【vistlip】異色のV系ロックバンド、ボーカル急病からついに復活！
vistlipが今大変な注目を浴びています。彼らのような多彩なV系バンドは恐らく、未だいないでしょう。ボーカルの智が病気によって活動を休止していましたが、復活して更に話題になっているようです。智の休止・復活についてを中心に、vistlipの魅力に迫ります。
vistlipのボーカル智が急病に・・？
vistlip(ビストリップ)のボーカル智は2018年12月から肺気胸の病気のために、一旦活動を休止しています。
肺気胸という病気は肺の中の空気が胸腔に漏れてしまう病気で、胸痛や呼吸困難を引き起こすようです。
主に男性がかかりやすい病気のようで、高身長・痩せ型・10代〜20代の患者が多くなっています。
2018年12月2日から「New ERA style」というワンマンライブツアーが計7公演予定されていましたが、オフィシャルサイトで延期が発表されました。
智の誕生日公演である2019年1月のライブも中止になっています。
vistlip完全復活！復活第一弾からオリコン上位に！
vistlip(ビストリップ)のボーカルの智が病気による活動休止から復帰したのは2019年7月7日でした。
この日はvistlipが結成された日で、毎年ZEPP TOKYOで開催している活動周年記念ライブの日です。
その後22枚目のシングル『CRACK＆MARBLE CITY』を2019年9月18日にリリースしましたが、こちらがオリコン上位にランクインしています。
強い存在感を放つベースのフレーズからはじまりアップテンポな『CRACK＆MARBLE CITY』は、ライブでも非常に盛り上がるスタンダードなV系曲です。
その後は同年10月2日から延期していた「New ERA style」というライブツアーの振替公演を開催し、心配していたファンを安心・感動させました。
vistlipのおすすめ曲3選
vistlip(ビストリップ)は楽曲のジャンルが幅広く、クオリティも高いことに定評があります。
作詞はボーカルの智が、作曲はメンバー全員ができるようです。
vistlipのおすすめの名曲を、厳選して3曲紹介します。
「-OZONE-」
22時消灯、夢の中へ。
シックな紳士が手招く。
通された特等席で薄めのブラックを。
一息つこう。
『-OZONE-』は2009年8月5日に4枚目のシングルとしてリリースされました。
作詞はボーカルの智、作曲はベースのTohyaが担当しています。
人気アニメ『遊☆戯☆王5D's』のエンディングテーマにも起用されており、アニメファンにもvistlipの名前が広く知れ渡りました。
PVは灯台がある海辺をバックにメンバーが演奏しており、メンバーの幼少期を思わせるような少年たちも出演しています。
アップテンポな楽曲で、ストリングスが映える爽やかさもあるサウンドです。
「contrast」
明る過ぎて白飛びした光に居ちゃ気付けない
絶望って場所は想像の域を超えて深い深い黒でしかないから、
ほんの小さな灯り(君)を見逃さずに済む場所なんだ
2016年2月17日にリリースされた17枚目のシングルが『contrast』です。
オリコンランキング10位を獲得しています。
『contrast』はアニメ「ディバインゲート」のエンディングテーマにも起用されました。
作詞はボーカルの智、作曲はベースのTohyaが担当しています。
疾走感があり、歌詞に何度か出てくる「光」の言葉の通り、明るい照明が似合う1曲です。
Sara
oh baby 夜空切り取って line stone で make
Present するからここに君だけの dream 描いていこう
流星翔ける空から靜かに唄を囁くよ
君がまた泣かないように
2008年9月3日にリリースされたvistlipの1stシングルです。
日本BS放送のテレビ番組「超最先端エンタメ情報番組 TOKYOブレイクする〜!」のエンディングテーマにも起用されました。
作詞は智が、作曲はギターのYuhが担当しています。
ライブでもかなり盛り上がり、PVにも使用されている通りストロボがとても似合う1曲です。
日本が誇るV系バンド
日本には多くのV系バンドが存在します。
1993年頃からライブハウス界隈でV系バンドの活躍が目立つようになりました。
しかし当時アーティスト側はもちろん、化粧や衣装で作る世界観よりサウンドを重要視してほしいと願っていた人が多かったと言います。
そういった意味で一時期は差別的な用語にもとらえられていたそうです。
しかし、2010年頃から再びビジュアル系が評価されていきました。
これはvistlip(ビストリップ)はもちろん、インディーズ界隈で活動するバンドたちの努力があってのことだったと思われます。
さて「ビジュアル系」というジャンルが生まれて20年以上が経ちますが、vistlipなど後に活動を始めたバンドよりもっと前から大活躍していたV系バンドが存在していますが、ご存じでしょうか？
日本のバンドマンたちに大きな影響を及ぼした、著名なV系バンドを厳選して紹介します。
X JAPAN
もともと「ビジュアル系」という単語はX JAPANが発祥だったという説があります。
彼らのキャッチコピーに「VISUAL SHOCK」という単語があり、ここからきているのではないかと言われているそうです。
メンバーのHIDEは自殺によって1998年5月2日に亡くなっていますが、あとを追って自殺するファンが多数いたほど絶大な人気を誇っていたバンドです。
HIDEは亡くなっていますが、2007年10月22日に再結成を果たしています。
2009年には人気V系バンドLUNA SEAのギタリストであるSUGIZOが加入し、話題になりました。
しかしその2年後の2011年にはベースのTAIJIが亡くなっています。
X JAPANは数々の伝説を残し、V系バンドのみならず多くの音楽家に影響をもたらしたバンドです。
L'Arc～en～Ciel
L'Arc〜en〜Cielはvistlipのベーシスト瑠伊が影響を受けたバンドです。
hyde(ボーカル)・ken(ギター)・tetsuya(ベース)・yukihiro(ドラムス)の4人編成で、L'Arc〜en〜CielもまたさまざまなV系バンドに影響を与えています。
とくにtetsuyaのベースプレイに憧れるベーシストは多く、瑠伊もその中の一人と言えるでしょう。
L'Arc〜en〜Cielのメンバーの何人かは自分たちがV系と言われていることに抵抗があるとコメントしていますが、現在も活動しているV系バンドとして真っ先に名前があがるバンドの1つです。
vistlipの楽曲のほとんどを作曲してるTohyaが影響を受けたのが、Janne Da Arcです。
2019年4月1日に解散してしまいましたが、Janne Da Arcも非常に多くのV系バンドに衝撃を与えました。
デビュー当時は「V系バンドの最終兵器」として売り出され、その呼び名にふさわしくハイセンスなメロディと高い演奏技術に定評があります。
vistlipのファンクラブ「vip」
vistlip(ビストリップ)には「vip」というファンクラブがあります。
「vip」に加入するとチケットの先行予約が可能になったり、vip限定のグッズを入手できたりvip限定のライブに参加することが可能になります。
またvipにしか見ることができないメンバー写真や会報など、vistlipのファンクラブに入るとよいことがいっぱいです。
vistlip official fan club
いかがでしたか？この機会にvistlipに注目です！
メロディアスでいて幅広いジャンルの楽曲を持つvistlipは、V系を長く愛してきた方やV系をまだそこまで知らない方の両方が楽しめるバンドです。
この機会にぜひ、vistlipに注目してみましょう！
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