【7選】伝説的なV系ロックバンド、X JAPANが残した名曲をファンが厳選してご紹介!

派手なルックスと過激なパフォーマンスでシーンに登場したX JAPANはこれまであまりにも美しい名曲たちを残しています。YOSHIKIの悲しい生い立ち、メンバーの他界、度重なるトラブル・・・。それでもX JAPANは名曲を生み出し続ける。それが宿命かのように。

記事の目次

  1. 1.伝説的なV系ロックバンド、X JAPAN
  2. 2.悲しみをエネルギーに生み出されるX JAPANの名曲たち
  3. 3.今もHIDEと共に活動するX JAPAN
  4. 4.ファンが厳選する、X JAPANが残した名曲7選
  5. 5.X JAPANの名曲まとめ
Photo by NWharry

XJAPANはこれまでに5枚のオリジナル・アルバムしか発売していません。そのうち1枚はインディーズで発売したもの、もう1枚はART OF LIFEという長編1曲のみが収録されたアルバムでした。数少ない楽曲群ながらどれもが非常に完成度が高く、永遠に語り継がれると言っても過言ではない名曲たちです。レコーディングに長い時間を費やし決して妥協することのない姿勢はYOSHIKIの「短い期間で何十曲作るよりも、どれだけ時間を掛けてでも後世まで残る1曲を作りたい」との思いから。どれもが素晴らしい曲であるゆえに数曲を厳選して紹介するということ自体が難しいですが、より多くの人にXJAPANを知ってもらう為に、あえて、ぜひ聴いて欲しい7曲を厳選してお届けしたいと思います。この7曲を聴けばX JAPANの魅力が伝わるはずです。

Silent Jelousy

まず最初に聴いて欲しいおすすめの曲です。ピアノの叙情的なイントロで始まり一気に怒涛のリフの中へと突入する『Silent Jelousy』には破滅に向かう狂気と儚い命の美しさを感じられるX JAPANの魅力が濃縮されています。"どこに行けば悲しみを愛せる?"というフレーズに代表される詞は失った大切な人への愛が詠われています。

FOREVER LOVE

永遠の愛をテーマに歌われる究極のバラード。"全てが終わればいい 終わりのないこの夜に 失うものなんて何もない 貴方だけ"。大サビの前のこのフレーズは心に突き刺さります。人生は苦悩ばかりで何も価値なんて見出だせない。いつ終わってもいい。価値があるのは貴方だけだ。そんな想いが綴られたこの曲は苦悩の連続を生き抜いてきたXだからこそ産み出せた名曲であり、永遠に歌い継がれることでしょう。

Rusty Nail

ピアノ・イントロの『SILENT JEALOUSY』などと違い、印象的なシンセサイザーで始まり疾走感溢れる本編へと突入していく、Xのカッコよさが堪能できる最強の1曲。『Rusty Nail』の演奏を見るとドラムを叩きたくなること間違いなしです。

ENDLESS RAIN

『紅』でデビューしたXが2枚のシングルにあえて選んだ名バラード。「1本の映画を観ているようだ」と言われる曲構成はドラマチックでいつまでも浸れます。

DAHLIA

冒頭から高速ビート全快のこの曲はX JAPANにしては珍しい希望の曲です。世界進出がなかなか進まない状況でYOSHIKIは自分に言い聞かせたはずです。辛い毎日の中でも夢を抱きしめ羽ばたいて行こうと。

X

サビに両手でXポーズを作りジャンプする「Xジャンプ」が行われるXJAPANのテーマ・ソングとも言える曲。HIDEにとってXでの最後のステージとなった『LAST LIVE』ではTOSHIが「胸に溜めたいろんな想いを、いろんな感情を、全部吐き出してやれ!溜めて帰るな!全部ぶっ壊してやれ!」と叫び伝説となった。カラオケでも盛り上がるのに人気でおすすめの1曲です。

やはり最後はこの曲で締めたいと思います。超高速で攻撃的な本作はヘヴィメタル・シーンに於けるX JAPANの存在を強烈に印象付け人気に火を点けました。“もう2度と届かないこの想い 閉ざされた愛に向かい叫び続ける”。激しさの中に一貫して表現されるのは“届かぬ愛”なのでした。

X JAPANの名曲まとめ

ここに挙げた7曲は「X JAPANを知らない人にまず聴いて貰いたい」という7曲です。もっともっと紹介したい曲はあります。HIDEが作詞作曲した『Joker』であったり近年の作品でアメリカン・ロック色の強い『BONE TO BE FREE』などX JAPANの別の魅力が感じられる曲もあります。X JAPANの楽曲は全てが名曲なのです。ですが、もしX JAPANをただの「過激なバンド」だと思っている人がいるなら、まずはSILENT JEALOUSYから聴いて見てください。そこには儚く美しい世界が待っています。

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