ミスチルで歌いやすい曲5選を紹介！

カラオケでも人気の曲が多いミスチルですが、少々難易度が高いものが多いことでも知られています。しかし、男女問わず好きな人が多く誰もが知っている有名バンドな上に、名曲ばかりです。

ミスチルの楽曲は、人前で歌うのに最も適していると言っても過言ではないかもしれません。
全体的に見ると難しいものの比較的、簡単に歌える楽曲もあります。

今回はミスチルの中でも歌いやすい楽曲を、厳選して5曲まとめました。

ミスチルとはMr.Children(ミスターチルドレン)の略称であり、1992年にメジャーデビューしたポップ・ロックバンドです。

リリースしたシングル・アルバムが次々にミリオンセラーとなる大ヒットを飛ばし、日本レコード大賞やゴールドディスク大賞などで、数々の名誉ある賞を受賞しています。

メンバーはギターボーカルの桜井和寿(さくらいかずとし)・ギターの田原健一(たはらけんいち)・ベースの中川敬輔(ながかわけいすけ)・ドラムの鈴木英哉(すずきひでや)の4人編成です。

ミスチルの楽曲は、特別トリッキーなメロディ・ラインという訳ではなく、耳に残りやすい曲ばかりです。

聞いた時は「そこまで難しくないだろう」思っていたのに、実際歌ってみると難易度が高くて驚いたという方も多いと思います。

なぜミスチルの曲は難しいのでしょう？

ミスチルの楽曲の中で歌いやすいものを選ぶポイントを、難易度が高い理由と一緒に紹介します。

桜井和寿は力強い高音域も特徴的なボーカリストです。また、ミスチルの楽曲には低い音程のところから急に高くなるメロディ・ラインも多くあります。

この力強い高音が出ないと、歌っている時に違和感が出てきてしまうようです。

高音域が苦手な人は音域の幅が比較的狭いものを選択し、自分の声域にあったキーに設定して歌うのがよいでしょう。

歌のキーの合わせ方は次の記事を参考にしてみてください。

パワフルな高音だけでなく、ミスチルの楽曲には裏声を使うものも多いです。バラードもですが、疾走感のある曲にも使われます。

この裏声が安定しないと、しっかりメロディを歌わないと映えないミスチルの曲は上手に聞こえません。

裏声は特に得意・不得意が分かれる歌唱法ですよね。

すぐに歌えるようになりたい場合、不得意な人は裏声があまり使われていない楽曲を選択しましょう。

最近流行っている楽曲にも多いですが、ミスチルにも曲中に早口になるものがいくつかあります。

こういった楽曲は練習が必要になってくるので、早く歌えるようになりたい場合は、テンポが遅いものを選曲しましょう。

ミスチルの曲の、最も特徴的といえることの1つとして、メロディへの歌詞の当てはめ方があります。

英語などの言語と違って日本語は母音で終わる発音が多く、大まかな言い方をすると「ハキハキ」し過ぎているのです。

洋楽のように子音で音を繋ぐ文化がなかったため、特にJ-POPは現在も「あいうえお」の1つ1つがはっきり音符可されるものが多くあります。

ミスチルは日本語の母音・子音の使い方が絶妙で、洋楽的な発音で歌詞を歌うことも多いです。

いつもはっきりした発音のJ-POPを歌っている人にとって、そういった意味ではミスチルは難易度が高いと思われます。

幅広い歌い方に合う楽曲を選ぶ必要があるでしょう。

カラオケにも最適な、難易度の高いミスチルの中では比較的簡単に歌えるものを5曲厳選しました。

難易度は難しい方から順番にA・B・C・D・E(Aが最も難しい)の5段階で独自に評価しています。

ミスチルの2枚目のシングル曲であり、彼らを代表するバラードです。テンポがゆっくりなので、比較的歌いやすいです。

ただしコード進行などアレンジのクオリティが高く、サビ前に転調もするため、音程が取りづらい方がいるかもしれません。

音源をたくさん聞いて、バックの演奏を聞かなくても口ずさめるくらいに音程を覚えておくとよいでしょう。

言葉数が多くテンポが速めですが、ミスチルの中では簡単な部類に入る楽曲と言えるでしょう。

日本語をはっきり歌おうとするより、発音を崩しながらリズムに乗って楽しむのが良いです。

桜井和寿のボーカルをしっかり聞きこみましょう。サビは最後が裏声ですが、キーは低いです。

裏声が出てこないので、地声の方が得意な方に最適な楽曲です。ただしサビのメロディは、やや音程が取りづらいかもしれません。

しっかりリズムを刻む歌い方を意識しながら、音程に注意して歌いましょう。

また転調後、サビがさらに高くなります。メロディの一番最後の音が出るように、キーを設定するようにしてください。

ミスチルの中でも高い人気を誇るバラード曲です。サビのキーが高いので、自分の声に合わせて設定しましょう。

高音が出ない場合、高い音程部分が裏声でも映える曲なので、得意な方は桜井和寿が地声で歌っている部分を裏声に変えるとよいかもしれません。

最初のAメロがピアノ・アコースティックギターのシンプルな伴奏のため、音程がとりづらくなっているので気を付けましょう。

ミスチルのアルバム『深海』の楽曲は特に難易度が高いと知られていますが、その中でも『マシンガンをぶっ放せ』は比較的歌いやすいと思われます。

発音を崩して全体的に力強く歌うように意識するとよいでしょう。

今回はミスチルの中で歌いやすい曲を、厳選して5曲紹介しました。男女ともに人気のミスチルは難易度が高いですが、名曲ばかりです。

歌いこなせたら周囲と差がつくのはもちろん、カラオケでも盛り上がりますし、上手く歌えた時の喜びは他のアーティストでは感じられないものがあります。

この記事で紹介した楽曲から、試しに歌ってみましょう！