音楽用語「Generalpause(g.p.)」の意味を解説!
Generalpause(ゲネラルパウゼ)とは一体どのような意味なのでしょうか?オーケストラ音楽の楽譜では、省略形のg.p.が使われることが多いですね。ここでは、音楽用語「Generalpause(ゲネラルパウゼ)(g.p.)」の意味をご紹介します。
音楽用語「Generalpause(g.p.)」の意味
Generalpause(ゲネラルパウゼ)とは、クラシック音楽で使われる音楽用語です。
ドイツ語で「全体の休止」という意味で、特にオーケストラなどで全声部を同時に休止させるときに使用されます。
曲の流れを突然止めることで、一瞬の空白による緊張を持続させ、次に始まる音楽をより一層引き立たせることのできる効果的な技法です。また、次の新しい展開を期待させる効果もあります。
ブルックナーの「交響曲第9番 ニ短調」を聴いてみてください。
この動画の45分19秒~23秒のゲネラルパウゼ、直前の不協和音から突然の休止により不安定な感じを強調することで
その後の音楽がより一層荘厳で、愛に満ちた豊かな音楽に聴こえませんか。