【16選】バスケ好き必見の人気アニメ「黒子のバスケ」の主題歌をご紹介!
「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた人気バスケ漫画「黒子のバスケ」。本記事では、2012年から放映されたアニメ版のOPとEDについてご紹介いたします。挿入歌などもファンからの人気も高い楽曲ですので、OP・EDから黒子のバスケの世界を堪能してはいかがでしょうか
2010年代のジャンプで誕生したスポ根漫画「黒子のバスケ」
「黒子のバスケ」は2006年の読み切り版や『赤マルジャンプ』を経て、2009年から『週刊少年ジャンプ』にて連載開始し、2014年まで連載された藤巻忠俊さん原作のバスケ漫画。単行本の累計発行部数は3100万部を突破するなど、2010年代のジャンプの看板作品と言えるスポーツ漫画です。
それまでの『週刊少年ジャンプ』のバスケ漫画と言えば『SLUM DANK』ですが、『黒子のバスケ』は個性的なキャラクターに加え、様々な必殺技が登場するなどまさに王道スポ根漫画といった内容になっているのが特徴的です。
2012年からはTOKYO MXほかでテレビアニメ化され、3期にわたって放映され、さらには2015年には劇場版が制作されるなどの大人気作品となりました。今回は、そのテレビアニメや劇場版を彩ったOP・EDの主題歌や挿入歌をご紹介いたします。
「黒子のバスケ」あらすじ
バスケの強豪校・帝光中学校バスケ部に「キセキの世代」と呼ばれるの5人の天才がおりました。しかし、実はその5人が一目を置く、試合記録にも掲載されていない、もう一人の天才こと「幻の6人目」がいたのです。
創設して間もない誠凛高校バスケ部に二人の新入生がやって来ました。一人はアメリカ帰りの火神大我、そしてもう一人は「幻の6人目」こと黒子テツヤ。練習が始まると、そのセンスを遺憾なく発揮する火神に対し、黒子は身体能力はあまり高くなく、存在感すら発揮できない状態でした。しかし、試合となると、黒子は視線誘導を行いつつ、存在感の薄さを生かし、見えないパスを出すという能力を持っておりました。
こうして誠凛バスケ部は火神と黒子を中心にしたプレイスタイルで、各高校へと進学した「キセキの世代」を打ち破り、高校バスケ日本一を目指すことになりました。
【16選】黒子のバスケの全主題歌・挿入歌を一挙ご紹介
1.Can Do
2012年4月18日に発売されたGRANRODEOの16枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第1期の前期(1Q~13Q)OPソング。ドラムには「LUNA SEA」の真也さんも参加されております。
GRANRODEOは、2005年に結成された音楽ユニットで、声優の谷山紀章さんことボーカルのKISHOWとギタリストの飯塚昌明さんことe-ZUKAで構成されています。
疾走感あふれるロックナンバーで、まさにスポーツ部に青春を捧げている中高生が共感できるような歌詞となっているのが特徴的です。GRANRODEOのライブでも一層盛り上がるナンバーとなっていて、「黒子のバスケ」を代表する主題歌ともなっています。
また、ボーカルのKISHOWさんも「黒子のバスケ」に出演しており、黒子たちのライバルである「キセキの世代」の1人、紫原敦を擁する陽泉高校バスケ部の一員、氷室辰也を演じられております。
2.Start it right away
2012年5月9日に発売されたヒャダイン4枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第1期の前期(1Q~13Q)EDソング。ヒャダインとはももいろクローバーZなどの製作を手掛けた音楽プロデューサーの前山田健一さんの別名義となっています。
ヒャダインさんの楽曲と言えば、明るくてコミカルな楽曲の多いイメージですが、「Start it right away」は「自分だって頑張れる」というストレートな応援ソングとなっております。PVもどこか懐かしいアメリカ風の青春ドラマとなっているので必見です。
3.RIMFIRE
2012年7月18日に発売されたGRANRODEOの17枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第1期の後期(14Q~25Q)OPソング。本作にもドラマーとして真也さんが参加されています。
前期の「Can Do」と比べ少し緩めのテンポながらも、歌詞はどこか挑発的かつ熱いメッセージのこもった一曲となっております。ちなみに、タイトルにもなっている「RIM」はバスケットゴールのリングを表す「リム」から着想されていて、歌詞の中にもバスケを連想させる箇所がいくつかあるのが特徴的です。
4.カタルリズム
2012年8月8日に発売されたOLDCODEX5枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第1期の後期(14Q~25Q)EDソング。
OLDCODEXは声優の鈴木達央さんがアーティスト活動を始めるために立ち上げた音楽ユニットで、現在はボーカルのTa_2、ペインターのYORKEさんで構成されています。
アップテンポの曲で、EDだけど次回の話が楽しみになる、そんな楽曲となっています。また、ライブでは鈴木達央さんの力強い歌声が人気の一曲となっています。ちなみに、鈴木達央さんも「黒子のバスケ」に出演しており、黒子たちのライバルである「キセキの世代」の1人、緑間真太郎を擁する秀徳高校バスケ部の一員、高尾和成を演じられております。
5.The Other self
2013年10月16日に発売されたGRANRODEO20枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第2期の前期(26Q~38Q)のOPソング。週刊オリコンチャートでは10位にランクインされました。
タイトルにもなっている「The Other self」とは「もう一人の自分」という意味の単語で、歌詞も「だってあいつは俺自身」など自分自身との競い合いなどを描いた楽曲となっています。また、1期のOPである「Can Do」のような爽やかさあふれるロックチューンとなっています。
6.WALK
2013年11月13日に発売されたOLDCODEX8枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第2期の前期(26Q~38Q)のEDソング。
1期のEDである「カタルリズム」の兄弟的な楽曲で、仲間の絆などを重点的に描いたロックな楽曲となっております。ちなみに、PVではメンバーであるYORKEさんの寝起きシーンが収録されているので、ファンの方は必見の内容かもしれません。
7.変幻自在のマジカルスター
2014年2月12日に発売されたGRANRODEO21枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第2期の後期(39Q~50Q)のOPソング。週間オリコンチャートで10位にランクインし、19枚目のシングル「偏愛の輪舞曲」から3作連続でのトップ10入りを果たしております。
切なくもどこか甘酸っぱいラブソングになっていて、これまでのOPとは一線を画す楽曲となっております。また、歌詞にも「35連敗」や「peachmind」など、KISHOWさんがファンである岡村靖幸さんをオマージュされたと思われる楽曲となっているのが特徴的です。
8.FANTASTIC TUNE
2014年4月23日に発売された小野賢章さんのデビューシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第2期の後期(39Q~50Q)EDソング。
小野賢章さんは4歳の頃から子役としてデビューしており、『ハリー・ポッターシリーズ』の主人公であるハリー・ポッターの吹き替え役としても有名な声優さんです。「黒子のバスケ」では、主人公の黒子テツヤを演じられており、「舞台 黒子のバスケ」でも主人公・黒子テツヤを演じております。
デビューシングルでありながらも、その高い歌唱力やポテンシャルなどを遺憾なく発揮している楽曲となっています。
9.Punky Funky Love
2015年1月28日に発売されたGRANRODEO22枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」の第3期の前期(第51Q~第62Q)OPソング。オリコン週間チャートではトップ10にランクインし、4作連続ランクインを果たしました。
PVの通り、色鮮やかなパンクロックをイメージした楽曲で歌詞には「Can do」「RIMFIRE」など過去のOP主題歌のタイトルが盛り込まれるなど楽しい楽曲となっております。
10.GLITTER DAYS
2015年2月4日に発売されたFo'xTailsのデビューシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」の第3期の前期(第51Q~第62Q)EDソング。
2013年に結成され、2015年にLantisからメジャーデビューしたバンドで、重厚かつテクニカルなサウンドで人気を博しておりました。ですが、2018年にバンドは解散してしまいました。
「GLITTER DAYS」が使用されていた第3期の前期は物語のクライマックスへと向かうWC(ウインターカップ)の準決勝を描いており、中でも人気の楽曲となっています。
11.ZERO
2015年4月8日に発売された小野賢章さんの2ndシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第3期の帝光編(第63Q~第66Q)のOPソング。
帝光編は、キセキの世代が揃った帝光中学時代の回想を描いた物語で、黒子がなぜ誠凛高校へと進学したのかが分かる内容となっております。また劇場版でも挿入歌として使用されました。
12.アンビバレンス
2015年4月8日に発売されたSCREEN mode5枚目のシングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第3期の帝光編(第63Q~第66Q)のEDソング。
SCREEN modeは、2013年に結成された音楽ユニットで、声優の林勇さんと田村ゆかりさんの楽曲などを手掛けた音楽プロデューサーの太田雅友さんの二人で構成されたユニットです。
これまでのEDに比べ少ししっとりとした楽曲となっていて、物語の切なさをうまく表した楽曲となっています。
13.メモリーズ
2015年6月3日に発売されたGRANRODEOの23枚目シングル。テレビアニメ「黒子のバスケ」第3期の後期である誠凛VS洛山編(第67Q~第75Q)のOPソング。週間オリコンチャートトップ10入りを果たし5作連続のランクインとなりました。
物語のクライマックスであるWC決勝戦の「誠凛VS洛山」のOPテーマで、これまでの思い出を振り返りつつ、闘志などを掻き立てられる楽曲となっております。
14.Lantana
2015年6月10日に発売されたOLDCODEX10枚目のシングル。テレビアニメ『黒子のバスケ』第3期の後期である誠凛VS洛山編(第67Q~第75Q)のEDソング。
物語のクライマックスを飾るEDテーマだったので、原作ファンの中にはこの楽曲を聞くと寂しい気持ちになってしまうという方もいたのではないでしょうか。
15.Scribble, and Beyond
2016年11月30日に発売されたOLDCODEX14枚目のシングル。劇場版『黒子のバスケ ウインターカップ総集編』の主題歌。
洋楽のようなハードロックと英語の歌詞で、荒々しくも原作の試合さながら熱い記憶を蘇らせる楽曲となっております。
16.Glorious days
2017年3月22日に発売されたGRANRODEO26枚目のシングル。『劇場版黒子のバスケ LASTGAME』の主題歌。
アニメ「黒子のバスケ」の最後を飾るにふさわしい楽曲となっていて、原作ファンでなくとも、強いものへ立ち向かう勇気をくれる一曲に仕上がっております。また、PVでは歴代OPのオマージュなどが詰まっていて、ファンにとってはたまらない演出となっています。
まとめ
漫画とは違った躍動感や臨場感を味わうことが出来るのがアニメの「黒子のバスケ」の魅力かと思いますが、それを彩る主題歌や挿入歌などは、聞くたびに熱い試合や仲間との絆など感動する場面を思い起こせるのではないでしょうか。
この記事をきっかけにアニメ「黒子のバスケ」に興味を持っていただければ幸いです。