【B'z】苦しいときに聴きたい、『光芒』とはどんな曲?独自に徹底考察!

デビュー以来数々のヒット曲を出し続け、シングルアルバム総売り上げ枚数は国内No.1の実績を誇り、日本を代表するロックバンドB'zの『光芒』はご存知でしょうか?今回は苦しい時に聴きたくなるB'zの『光芒』とはどんな曲なのか、独自に徹底考察していきます。

記事の目次

  1. 1.知らない人はいない、日本を代表するロックバンドB'z
  2. 2.切なく、苦しいときに聴きたくなる?『光芒』とはどんな曲?
  3. 3.『光芒』の歌詞から独自に徹底考察
  4. 4.まとめ

知らない人はいない、日本を代表するロックバンドB'z

今年で結成から21年が過ぎた日本を代表するロックバンド「B'z」

アラフィフ世代までで「B'z」を知らない人はきっといないはず。

太くて力強いギターサウンドとハイトーンボイスが刺激的で、これまでも数多くの作品を世に残してきました。

メンバーはギタリストの松本孝弘とボーカリストの稲葉浩志の二人編成。

松本さんはハイレベルなギターテクニックを持っており、世界的にもその実力は評価されています。

稲葉さんの音域は広くて高い事で有名ですよね。

素人ではなかなかでない音域までカバーしています。

切なく、苦しいときに聴きたくなる?『光芒』とはどんな曲?

ファン投票でもトップに入るほど人気曲である「光芒

意味は「抽象的に光の線を表す時に用いられる言葉」、読み方は「こうぼう」、英語で書くと「Sunbeam」です。

この曲は2007年12月5日にリリースした16作目のオリジナルアルバムに収録されており、「いつかのメリークリスマス」「Calling」や「Brotherfood」などに並ぶほど、歌詞が泣ける曲として話題を呼んでいます。

さて、今回は「光芒」がどのような意味や思いで作られている曲なのか、独自に徹底考察していきたいと思います。
 

『光芒』の歌詞から独自に徹底考察

何にでもなれる気がしていた 蒼く光時代

月日を重ねるほどに知る 足りないことだらけの現実

みずみずしい未来が ひからびてゆく

どこかで狂う夢の時計の歯車 おしよせる日々の流れ

生きるのは苦痛? そういうものだろうか

ひたすらにがんばるほど 行きづまる感情が破裂しそう

くずれおちそう

曲はマイナー調から始まり、悲しい曲を想像させてくれます。

最初の二行を読んでも分かるように、この曲の主人公は今現在物事が上手くいっていない様子が伺えます。

「何にでもなれる気がしていた」というのは10代、20代の頃かもしれませんね。

俳優やミュージシャンを目指すために、安定した仕事にはつかず、アルバイトをしながら舞台やライブハウスで活動してみたものの、オーディションやプロダクションには引っかからず、才能がないと気づいてしまったのでしょうか。

今まで描いていた理想の未来や勢いはどこへ行ってしまったのでしょうか。

若さ、テクニック、それだけじゃなくて、夢に対する情熱さえも失ってしまうことになります。

気づいたら友達や兄弟は結婚し、家や車を買い、子供も授かり、安定した生活を送っているのに、自分は10代の頃と変わらない生活を送っている。

30代、40代位になっても結果が出なければ、「くずれおちそう」というフレーズのように絶望感を感じてしまい、自分が生きている意味はあるのか?と自問自答してしまうほど。

このように、一番の歌詞はダークな内容で幕を閉じます。
 

大切な人と別れること ひとりぼっちになること

誰かに笑われてしまうこと 欲しいものが買えないこと

何を嘆いているのか もう一度確かめて

むなしいBlue 僕を包み込んで

行く道を閉ざそうとする

自分を救う  それは誰なのか

答えのないまま それでも光をさがしている

(ギターソロ)

もし主人公が20代後半位で、お付き合いしている彼女がいるとすれば、当然結婚(子供)の事を考える年代になります。

しかし、子供を一人育てていくという事は、安定した職に就いていないと、世の中の女性たちは皆不安でしょうね。

いくら好きでも、結婚と恋愛は別物です。

末永く生活を共にするにあたり、やはり安定した収入は大事でしょう。

「欲しいものが買えないこと」というフレーズは特にリアルですね。

例えば、家を購入する場合、たいていの人は住宅ローンを組みますが、ミュージシャンや俳優などフリーランスの人に銀行はお金を貸してくれませんので、ローンの審査は通りません。

そのため多額な頭金を用意しなくてはなりません。

もしサラリーマンであれば年収300万位だったとしてもローンを組むことが可能です。

社会的信用というものですね。

答えがないまま光を探しているとありますので、この主人公はまだ自分の力で何とかしようと頑張っているようにも思えます。

 

むなしいBlue僕を包み込んで

行く道を閉ざそうとする

自分を救う それは自分なのか?

今さら答えはいらない

消えないTruth 全て請けおって

半歩でも進めるなら 景色は少しずつ変わってゆく

ラストのサビの部分です。

消えないTruth(真実)とはどういう意味でしょうか?

この主人公はもしかしたら過去にカードや携帯電話の支払い滞納などがあり、信用情報のブラックリストに載ってしまったのかもしれませんね。

たいてい5年~10年ほどで時効を迎えますが、家や車を買いたいときに買えず、仮に40代、50代に突入してしまうと、今度は住宅ローンを組むことが難しくなってしまいます。

若い人に多いですが、支払の滞納は本当に気を付けたほうがいいです。

光を求め歩き続ける 君の情熱がいつの日か

誰かにとっての光となるでしょう

誰かにとっての兆しとなるでしょう

さて、大サビ部分です。

この曲はイントロからずっとマイナー調のメロディーでしたが、この大サビだけは明るいメジャーな曲調になります。

歌詞を見ても分かるように、主人公に一つの光が見えたのでしょうか。

いままで「僕(主人公)」しか出てきませんでしたが、ここに来て初めて「君(彼女?)」が登場します。

やはり主人公と別れる事を決意し、他の人を探すことになってしまったのでしょうか。

正直、この彼女には相応しい相手が見つかるはずです。

全部勝手な想像ですが、つい応援したくなっちゃいますね!

まとめ

今回はB'zの『光芒』について独自に徹底考察してみましたが、いかがでしたでしょうか?

令和になっても安定してヒットを飛ばし続けているB'zですが、今回紹介した曲以外にもおすすめしたい人気曲が沢山あります。

スローからアップテンポまで、とにかく曲のジャンルに幅があり、聞いていて飽きません。

年齢を感じさせない二人のライブパフォーマンスには圧倒されます。

B'zに少しでも興味が湧いた人は、色々調べてみて下さいね。

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