【ニガミ17才】人気急上昇中!岩下優介率いる変態ロックバンドを先取り!

ニガミ17才は元嘘つきバービーのフロントマン岩下優介が結成したバンドです。サイケデリックな楽曲は1度聴いたら耳から離れず、ファンになる人が続出しています。またバンドの顔でもある平沢あくびにも注目が集まっています。今回はニガミ17才について紹介します。

記事の目次

  1. 1.徐々に話題を集めてる『ニガミ17才』
  2. 2.ニガミ17才のメンバーを紹介!
  3. 3.ニガミ17才ボーカルの岩下優介さんはどんな人?
  4. 4.平沢あくびちゃんが可愛い!ニガミ17才で初めてピアノを始めた?!
  5. 5.歌詞が変態的で中毒性があるニガミ17才の代表曲をご紹介!

徐々に話題を集めてる『ニガミ17才』

ニガミ17才は2015年に結成されたバンドです。2017年には「ニガミ17才a」、2018年には「ニガミ17才b」をリリースしています。

2019年以降はライブを重点的に行なっており、チケットは常にソウルドアウトです。

バンドのテーマは「おしゃれ且つ変態な楽曲の表現」です。

今年の年始にバカリズムさんの
『バズリズム02これがバズるぞ!』が放映され、ニガミ17才は2020年のパズるバンド2位にランクインしました。

今回は独特な世界観が癖になるドラッギーなバンド、ニガミ17歳を紹介します。

サムネとPVによるニガミ17歳の戦略

ニガミ17歳がどんなバンドかはこちらのPVを視聴してもらえれば良いでしょう。楽曲は2018年に制作された「ただし、BGM」です。

17歳という甘い響きと、可愛い女性のサムネから、ポップなバンドを予想するでしょう。

皆さんは視聴してどう感じましたか?

開始1秒から岩下優介の粘りっこいボーカルと意味不明な歌詞、複雑なリズム隊が絡み合います。

夜の街にゴミ出しに行く白人女性。ちょっかいを出す謎の2人組(1人は女装)。

17才という甘い響きに誘われた人達が最初に思う事は

「…何これ」

でしょう。

ちなみに歌詞はババアについて語っていますが、葬儀の曲です。

新春舞踊を一つ終えたババアは
如何にも不満そうで踊り直し に次ぐ踊り直し
もう10や20は懐かしい範疇
河童や天狗の類いか
はたまた空中の低級霊か そのせいか
慈しげに見えて 界隈の点滅

音楽を聴く際、リスナーはyoutubeを活用しています。youtubeは関連動画も含め、様々なアーティストの動画を簡単に視聴出来ますが、「合わない」と思えばすぐに飛ばされてしまいます。

「ただし、BGM」は冒頭から楽曲、PV共に強烈なインパクトを与え、他の動画へクリックさせる隙間を与えません。

ニガミ17才の楽曲やPVには「何これ」と思わせたユーザーを「良いかも」と思わせる戦略が隠されています(多分)。

ニガミ17才のメンバーを紹介!

ニガミ17才のメンバーは4人です。

vocal &guitar 岩崎優介
2019年10月23日の時点で37才
長崎県佐世保市出身

synthesizer &vocal 平沢あくび
1989年12月28日生まれ
神奈川県出身

bass イザキタツル
2月1日生まれ

dram 小銭喜剛
生年月日は不明
元ミドリのドラマー、Twitterで子どもが2人いる様子

メンバーは以前からバンドを組んでいたり、元女優という経歴があります。特にvocalの岩下優介は今年で38才であり、割と遅咲きのバンドと言えます。

メンバーの殆どが年齢や誕生日は不明であり、プロフィールについては謎の多いバンドです。
 

ちなみに小銭が以前組んでいたミドリとは、後藤まり子というフロントマンが圧倒的パフォーマンスを行い、一部で熱狂的なファンがいたバンドですが、惜しくも解散しています。

ニガミ17才ボーカルの岩下優介さんはどんな人?

こちらはドラマの小銭喜剛が撮影した最近の岩下優介。

以前は先程のPVのようなロン毛が特徴でしたが、最近はバッサリと髪を切っています。

PVや楽曲の特異性から変人と思われがちですが、メンバー内で随一の常識人であり、Twitterのフォロアーの中ではその事が言及されています。

2010年には急病で倒れ、生死の境を彷徨っています。身体にはペースメーカーが埋め込まれており、心臓が止まってもおかしくありません。

楽曲は細部まで作りこまれており、音楽に対する意識の高さが伺えます。そういう姿勢が常識人と言われる所以でしょうか。

僕はいつも「変態」として生きてきて、自分が魅力を感じるものを「変態」だと思ってきたので、僕からすると「おしゃれ」ってちょっと違和感なんですよ。

自らを変態と語るその姿勢にも謙虚さが伝わってきます。

嘘つきバービーと岩下優介

岩下優介はバンドとしてのキャリアが長く、元々は嘘つきバービーというバンドでbass &vocalを務めていました。

嘘つきバービーは2002年〜2013年まで活動してした3ピースバンド。当時岩下優介が飼っていた犬バビブベの愛称バービーが由来です。
 

 2008年に発売された「増えた1もグル」のリードトラック。当時は26才頃だった岩崎優介。これだけのベースフレーズを弾きながら歌い上げるのは流石です。

よそ見して不意に君を殴ったら
なかみがちょっと、でた

混ざるのを怖がる君を完璧に無視して
やわらかい割れ目から強引に押し込んでいく
不甲斐ない裂け目からつめこんでいく

理解不能でありつつ、邪推してしまう歌詞。3人の特異な風貌と、何故か椅子に座りっぱなしのギタリスト千布の存在等、突っ込みどころ満載の楽曲です。ただ繰り返し聴きたくなるのが嘘つきバービーの魔力でしょうか。

既にニガミ17才の音楽性は確立しており、熱狂的なファンもいましたが、2013年に惜しくも解散しています。

面白いであったり素晴らしいと思うものを共有できなくなり、このままバンドとして作品を出し続けるのは只の嘘だ。
そうなった以上きちんと解散するべきだ。
というのが大きな理由であり、3人で出した答えです。

ニガミ17才、嘘つきバービー、そしてゆらゆら帝国

ちなみに嘘つきバービーの音楽ジャンルはサイケデリックに分類されます。サイケデリックとはドラックにより起こる幻覚や陶酔状態であり、その感覚をロックとして表現したものです。

日本のサイケデリックバンドの先駆けは満場一致でゆらゆら帝国でしょう。

1989年に結成し、2010年には解散。理由は上記の楽曲「空洞です」の収録されたアルバムが過去最高の完成度であり、ゆらゆら帝国というバンドか完全に出来上がってしまったからでした。

嘘つきバービーの楽曲を聴いていただければ分かりますが、ゆらゆら帝国の影響を強く受けています。そしてニガミ17才はその影響を受けつつも、メンバーの経験を昇華した作品となっています。

ニガミ17才以外にも影響を受けたアーティストは多いです。サカナクションの山口一郎は「僕の中で究極のライブはゆらゆら帝国」と述べており、きのこ帝国の由来はキノコホテルとゆらゆら帝国を合わせたものです。

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平沢あくびちゃんが可愛い!ニガミ17才で初めてピアノを始めた?!

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