今風の塩顔イケメン、[Alexandros]のボーカル川上洋平の魅力とは一体?

日本の音楽シーンを牽引する[Alexandros]は今年デビュー10周年を迎えます。楽曲のクオリティは当然の事、ボーカル川上洋平の人気は絶大です。今回は[Alexandros]のボーカル川上洋平のプロフィールや音楽ルーツ、ファッションについて紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.大人気邦楽ロックバンド[Alexandros]
  2. 2.[Alexandros]の目標は?
  3. 3.[Alexandros]のフロントマン、川上洋平
  4. 4.音楽性だけではない!ファッションセンスなどあらゆる面で個性を発揮している!
  5. 5.まとめ

ボーカル川上洋平の経歴②

中学3年生の頃に川上洋平は日本に帰国。そこで待っていたのは同級生からのいじめでした。

当時の事を川上洋平はブログでこう述べています。

僕の場合は中3で海外から帰ってきて、帰国子女っていう物珍しさとか、あとこういう性格なので(笑)、それが鼻についたのか……バッコリいじめられましたね。でも最終的には、“ざけんじゃねぇ!”って、いろいろやり返しもしたかもしれない……(笑)。

インターナショナルスクールとは異なり、日本では自分の意見を通そうとする性格は受け入れられなかったようです。

・自分の意見を主張するか

・周りと同調するか

川上洋平が選んだのは勿論後者ですよね。

そしてこの時の経験を元にして作られたのが、『Run Away』でした。

RunAwayは逃げ出すという意味が一般的ですが、暴走という意味もあります。

歌詞は最初は『逃げ出す』という意味ですが、やがて『はみ出す』に変わり、最後には『暴走』となります。

川上洋平の思いが凝縮された1曲です。

やがて川上洋平は神奈川県立弥栄東高校へ進学し、軽音楽部に所属。同級生にはギターの臼井眞輝、後輩にはドラムの庄村聡泰と出会います。臼井眞輝とはoasisのコピバンを組んでいた様子。

その後青山学院大学に進学し、ベースの磯部寛之と出会います(臼井と庄村とは一旦離れます)。大学で改めて結成されたのが、2代目[Champagne]でした。

ボーカル川上洋平の性格は?

『Run Away』のエピソードからも分かる通り、川上洋平は芯の強い性格だと分かります。

『絶対に決めた事はやり遂げる』

その性格を表す楽曲として取り上げたいのが『spy』です。

大学在学中にデビューを果たしたかった彼らですが、それは叶いませんでした。メンバーは話し合った結果、サラリーマンをしながらデビューする事を目指します。

『フリーターとして目指した方が良いのでは?』

と思うかもしれません。

フリーターは融通が利くものの、金銭面での制約は大きく長くは活動は続けられません。

50歳になってもデモテープ送れるか?と
メンバーに聞いた時全員が「出来る」と答えたので
うちらにはそっちの方が合ってると思ったのだ。
 

何歳になってもデビューする夢を忘れない。

その為に川上洋平は正社員の道を選んだのです。

サラリーマンとバンドの両立は想像以上に厳しく、土日は全てライブやスタジオに注ぎました。彼らは防音室がある所で4人暮らしをしています。

そんな生活が3年程続き、事務所からオファーがかかりデビューが決まります。この時点で年齢的には27歳頃と、バンドマンとしては遅咲きと言えますね。

遅咲きのままデビューをする

その選択肢が正しかったのか否か。サラリーマンのまま生活をしていれば安定した日々を送れたかもしれませんが、spyの歌詞で川上洋平はこう述べています。

また何度も妬むだろう
もう一つのlife送れたはずだって
だがいつかこうも歌うだろう
ジャズコにプラグぶっ差して
「我が人生に悔いはない」
 

「我が人生に悔いはない」という台詞を死ぬ間際に言う事を川上洋平は生涯の目標としています。

川上洋平は華やかな見た目とは裏腹に、何よりもひたむきで、泥臭い性格の持ち主です。その事を端的に表現している楽曲『spy』を取り上げさせてもらいました。

音楽性だけではない!ファッションセンスなどあらゆる面で個性を発揮している!

川上洋平は音楽性だけでなく、あらゆる面で個性を発揮しています。その最たるものがファッションでしょうか。

アレキサンドロスのメンバーは全員がスタイリストをつけていません。自分達の衣装をPV等の撮影等に使用しています。

とあるインタビューでメンバーはこのように述べています。

川上:用意された衣装との大きな違いは、着せられている感が出ないこと。スタイリストさんがついて衣装を決めてもらっていると、どんどん自分たちが似合う服もわからなくなるし、自分たちという色、つまり個性さえもわからなくなってしまう気がして。最近は、何を着ても[ALEXANDROS]だねって言ってもらえる雰囲気が出てきているので、今さらスタイリストさんを入れられないっていうのもあるんですけどね。

楽曲は聴覚だけで表現されるものではなく、PVやライブでは視覚も重要な要素です。

バンドのイメージを形作る為、レーベルの意向で衣装を決められる事はよくあります。それだと個性は潰されてしまい、バンドにとってもよくありません。彼らはそれを知った上で、自分達のファッションを表現しています。

ちなみに衣装代は全て自腹。これはなかなか大変です。

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まとめ

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