あいみょん「愛を伝えたいだとか」に込められた甘く苦い男心を読み解く、独自解釈!
今、誰もが注目するアーティストであるあいみょん。そんな彼女の代表曲のひとつが『愛を伝えたいだとか』です。今回は、あいみょんの人気曲『愛を伝えたいだとか』のMVや収録アルバム、歌詞の意味などについて解説していきたいと思います。
空回りする想い
“完璧な男になんて惹かれない”と
君が笑ってたから悔しいや
腐るほどに話したいこと沢山あるのにな
寂しいさ
「君」のセリフから、彼女はなんだか恋愛に対して余裕な様子がうかがえます。
主人公が悔しく感じるのは、主人公が彼女を振り向かせるために少しでも完璧な男に見えるよう必死にがんばっているからではないでしょうか。
自分はこんなに必死になってがんばっているのに、結局は軽くあしらわれてしまう自分自身の恋愛に対する余裕のなさを感じて悔しく思うのです。
結局のところ君はさ
どうしたいの?
まじで僕に愛される気あんの?
雫が落ちてる
窓際目の際お気に入りの花
とりあえず今日は
まるで気のないふるまいをするのに、そんなに魅力的に「僕」の前に立つなんて、「君」はいったい「僕」をどうしたいって言うんだ。
「目の際」の鮮やかなメイクも、「僕」にはまるで花のように美しく見えてしまいます。
部屋の明かり早めに消してさ
どうでもいい夢を見よう
明日は2人で過ごしたいなんて
考えていてもドアは開かないし
だんだんおセンチになるだけだ僕は
愛が何だとか言うわけでもないけど
ただ切ないと言えばキリがないくらいなんだ
もう嫌だ
起きていても、会えない「君」のことをずっと考えてしまう。だからもう寝てしまおう。
叶わない片想いに四六時中悩まされる現実から逃避してしまう主人公。そんなところからも、主人公がどれだけ「君」のことが好きで好きでたまらないかが伝わってきます。