音楽記号「passage(パッセージ)」の意味を解説!

passage(パッセージ)と呼ばれる音楽用語をご存知ですか?演奏するにはそれなりのテクニックが必要で、ピアノでは、ツェルニーの「パッセージ練習曲」が用意されているほどです。
ここでは、音楽用語「passage(パッセージ)」についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.音楽記号「passage(パッセージ)」の意味とは?

音楽記号「passage(パッセージ)」の意味とは?

passage(パッセージ)とは、英語で「通路、一節」を意味します。

音楽用語としては、経過句と呼ばれ、楽曲中でメロディーの間を急速に上ったり下りたりする音符群を指します。

また、楽曲中で自然に区切られるひとまとまりのメロディーラインである「phrase(フレーズ)」と同じ意味で使われることもあります。

例として、ショパンの「革命のエチュード」を聴いてみてください。
冒頭のメロディーの間を低音にかけて急速に下りている音が聴こえますか?
その後、上ったり下りたりを繰り返している音も聴こえますよね。
これがパッセージです。メロディーほど重要な音ではありませんが、決して要らない音ではありません。

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