【サカナクション】キーボード&コーラスの岡崎英美とは?

サカナクションのキーボーディスト岡崎英美が、他のバンドにはない魅力があると注目を浴びています。音楽的な技術はもちろん抜群ながら、彼女の魅力はそこに止まっていないようです。今回はサカナクションで一番の存在感を放つキーボーディスト、岡崎英美の魅力に迫りました。

記事の目次

  1. 1.サカナクションのキーボード&コーラス、岡崎英美に迫る!
  2. 2.山口との出会いのきっかけは、ボーカル山口のアルバイトだった?
  3. 3.岡崎英美の魅力とは
  4. 4.暗黒時代を乗り越えた!
  5. 5.サカナクションのおすすめ楽曲3選
  6. 6.ヒューマンビートボックスが話題に
  7. 7.まとめ

サカナクションのキーボード&コーラス、岡崎英美に迫る!

多くのファンを持ち、高い人気を誇るロックバンドサカナクションをご存じでしょうか?

2005年に結成され、2007年にビクターエンタテインメントのレコードレーベルよりデビューして以来さまざまな楽曲を生み出し、そのたびに話題になっています。

ギターボーカルの山口一郎とギターの岩寺基晴が高校の同級生らとともに結成した「ダッチマン」から、サカナクション結成につながっているようです。

地元札幌を拠点にしライブハウスや、当時山口がDJだったためクラブなどでもライブ活動を行っていました。

10代の頃より山口はビクターで音楽を学んでおり、2006年の野外音楽フェスに出演したことがきっかけでデビューアルバムの録音につながったようです。

山口が作詞作曲する楽曲と、メンバーの音楽的センスによってデビューから瞬く間に人気になっていきました。

デビュー当初からメンバーの中でも、岡崎英美はキーボード&コーラスというポジションながら一際存在感を放っていたと言います。

彼女がここまで存在感を放っている理由とは、一体何なのでしょうか?

今回はロックバンド、サカナクションのメンバーである岡崎英美に迫ります

岡崎英美のプロフィール

岡崎英美の魅力に迫る前に、彼女の簡単なプロフィールを見てみましょう。

岡崎英美は1983年10月5日生まれで、北海道小樽市出身です。

「ザキオカ」や「ザッキー」の愛称で親しまれています。

幼少の頃からピアノを習っていた経歴があるようです。

出身高校は道内でトップクラスの学力を持つ小樽潮陵高等学校であり、同じ高校の出身である芸能人にはお笑いコンビ極楽とんぼの加藤浩次がいます。

好きなものは東京駅の丸の内南口付近にある「VIRON」という店のパンだそうで、食べログでも評価が高い知る人ぞ知る名店です。

山口との出会いのきっかけは、ボーカル山口のアルバイトだった?

Photo by yoppy

岡崎と山口はHMV小樽店でアルバイトをする同僚でした。

岡崎は将来ピアノの先生になることを夢見ていましたが、この時に山口からサカナクション加入の誘いを受けています。

以前からピアノを習っていたことが、山口が岡崎を誘った大きなきっかけでしょう。

ちなみに他のメンバーの加入に関してですが、ボーカルの山口と岩寺はもともと一緒に音楽活動をしており、音楽仲間であったベースの草刈愛美を、知人の知人であったドラムの江島啓一を、それぞれ山口が誘っています。

岡崎英美の魅力とは

それでは岡崎英美の魅力に迫りましょう。

岡崎の本質は、音楽的感覚に優れた職人だと言われています。

幼い頃からピアノを習っているためその腕前はもちろんですが、鍵盤における考え方も職人さながらのようです。

たとえば同じ鍵盤でもシンセサイザー論ピアノ論にそれぞれ分けて考えているようで、双方は正反対の思想で生まれた楽器だと語っています。

ピアノというのはオーケストラの楽曲を「ピアノ」という1つの楽器で表現を完結させるものですが、シンセサイザーは「昔はできなかった音色が出せる」「進化してさまざまな表現が可能になる」とコメントしています。

シンセサイザーを自分にとって欠かすことのできない表現ツールだとも、過去に話していました。

彼女が職人であると思わせる要素に、電源ケーブル・ラインケーブルへのこだわりもあります。

ピアノ出身者とは思えないほどの機材のこだわりで「どんな音作りをしているのか?」と、岡崎英美は世の中のキーボーディストのカリスマでもあるようです。

しかしながら、岡崎英美の魅力は音楽的なことに止まっていませんでした。

サカナクション岡崎英美は衣装が派手!

サカナクションのインスタグラムなどを見ても確認できますが、岡崎英美はとにかく派手なファッションでパフォーマンスし、ファンを魅了しています。

そのセンスは音楽ファンのみならず、ファッション業界にも注目されているようです。

彼女が高身長でスタイルがよいこともあり、いろいろなファッションが似合います。

現在ではまるで世界的に有名なシンガーであるレディ・ガガのようだと言われることもあるようです。

はっきりした輪郭もまた彼女の武器であり、髪型もいろいろなヘアスタイルに変貌している岡崎英美を見ることもできます。

ファッションや髪型が一番注目されるのがフロントマンではなく、キーボーディストだというのもファンから定評がある理由です。

しかし、最初はそこまで派手ではなかったそうです。

地味で不通だった岡崎英美のファッションは、いつの間にか徐々に変化していきました。

これは岡崎英美が「自分はこうだ!」と想える自信がついたり、吹っ切れたりしたきっかけがあったからではないかと言われています。

長年のファンも彼女の衣装が変わった頃、1人の人間としての意志が固まったように感じたとコメントしているようです。

時には背中に刺が生えた衣装だったり宇宙服だったり、岡崎英美の奇抜で派手なファッションがライブの際にも目を引きます。

フロントにばかり目が行きがちなバンドのライブですが、岡崎英美の存在があることにより結果的にバンド全体の奥行きも感じられるようになったそうです。

おしゃれなサングラス

ファッションが派手だという話をしましたが、岡崎英美のトレードマークのひとつとして「サングラス」があります。

毎回のライブやメディア出演の際、岡崎英美のサングラスに毎回注目しているファンも多いでしょう。

少し大きめのサングラスや尖ったデザインのものが主です。

特に丸型とキャットアイのサングラスは多様しており、ハリウッドスターを思わせるようなタイプが目立ちます。

ちなみに普段は眼鏡をかけて過ごしているそうですが、サングラスになってからはコンタクトレンズをつけているそうです。

最近では岡崎英美のサングラススタイルを真似る人も多くなりました。

ちなみにどこのブランドのサングラスかはわかっておらずインスタグラムやTwitterなどを見ながら、ファンは特定に励んでいるようです。

暗黒時代を乗り越えた!

Photo byjaymethunt

今や奇抜なファッションでアグレッシブな印象を受ける岡崎英美ですが、彼女には暗黒時代があったとの噂がありました。

調査してみると、自身でもその頃のことを語っていたようです。

この暗黒時代を乗り越えたからこそ、岡崎は更に魅力的な音楽家になったのでしょう。

岡崎英美の暗黒時代についてまとめてみました。

サカナクション岡崎英美の暗黒時代①:スランプ

フリー写真素材ぱくたそ

ミュージシャンやアーティストのみならず、何かを志す者ならば誰もが一度は経験するのがスランプです。

岡崎英美にもスランプの時期がありました

ましてや岡崎は幼い頃からずっとピアノを弾いて過ごしてきています。

ピアノとシンセサイザーは同じ鍵盤でも全然違う楽器です。

岡崎のスランプというのは相当、彼女自身を悩ませるものだったのではないでしょうか?

しかしスランプに陥るというのは、それだけ自分の表現に一途であり真面目に取り組んでいる証拠でもあります。

このスランプを乗り越えたからこそ、世のキーボーディストのカリスマである今の岡崎英美が存在しているのかもしれません。

サカナクション岡崎英美の暗黒時代②:先を越された女

サカナクションには岡崎ともう一人、女性メンバーであるベーシスト草刈がいます。

草刈は2015年6月に子どもを出産しました。

さらに出産よりもずっと前から入籍をしていたそうです。

30代の女性の多くは、結婚や出産に関して焦りが出てくると言います。

岡崎英美には恋愛・結婚のニュースは今のところ一度もありません

真相は本人やメンバー周辺人物にしかわからないことかもしれませんが、結婚はしていないと思われます。

しかし岡崎英美のような根っからのアーティスト肌な女性は、一般的な思考や年齢や社会の目に縛られずとも十分魅力的です。

女性として彼女が幸せになることはファンも喜ばしいとのことですが、それよりファンも岡崎英美のサウンドや表現を求めているようでした。

サカナクション岡崎英美の暗黒時代③:自分を持つ

岡崎英美のTwitterの投稿は2012年9月8日でストップしていますが、その時に彼女は「自己を持っていたい」と語っています。

サカナクションの岡崎英美でなく、岡崎英美の表現に少々枯渇していたのかもしれません。

岡崎英美は抜群なプレイをするキーボーディストであり、バンド内やファンからの期待も大きかったと思います。

「自分らしさとは何か?」が分からなくなってしまったのか、はたまた「自分らしさがなくなっていく」と思ったのかもしれません。

あれから数年が経った今、岡崎英美のサウンドが更なる変化を遂げているのは楽曲やライブに触れれば如実にわかると思います。

こういった暗黒時代を越えた岡崎英美は、無敵のキーボーディストと言えるのではないでしょうか。

サカナクションのおすすめ楽曲3選

サカナクションの楽曲のほとんどは、ギターボーカルの山口が作詞差曲をしています。

山口が描く世界観はシンセサイザーがよく映えるものが多く、岡崎のサウンドが生き生きとしているものが多いです。

三日月サンセット

『三日月サンセット』は2007年5月9日にリリースされた、サカナクションのデビューアルバムです。

このアルバムはさまざまな音楽家から高評価を得ており、デビューアルバムながら問題作となりました。

楽曲の作詞作曲はギターボーカルの山口一郎がつとめています。

現メンバーの山口と岩寺がいたサカナクションの前身バンドである、ダッチマン時代の楽曲です。

ネイティブダンサー

2009年1月7日にリリースされた3枚目のアルバム『シンシロ』に収録された楽曲であり、デジタル配信限定で販売されています。

山口が、様々なミュージシャンに影響を与えた有名音楽家である久石譲に影響を受けて作った楽曲で、アコースティックとシンセサイザーの音の融合や歌詞の言葉遣いの面白さなどに音楽業界内でも大変高い評価を得ました。

新宝島

サカナクションが11枚目のシングルとしてリリースした楽曲が『新宝島』です。

2015年9月30日にリリースされており、当時ベースの草刈が出産を理由に一時活動休止しています。

Billboard Japan Hot 100にて1位も獲得しました。

サカナクションの中でも超有名曲であるこの楽曲を聴いたことが無い人は、少ないのではないでしょうか?

ヒューマンビートボックスが話題に

今や有名YouTuberヒカキンの存在により「ヒューマンビートボックス」はかなり有名なワードになりました。

ヒカキンがネットで披露している通り、ヒューマンビートボックスとは口・鼻からの発声で生まれる破裂音などの音を、手・口・舌などを駆使してベース音・スクラッチ音などに見立てて再現し、音楽を作っていく方法のことです。

先ほどのおすすめ楽曲3選で紹介したうちの1曲である『新宝島』を、ヒューマンビートボックスによるアレンジでカバーした動画をUPするYouTuberが一時期ネット上で多数現れました。

このこともあり、サカナクションの『新宝島』はそうとうな話題を呼んだ1曲になったようです。

まとめ

サカナクションのキーボード担当、岡崎英美の魅力を紹介しました。

音楽的にもキャラクター的にもバンド内で重要な役割をになっている岡崎は、世の中のキーボーディストのカリスマです。

今後のサカナクション、そして岡崎英美の活動から目が離せません。

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