【Official髭男dism】2枚目のシングルとしてリリースした『Stand By You』!曲の意味を徹底考察!
2018年4月にメジャーデビューを果たした4人組ピアノポップバンド、Official髭男dism、通称・ヒゲダンの快進撃が止まらない。
今回は、前作『ノーダウト』から約6ヶ月半ぶりの2枚目シングル『Stand By You』についてご紹介します。
今、話題沸騰中の人気バンドOfficial髭男dism
2019年の音楽チャートを席巻し、紅白初出場も決まった人気急上昇中のピアノPOPバンド、Official髭男dism。
一瞬、漫才コンビの「髭男爵?」と読みたくなるところですが、バンド名をカタカナ表記にすると「オフィシャルヒゲダンディズム」、ファンからは「ヒゲダン」の愛称で親しまれています。
日本だけでなく、世界を舞台として注目を集め始めているOfficial髭男dism。
彼らの経歴や音楽ジャンルも合わせて、続々と輩出しているヒット曲の一つ、『Stand By You』についても徹底考察してきます!
バンド名の由来や音楽ジャンルは?
名前から想像して「メンバーはオジサン?」と思ってしまいますが、メンバーは20代半ば~20代後半のイケメン揃い。
実は髭の生えているメンバーは1人もおりませんが、「髭の似合う年齢になってもこのメンバーで音楽を作っていきたい」という願いが込められているとの事で納得ですね。
残念ながら解散してしまうバンドも多い中、とても素敵な由来です。
Official髭男dismのバンド結成は2012年、メンバーは島根大学と松江高専の卒業生で構成され、わずか3年後の2015年4月には、1stミニアルバムである『ラブとピースは君の中』でインディーズデビューを果たしました。
まず耳に残るのが歌唱力も抜群のボーカル・藤原聡の歌声。
ハスキーな高音でもありながら、軽やかさや温かみを巧みに表現し、一度聴いたら強く印象に残る魅力を持っています。
音域は大変幅広く、低音~ファルセットまでしっかり歌い上げています。
また藤原は基本高音を得意とし、女性でも原キーで歌いやすい設定となっているため、ヒゲダンの楽曲は男女問わずカラオケでも沢山の人に愛されています。
ほとんどの楽曲がピアノのサウンドから構成されており、ブラックミュージックをルーツとした音楽がベースで、その中でPOPS、ロック、時にジャズだったり、幅広いジャンルで表現しているのも特徴的です。
この音楽性は現代の若者はもちろん、有名大物アーティストや幅広い世代のリスナーに評価されており、これから日本の音楽シーンを牽引していく存在になること間違いなしのバンドです。
ここ最近売れたバンドという括りで考えても、この若さでここまでの音楽センスを持っているバンドは、そう居ないと思います。
「Billboard Japan Hot 100」の11月11日付けランキングでは、2位に『Pretender』、3位『イエスタデイ』、4位『宿命』、12位『ノーダウト』、22位『115万キロのフィルム』、39位『Stand By You』、46位『ビンテージ』とランクインしました。
一つのバンドがこれだけランクインするのは大変珍しい事で、これは昨年末の米津玄師や、あいみょんに並ぶ勢いです。
彼らの基盤となる考え方や方向性を知ると、性別を超え、世代を超え、国境を越え、どんどん広がっていくヒゲダンの人気の根源が理解できますね。
独特の世界観を持ちつつ、多くの人々から愛される彼らの音楽は、すでに一つの音楽におけるあいでんてぃとして確立しているとも言えるのではないでしょうか。
Official髭男dismのメンバーはどんな人たち?
プロフィールを簡単に振り返っていきましょう。
●藤原 聡(ふじはら さとし)
担当:作詞作曲、ボーカル、ピアノ、キーボード
1991年8月生まれ
幼少期から両親の影響でクラシックピアノ、学生時代に初めて組んだバンドでは、ドラムを担当していたそうです。
ボーカリストって、小さい頃から歌う事が大好きで…みたいなプロフィールをよく見ますが、まさか最初にドラムを担当していたとは驚きです。
あのグルーブ感は、ドラマーをやっていた時代に磨かれたセンスから来ているのかなと思われます。
島根大学軽音部に所属、ヒゲダン結成後はボーカル&ピアノとしてフロントマンを務め、卒業後は地元の企業で二年間営業マンとして勤務した経験を持っています。
●小笹 大輔(おざさ だいすけ)
担当:ギター、コーラス
1995年1月生まれ、メンバー最年少。
好きな音楽のジャンルはメロディック・ハードコアやパンク系。
ミュージックステーション出演時、共演のジャニーズタレントの前で、自らジャニーズ好きを公言して話題にもなりました。
大の動物好きで実家の飼い猫「ひな」と「こたろう」を溺愛しています。
●楢崎 誠(ならざき まこと)
担当:ベース、コーラス、サックス、シンセサイザー
1989年3月生まれ、メンバー最年長。
高校時代は吹奏楽部に所属し、島根大学で軽音楽部に所属。
父親がジャズミュージシャンの家庭で育ち、ヒゲダンではベースをメインに演奏。
とても安定感のあるベースを奏でる彼ですが、実は警察音楽隊でサックスを吹いた経験があるほどのサックスの実力者。
自身が作詞作曲した楽曲「旅は道連れ」では自らメインボーカルを取り、実は歌も上手だったりします。
私生活では料理を得意とし、自身のインスタグラムにもよく手料理の写真をアップしています。
●松浦 匡希(まつうら まさき)
担当:ドラム、コーラス
1993年1月生まれ。
学生時代は剣道部に所属、部長や大会で主将を務めるほどの実力を持っているとの事。
テンポ抜群のドラムサウンドで、ヒゲダンの音楽性をポップかつクールなものに仕上げています。
以上、ヒゲダンメンバーのプロフィールを簡単にご紹介しましたが、いかがでしたか。
インディーズ時代、就職後もバンド活動を継続するために、土日ちゃんと休めて、定時で上がれる仕事を選んだという堅実ぶりも見られます。
長くバンドを続けるには、メンバー間のスケジュール調整は非常に大事ですからね!
ちなみに、2019年内にベース以外の3人が次々と結婚発表したのも驚きです。
お相手は一般人との事で、お名前や写真は公になっておりませんが、きっと温かく幸せな家庭を築いてくれることでしょう。
『Stand By You』は2作目のシングルとしてリリースされた
2018年10月17日に『Stand By You EP』をリリース。
M1. Stand By You
M2. FIRE GROUND
(※TVアニメ「火ノ丸相撲」OP主題歌)
M3. バッドフォーミー
(※テレビ大阪・BSジャパン深夜ドラマJ「グッド・バイ」主題歌)
M4. Stand By You(Acoustic Ver.)
表題曲となる「Stand By You」は全国AM・FM25にも及ぶ局でパワープレイ、ヘビーローテーションに決定し、この曲で初めてヒゲダンを知ったという方も多いのでは。
ピアノを弾きながら軽快に歌い上げるボーカル藤原 聡はメチャクチャカッコいいです。
「FIRE GROUND」は2018年10月スタートのTVアニメ『火ノ丸相撲』OP主題歌で、ファンクとハードロックを融合させたというカッコいいナンバー。
真夜中ドラマJ『グッド・バイ』主題歌「バッドフォーミー」も、大物俳優も起用し話題を呼びました。