大森靖子を中心に結成されたアイドル「ZOC」とは？個性的なメンバーもご紹介！

ZOCはシンガーソングライターの大森靖子を中心として2018年から活動開始しました。

結成のきっかけとしては、西井万理那が所属していたアイドルグループ「生ハムと焼うどん」が活動休止した際に、大森が西井のためにアイドルグループを作る約束をしていたからとの事です。

また、大森が選考委員を務めていたオーディションプロジェクト「ミスiD」の実行委員長である小林司の異動によって、ミスiD出身者によるアイドルグループの結成計画が宙に浮いた形となってしまったためと言われています。

徒弟関係や親子関係を連想させる「大森靖子プロデュース」を否定し、大森自らをプロデューサー兼メンバー兼同志を表す「共犯者」と位置付け。

アイドルといえば、男性プロデューサーの手によって結成されるグループも多いなか、プロデュースする大森自らメンバーとして活動する面白いパターンですよね。

もともとアイドル業界に詳しい大森だから実現できたプロジェクトということです。

2018年9月18日、LIQUIDROOMにて行われた「大森靖子生誕祭」でお披露目し、同日「ZOC実験室」のミュージックビデオを公開。

結成時のメンバーは大森 靖子、藍染 カレン、西井 万理那、葵時フィン、兎凪さやか、戦慄かなの、香椎かてぃの7人。

2018年10月、葵時フィンが脱退。

2019年4月30日、T-Palette Recordsより1stシングル「family name」をリリース。

同年9月9日、Zepp TOKYOにて1stワンマンライブ『We are ZOC』を開催し、新曲「断捨離彼氏」を披露。

同年12月23日、不祥事により兎凪さやかが脱退。

当時19歳だった8月に男性と女性が5～6人ずつ、計10人ほどで飲んでいたそうでで、偶然居合わせた1人のファンが通報したため、一件が報道され、事務所も事実確認を行う事態に。

ファンからすればショッキングな現場だったでしょうね。

自身のツイッターでユーチューブに謝罪動画をあげたことを報告した兎凪。

動画ではファンに対して「今まで応援してくださった皆様ありがとうございます。今回、たくさんのご迷惑やご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。

2020年3月27日、YouTubeのライブ配信で、巫まろが加入。

同年7月8日、戦慄かなのが卒業を発表し、ekomsとのマネージメント契約を終了。

彼女は以前JKビジネスに関与して高校時代に女子少年院へ送致された過去があります。

また、2017年1月に、過去に狩野英孝と交際していた女性アイドルについてツイートして注目を集めるなど、何かとお騒がせメンバーでした。

グループ名の意味や由来ですが、ウォー・シミュレーションゲームなどで用いられる「Zone of Control（支配領域）」の略語「ZOC」をもじり、「孤独を孤立させない」という意味の「Zone Out of Control」に由来してできた名前だそうです。

自分自身にコンプレックスを感じていたり、実は人には言えないマイノリティな部分を持っているメンバーが多いのも理由の一つ。

日本で活動するアイドルグループは沢山いますが、その中でも個性派ぞろいばかりが集まって結成されたZOC。

彼女たちの事を知れば知るほど、ドハマりするファンが多いはず！

自ら「超歌手」を名乗るシンガーソングライター大森 靖子（読み方：おおもり せいこ）

2014年途中まで芸能事務所に所属せず、大手レコード会社とも契約せずに活動していました。

実は結婚しており、ご主人は「凛として時雨」のバンドメンバーであるピエール中野。

彼女は愛媛県松山市出身で、父は税務署勤務の公務員だったそうです。

幼少期から歌うことが大好きで、当時はSPEED、モーニング娘。、浜崎あゆみ、椎名林檎などを好んで歌っていました。

個性的な性格のためか、中高校時代は周りから変人扱いされていて、クラスでは浮いた存在になり、窮屈な田舎を抜け出すべく高校卒業後に思い切って上京。

大学は武蔵野美術大学芸術文化学科に入学するも、そこでも他の生徒とはなじめなかったそうです。

在学中にライブハウスなどで活動するようになり、ファンを地道につけていき、2013年5月13日のソロワンマンライブでは渋谷CLUB QUATTROを満員、その年エイベックスよりメジャーデビューを果たしました。

沢山のファンや業界人から自分の存在を認めてもらうことで、きっと多きな自信につながった事でしょう。

好きな芸能人や著名人は、道重さゆみ、西武ライオンズ、椎名林檎など。

熊本で育ち幼少期より歌って踊ることが好きでハロプロオタクだったという藍染カレン（読み方：あいぞめ　かれん）

以前は「SKK20Act」という熊本の地元アイドルグループで活動していました。

その後「禁断の多数決」という音楽ユニットのメンバーになるが殆ど活動せず。

現在はZOCのメンバーとして活動中。

心の中に「わさびちゃん」というハムスターを飼っており心の友としているそうです。

お嬢様育ちと思われる西井 万理那（読み方：にしい　まりな）

彼女は埼玉で生まれ、私立川村中学校卒業（東京）、 日本芸術高等学園に入学後、東理沙と出会い「生ハムと焼うどん」を結成。

あえて事務所に所属せず、楽曲（作詞・作曲）から衣装、寸劇、ブッキングに至るまでセルフプロデュースし、ライブでは楽曲の合間に寸劇を行うパフォーマンスが特徴でした。

当時二人が好きな食べ物が焼うどんだったことからこのユニット名がついたそうです。

「生ハムと焼うどん」は2016年3月に赤坂BLITZ、同年10月にTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブを成功させた実績があります。

その後、残念ながら2人の仲がこじれてしまったそうで、活動停止。

2017年8月には、西井が中心となって「ぱいぱいでか美」らと、アイドルグループ、APOKALIPPPSを結成。

2018年9月18日ZOCの結成メンバーに選出され、現在はどちらのグループも並行しながら活動中。

巫まろ（読み方：かんなぎ　まろ）は埼玉県川越市出身。

ハロー!プロジェクトに所属するアンジュルム（旧・スマイレージ）の元メンバーで、福田 花音名義として活動していました。

アップフロントプロモーションとの専属マネージメント契約を2019年12月末日をもって終了したことを発表し、2020年3月27日、「巫まろ」の名義でZOCに加入。

東京ディズニーリゾートの2パーク年間パスポートを所持しているディズニーファンでも有名ですよね。

また、大の動物好きでロップイヤー（ウサギ）のラテ（オス）、ティーカッププードルのはちみつ（オス）を飼っています。

幼少期よりモダンバレエを始め、舞踏コンクールで受賞、数々の舞踏公演に出演した経験を持っている雅雀り子（読み方：やちあ　りこ）

多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科を卒業し、学芸員資格を保有しています。

もともとZOCの振付担当としてのポジションでしたが、度重なるメンバーの脱退などを受け、大森からメンバーにならないか？とオファーを受けたそうです。

お人形のような見た目がとっても可愛らしいですよね。

「family name」は2019年4月30日にリリースされたファーストシングルで、オリコン週刊デジタルランキング最高第8位を記録しました。

平成を捨てて支配領域を拡大していく異端児がテーマ。

思春期真っ只中の10代女子にはとても受ける歌詞の内容で、自己肯定をまっすぐに伝える力強いロックソングに仕上がっています。

「断捨離彼氏」は2019年10月9日にリリースされたセカンドシングルで、オリコン週刊デジタルランキング最高第6位を記録しました。

ZOCの力強い女性像を全面に押し出したEDMナンバー。

ジャケット写真は天下一武道会をテーマに、メンバーそれぞれが戦闘態勢に入り、ZOCがダメ彼氏を断捨離していく姿をイメージ。

付き合っている男がDVや借金などクソすぎて、別れてしまえ！と歌っています。

この曲は、2018年9月18日、LIQUIDROOMにて行われた「大森靖子生誕祭」でお披露目され、同日「ZOC実験室」のミュージックビデオを公開され、過激なダンスと歌詞が話題を呼びました。

さて、今回は大森靖子を中心に結成された個性派アイドル「ZOC」のメンバープロフィールや人気曲などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？

ZOCのメジャーデビューを記念して、2021年3月19日からJOYSOUNDでのZOCカラオケ歌唱キャンペーンがスタートしています。

JOYSOUNDの対象機種を導入の全国のカラオケ店で、無料会員サービス「うたスキ」にログインしてZOCの楽曲（全曲が対象）いずれかを歌唱して応募する事で、抽選で10名様にZOCメンバー直筆サイン入り特製ポスターをプレゼントされるのだとか。

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。