【宇多田ヒカル】11選！ファンが厳選する宇多田ヒカルのおすすめ曲ランキング11決定版！

宇多田ヒカルの「あなた」は2017年12月8日に配信発売された曲で、映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の主題歌として抜擢されています。オリコンチャートでは1位を獲得、大ヒットとなりました。

歌詞は全体的に一つの文学を読んでいるようで、初期の頃の彼女は英語をよく織り交ぜていましたが、このあたりになってくるとあまり英語を使うこともなく、シンプルに日本語で紡ぎあげています。

母の死を乗り越えたあとなのでこの「あなた」は母のこと、とも受け取れますが、宇多田本人は「自分の死後を想像して作った」と語っていて、「母親目線から作曲した」と言っていました。

母を失い、しかし自らは母となった彼女の、新しい一面が見えるようですね。そういった観点から、この曲はファンの間でも人気が高いです。

 

「Can you keep a secret？」は宇多田ヒカルの2枚目のアルバム、「Distance」の先行シングルとして2001年2月16日に発売されました。オリコンチャートではもちろん、1位を獲得しています。また、木村拓哉主演のドラマ「HERO」の主題歌にも抜擢されました。

タイトルの「Can you keep a secret？」は「秘密を守れるか？」という意味になります。君の理想に近づきたいという抑えられない恋心と、でも相手にその気がなかったらどうしようという恐れ、もどかしさを歌ったこの曲はファンの間では人気が高いですね。

 

「誰かの願いが叶うころ」は宇多田ヒカルの4枚目のアルバム、「ULTRA BLUE」に収録されており、映画「CASSHERN」のテーマソングとして起用されました。ちなみにこの映画は彼女の夫であった紀里谷和明が手掛けていました。

歌詞の内容は、と見ると、全体的に暗く、別れを連想する内容となっています。「冷たい指輪」などから、破たんしかけている結婚生活を描いているのかとも受け取れます。
「今さえあればいいと言ったけど」のあたりは、彼女が結婚した年に発表していた「光」の歌詞へのアンサーとも捉えることができます。
悲しい歌詞ですが彼女の名曲の一つです。

「桜流し」は宇多田ヒカルが「人間活動」をしている最中ではあったものの、2012年11月に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の主題歌として書き下ろされ、配信されたものです。

映画のための書き下ろしとはいえ、庵野秀明監督は「映画の内容に沿わなくてもいいので宇多田さんの今感じていることを歌にしてほしい」とリクエストがあったそうで、彼女は台本をほとんど読まずにこの曲を書き上げたそうです。

しかし歌詞にはどことなくエヴァンゲリオンを彷彿させる内容が入っているように見えますし、全体的な儚さがぴったり合っていると感じます。