の目次

  1. 1.世界を圧巻する天才シンガーソングライターが誕生した
  2. 2.楽曲センスだけじゃない、誰もを魅了する次世代ファッションの先駆けでもある
  3. 3.セレブ達の間でも大人気
  4. 4.まとめ

楽曲センスだけじゃない、誰もを魅了する次世代ファッションの先駆けでもある

エモーショナルでスタイリッシュなビリー・アイリッシュの楽曲や存在感。

またそれだけでなく、彼女はインスタグラムでもその個性的なファッションをたくさん披露しており多くのファンやアーティストを魅了しています。

ビリー・アイリッシュの楽曲紹介、歌詞・和訳・意味解釈

危険を感じさせる真っ黄色の世界。

ビリー・アイリッシュの髪色に合わせた青の世界。

黄色と青といえば、ゴッホの描く絵には黄色と青の組み合わせが多いと言われています。

そして白い衣装に映える真っ赤な血の色。

『bad guy』のMVは色の使い方だけでもその独特のセンスに惹き込まれます。

次々に変わっていく景色や世界の色、そしてローテンションで体に重く沁みこんでくる歌には頭がクラクラさせられるような不思議な魅力があります。楽曲自体の魅力はもちろんですが、この曲はMVを見ることでその世界観がより深く感じられます。

ファンキーでミステリアスで妖艶。ビリー・アイリッシュとはいったい何者なのかと、この天才的なアーティストに対してより強い興味を引き立てられるのです。

Photo byOrnaW

White shirt now red, my bloody nose(白いシャツは赤くなる、私の血まみれの鼻)
Sleeping, you're on your tippy toes(眠っている間に、あなたはつま先歩きをして)
Creeping around like no one knows(誰にも知られていないと思って忍び寄る)
Think you're so criminal(あなたはとても残念な人だと思う)
Bruises, on both my knees for you(私の両膝のあざはあなたのためのもの)
Don't say thank you or please(ありがとうやお願いは言わないで)
I do what I want when I'm wanting to(私はやりたいときにやりたいことをやるの)
My soul?(私の魂?)
So cynical(とてもひねくれものよ)


「私」から見て「あなた」は”悪い男”のように見えてとてもかっこ悪い残念な人。


I'm that bad type (私はそういう悪いタイプの人間よ)
Make your mama sad type(あなたのママを悲しませたり)
Make your girlfriend mad tight(あなたのガールフレンドを怒らせたり)
Might seduce your dad type(あなたのお父さんを誘惑しちゃうかもしれない)
I'm the bad guy, duh(私は悪いやつだよ)
I'm the bad guy(私は悪いやつなのよ)


「あなた」は典型的な”悪い男”って感じなのかもしれないけど、本当は私こそが”bad guy”なのだ、と皮肉を込めたような歌詞がおもしろいですね。

暴力的なMVに恐怖感を煽るようなサウンド。そしてミステリアスなビリーの歌にハラハラゾクゾクさせられて聴いているだけで鼓動が速くなるようです。

2019年1月30日にYouTubeに公開されたこのMVは、公開から5か月程で再生回数1億越えという驚異的な数字を記録しています。

ただ暴力的であったり恐怖をあおるというのではなく、そこに芸術的な美しさやビリーだけが持つオリジナリティが感じられるのが、彼女が生み出す作品の魅力です。

幻想的でエモーショナルで美しい。

他の楽曲とはまた違った雰囲気を持っていて、とことん彼女の世界観に魅了されてしまいます。

Don't you know I'm no good for you?(私はあなたには合わないってわからない?)
I've learned to lose you, can't afford to(私はあなたを失うことを学んだ、でも失うわけにはいかない)
Tore my shirt to stop you bleedin'(あなたの出血を止めるために私のシャツをかぶせる)
But nothin' ever stops you leavin'(でもあなたが去るのを止められたことは今までありません)
Quiet when I'm coming home and I'm on my own(家に帰ったときの静けさ、そして私は独りぼっち)
I could lie, say I like it like that, like it like that(私はそれが好きだと、嘘をつくことができただろう)
I could lie, say I like it like that, like it like that(私はそれが好きだと、嘘をつくことができただろう)


これは単純に失恋を歌ったような悲しい歌ではなく、怒りを含んだ楽曲であるとビリー本人が語っています。
美しいバラードとMVでのビリーの黒い涙が衝撃で、一度見ただけで頭に印象強く残ります。

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セレブ達の間でも大人気

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