X JAPANのかつてのメンバーTAIJIは天才ベーシストだった。彼の功績を詳しくご紹介!

まさに波乱万丈の人生だった、とも言えるX JAPANのTAIJIは才能にあふれたベーシストでした。
こちらではX JAPANのTAIJIについてその生涯を追います。加入理由、脱退理由、ラウドネスでの活動……また、不可解な死についてもまとめました。

記事の目次

  1. 1.数々の伝説を生み出した X JAPAN
  2. 2.X JAPANのかつてのメンバーの一人だったTAIJIとは
  3. 3.X JAPAN脱退後のTAIJIは?
  4. 4.死因は?未だに謎の多いTAIJIの死
  5. 5.X JAPANのTAIJI功績まとめ
TAIJI X JAPAN
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YOSHIKIの言う、「約束」とはなんだったのでしょうか。YOSHIKI本人が語ろうとしないので、真実は明らかにはされないままです。
しかし、ファンの間では憶測ではありますが、こうではないか、という理由が2つ3つ、挙がっています。

TAIJIが暴力沙汰など、問題を起こすようになり、そういった素行不良な部分が、当時彼らが所属していたソニーの上層部から指摘されるようになった、というのが理由の一つではないか、と見る人もいます。

それと関係するかもしれませんが、1991年に発表された彼らの3作目のアルバムとなる「Jealousy」のレコーディングは、ロサンゼルスで行っていました。その最中にメンバーが麻薬をやり始めてしまった、とも言われています。
ロサンゼルスにいる間は、とYOSHIKIも多めにみていたそうなのですが、日本に戻ってもTAIJIはやめることができなかったらしく、それが原因、とする説もあります。

約束、というのは「麻薬をやめること」だったのかもしれませんね。しかしこれも、あくまで周りの関係者などからの話であって、本当にそうだったかはわかりません。日本で麻薬、というのは犯罪ですし、それがもし表ざたになってしまったらバンドの存続にも響きかねません。

また、そのほかに、これが一番有力、とも言われる説があります。それは、TAIJIがまだX在籍時にLOUDNESSのオーディションに2回も参加していた、ということです。
YOSHIKIはバンドメンバーが他のバンドと仲良くすることをあまりよく思っていなかったそうです。
しかしLOUDNESSはTAIJIがX加入前から憧れていたバンドで、さらに高崎晃とは親交がありました。Xに勧誘されたときも、音楽性があまり合わなさそうだったからあまり乗り気ではなかった、というエピソードがありますが、もしかするとTAIJIの音楽的に合うのは本当はLOUDNESSだったのかもしれません。

さらに、91年にはTAIJIはスタジオミュージシャンとしての契約になっていた、という事実もあります。そんな時に、憧れのLOUDNESSでオーディションがある、と聞けば、行ってしまうのも分かる気がしてしまいます。

しかしYOSHIKIとしてはどうでしょうか。もし、「他のバンドと付き合わないこと」が約束だとしたら、それを知ったら裏切られたような気持ちになったのかもしれません。

もちろん、今こちらに挙げていることは全て憶測であって事実とは限りません。しかしバンドの公式コメントとYOSHIKIのコメント、TAIJIのコメントが全て食い違っているとすれば、真実はなんだろう?と知りたくなるのがファンというものでしょう。

X JAPAN脱退後のTAIJIは?

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Xを脱退したのち、TAIJIはそのLOUDNESSにベースとして加入します。名前もTAIJIから沢田泰司、と本名に戻しました。
1992年に発表されたアルバム「LOUDNESS」に参加し、バンドバランス的にもなかなか良い感じだったように思います。ちょうど、バンドにとっては第3期にあたる時代でした。

ライブには沢田のファンと思われる女性ファンも増えていたようです。ある意味でバンドに新しい風を吹き込んだ存在だったのでしょう。

しかし1993年に、事務所の契約絡みでバンドは解散寸前にまで追い込まれます。TAIJIはバンドを脱退し、後にD.T.Rとなるソロプロジェクトを立ち上げました。

その後バンド再集結のおよびもかかったようなのですが、そのプロジェクトでやっていくことを決めていたためにLOUDNESSに戻ることは断念、そのままプロジェクトを始動させ、1994年にアルバム「Dirty Trash Road」を発表しました。

しかしD.T.Rは1996年には活動停止。妻とも離婚し、TAIJIは公園や倉庫などで寝泊まりをするような生活をしていたそうです。喧嘩をして歯を折られるなどもあったそう。

そんなおり、HIDEが亡くなり、彼もなんとか葬儀に駈けつけました。そこで久しぶりにX JAPANのメンバーと再会します。折れた歯を見てYOSHIKIが治療費にと200万円くらい貸してくれた、という話は有名ですね。

病気やバイク事故による怪我などと戦いながらそれでも常に音楽と向き合ってきたTAIJI。2010年には「X JAPAN WORLD TOUR Live in YOKOHAMA 超強行突破 七転八起 〜世界に向かって〜」に緊急参戦し、Xの曲を18年ぶりに演奏してファンを沸かせました。

しかし、直後にあんなことが起こるなんて誰が想像したでしょうか。

次項で、彼の死、死因などについて触れていきたいと思います。
 

死因は?未だに謎の多いTAIJIの死

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このままX JAPANに戻ることもあるかもしれない、ファンがそんな期待をしていた矢先のこと、2011年7月17日に、TAIJI(沢田泰司)は亡くなりました。
7月11日にサイパン島へ向かっていた飛行機で暴力行為を働いた、ということで逮捕されました。
しかし留置所内のベッドのシーツで首を吊り、意識不明に。脳死状態になったため、婚約者や家族の同意のもと、延命措置を中止したのです。

しかし彼の死には様々な疑惑があると言われています。検死結果が明らかにされていない、首を吊った際にできるはずのうっ血がなかったこと、また、婚約者などに知らされないうちに日本に遺体が戻され、密葬されていたことや、TAIJIが自殺を図った後の時間帯に婚約者のもとにメールがきていた、など。

婚約者などの訴えによって、2016年には外務省などが、彼の死には問題がある、として認識しました。今後、明らかにされることがあるのか、報告を待ちたいところですね。

X JAPANのTAIJI功績まとめ

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こちらでは、X JAPANのベーシスト、TAIJIについて、彼の人生をまとめました。

彼の死後、X JAPANは彼をメンバーとして扱い、現在もメンバーの一員として在籍していることになっています。
彼のような才能をもったミュージシャンを失ったことは本当に残念でなりません。

しかしバンドは今後も彼と共にあるのでしょう。まだまだ、活躍を見守っていきたいですね。

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