【LiSA】劇場版・鬼滅の刃主題歌「炎 」！歌詞から想いを考察

LiSA（リサ）は岐阜県関市出身で1987年6月24日生まれの女性シンガーです。

最近ではメディアで引っ張りだこのLiSAですが、実は結構前からアニソン界隈では知られている存在でした。

2010年、TV アニメ「Angel Beats!」の劇中バンド「Girls Dead Monster（通称︓ガルデモ）」2 代目ボーカル・ユイ役の歌い手に抜擢され、ガルデモ名義でのシングル・アルバム累計40万枚以上をセールスし人気を集め、2011 年春にミニアルバム「Letters to U」にてソロデビューを果たしています。

その後は、TV アニメ「Fate/Zero」、「ソードアート・オンライン」、「魔法科高校の劣等生」など数々の人気作品の主題歌を担当し、国内のみならず世界中にてヒットを記録し、2018年5月には初のベストアルバム「LiSA BEST -Day-」「LiSA BEST -Way-」を2タイトル同時リリースし、オリコン週間アルバムランキング（5/21付）にて1位・2位を独占しています。

2019年4月に配信開始した楽曲「紅蓮華」は、アニメ「鬼滅の刃」OPに起用され、配信直後に数々のデイリーチャートを席巻、配信デイリーチャートにて38冠を達成し、最近はアニソンシーンにとどまらず、数多くのロックフェスでも活躍するライブアーティストとして、その存在感を示しています。

彼女の歌い方や声の特徴ですが、高音でもパワフルでもあり繊細、そして声が伸びやかで艶があり、ファルセット（裏声）も綺麗に使いこなせているところでしょうか。

映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌になった「炎」はどのような曲かご存知でしょうか？

この曲は「炎」と書きますが、読み方は「ほのお」ではなく「ほむら」と呼びます。

実は「ほのお」だと思っていた人も多いのではないでしょうか！

LiSAの17枚目のCDシングルとして、2020年10月14日にリリースされました。

この曲を作るにあたり、映画の制作側から「物語が続いていく希望が持てるような、前に力強く進んでいけるような、けれども今回の物語をきちんと引っぱっていけるような、壮大な力強いバラードにしてください」という注文が寄せられたそうです。

2020年10月26日付オリコン週間シングルチャートでは、初登場で見事1位を獲得。

この記録は自身初となるCDシングルでの首位獲得となりました！

「鬼滅の刃」は、大正時代を舞台にした和風のファンタジー作品です。

主人公の竈門炭治郎（かまどたんじろう）の家族が鬼に殺され、そして鬼にされてしまった妹・禰豆子（ねずこ）を人間に戻すため、一緒に旅に出るというストーリーです。

炭治郎立志編、那田蜘蛛山編、無限列車編、遊郭編、刀鍛冶の里編、柱稽古編、無限城編など、いくつかのストーリーに分かれており、今回は「無限列車編」が映画化されました。

主人公・炭治郎の成長していく姿と、兄妹や家族の絆が見ている人の心に深く刻まれており、大人から子供まで幅広い年代から支持を受けている作品です。

さて、アニメ『鬼滅の刃』のOP「紅蓮華」に続き、劇場版映画の主題歌に起用された「炎」とは一体どんな内容の曲なんでしょうか？

その歌詞の内容に注目して、独自に徹底考察してみたいと思います。

生きていると、出会いもあれば別れもありますよね。

例えば、恋人同士が別れるとき。

お互いがお互い同士嫌いになるケースもありますが、ほとんどが片方の気持ちが醒めてしまったり、相手の事が好きじゃなくなってしまって、別れを切り出すケースが多いと思います。

もし皆さんが別れを切り出すとき、どんな気持ちになりますか？

相手がどんな人であろうと、一度は自分の事を好きになってくれたのであれば、「今までありがとう」という感謝の気持ちがあるはずです。

この歌詞に書いてあるように、相手の温もりや痛みを感じる事ができるうちに、ちゃんと伝える事が大事ですね！

お互いが納得いく形で円満に別れられるように、話し合えるような関係が一番かと思いますが、なかなかそうもいかないのが恋愛の難しいところです。

別れた直後って、放心状態になってしまいますよね。

スマホに残っているLINEの履歴や、写真など。

つい先日まではカップルだったのに、今は１人になってしまった孤独感。

今までの時間は何だったんだろう・・・と。

誰だって２人の関係がずっとずっと続けばいいなと思って、付き合い始めの頃は思うはずですよね。

別れる原因は色々です。

浮気、ギャンブルは論外ですが、お金の価値観が違った、清潔感が無かった、LINEしても返事がない、休日は友人と遊びに行ってしまう・・・など、付き合ってみないと分からない事も沢山ありますよね。

それを受け入れていくのか、それとも合わないから別れるのかは、自分次第だと思います。

この主人公は、お互いの未来のために別れを決意したのでしょう。

本当は一緒に居たかった、でも一緒に居る事によって、夢を叶える事が出来なくなってしまう。

学業や仕事で遠くの街へ引っ越す事になってしまった場合、恋人との関係はどうしますか？

付いてきてもらうか、それとも遠距離恋愛で続けるのか、それとも・・・。

相手には相手の人生というものがありますので、どこまでも付いてきてくれとは言えませんよね。

しかし大人になってから、あの時こうしていればよかった、と後悔する人も少なくありません。

この主人公は心に大きな闇を抱えたまま、今でも別れた相手の事を心配に思っているんでしょうね。

とても辛い経験をすると、人間なかなか記憶から消える事はありません。

それくらい心の傷を負うほど、悲しい出来事だったんでしょう。


 

誰かを守りたい気持ち、それは愛情がないと芽生えません。

恋人はもちろん、自分の親や兄弟、特に自分の子供が生まれたら、絶対この人を守りたいと思うはずです。

どんなにひもじい生活をしても、どんなに苦しい目にあっても、守りたい人がいる限り、人間は頑張れるものですよね。

主人公にとって「かけがえのない世界」とはどのような世界だったのでしょう？

いずれにせよ、自分にとってのかけがえのない居場所がなくなってしまったのですから、精神的なダメージも大きいはずです。

どんなに辛い事があっても、この主人公は前を向いて進んでいこうという気持ちがありますよね。

「炎」とは、燃え盛る火のイメージが強いですが、もう一つの意味として「ねたみ・怒りなどの激しい感情や欲望で燃えたつ心をたとえていう言葉」もあります。

託された幸せと約束を超えていくとあるように、この主人公は今の自分と向き合いながらも、心も体も強くなりたい、限界まで挑戦したいという強い意志が伝わってきます。

このアニメのように、自分の失敗や悲しみトラウマなど抱えながらも、それがバネになって強く生きる主人公の姿、応援したくなってしまいますよね。

さて、今回は劇場版「鬼滅の刃・無限列車編」の主題歌を務めたLiSAの「炎」の歌詞から想いや意味を徹底考察してみましたがいかがでしたでしょうか？

今年10月には三年半ぶりのニューアルバム「LEO-NiNE」も発売され、TVアニメ「鬼滅の刃」オープニングテーマ「紅蓮華」も収録されています。

他にもロックでパワフルな楽曲～しっとり目のバラードまで様々な曲が収録されています。

LiSAの曲がもっと聞きたいな～と感じた方はぜひチェックしてみてくださいね。