【25選】幅広い活動をしている人気男性声優を一挙ご紹介!
近年ではバラエティ番組などで「あのアニメで人気の男性声優がナレーション」と目にすることが多くなりました。しかし、それ以外でも活躍されている男性声優の方がはたくさんいらっしゃいます。そこで、今回は代表的なアニメと共に人気男性声優の方々をご紹介いたします。
今や芸能人並み!声優の人気
近年、声優さんの人気が著しく高くなっていると感じます。というのも、ひと昔前は「オタクが見るもの」とされていたアニメが、今や普通に流行りのカテゴリーとして世間にあふれ始めた、ということもあり、人気キャラを演じる「中の人」に注目や興味が集まるようになったからです。
一部のファンにとっては既に知っていた情報も、一般の方々にとっては新鮮な情報であり、また、「アニメとは、一部の熱狂的なオタクが追いかけるもの」というイメージだったのが、今や芸能人でもアニメ好きを公言する人が増え、アニメや声優というコンテンツが注目される時代になったと言えます。
アニメでイケメンキャラを演じる人気男性声優に注目が
露出が増える、ということはこちらも必然的に見た目がかっこいい、イケメン声優に注目が集まってきます。声優とは上にも書きましたが声で演技する人なので顔の造作は関係ないものですが、男性女性関わらず美しいものに目がいくのが人間ですから、ここも仕方ないことですね。
オタクの間では密かに「あの声優はイケメン」と言われていた人たちが、非オタクの間でも知られるようになり、公然のこととなってきました。中にはアイドル並の容姿を持つ声優もいるので(特に若手声優)新たなブームの一つにもなっている、と言えるでしょう。
声優に求められるのは声の演技だけじゃない
声優は「声の演技」をする人ですが、近年アニメファン層以外にも人気が広がってきた結果や露出が増えたことにより、今では「声の演技」だけでなくそれ以上のものを求められている、という風潮にあります。
既に地位を確立しているベテラン声優たちはいいのですが、特に若手の声優たちが生き残っていくためにはもはや「イケボである」ということ以上の要素が必要になってきているのではないか、ということです。
その要素の一つが「イケメンである」ということですね。何度も言うように、キャラに声を吹き込むのに顔がかっこいいかどうかは関係ないのですが、露出が増えるにつれ、イケメンである→人気がでる、ということになるのは仕方ないことかもしれません。
また、近年ではアニメキャラに合わせたパフォーマンスの需要が高まり、アイドルアニメならばアイドルのようなライブパフォーマンス、バンドアニメならばキャラと同じく楽器を弾けるようにする、といった傾向があります。なかでも、『ヒプノシスマイク』という作品ではキャラクター達がラップバトルをする設定なので、演じる方々もそれに合わせて実際のライブでラップを披露されたりします。
イベントなどにも出演する人気声優たち
近年では、イベントなどにも出演する声優も多くいます。その例の一つとして、乙女ゲーム系のコンテンツにおけるイベントなどが挙げられるでしょう。
例えば「あんさんぶるスターズ!」や「アイドリッシュセブン」など女性に人気のコンテンツではキャラを担当する声優さんたちがそのキャラになりきってイベントで歌ったりダンスをしたりしています。
え?声優さんが歌ったり踊ったりするの?と驚かれる方も多いでしょう。しかし今はこれが主流なのです。声優、には声の演技の他に、歌やダンスの技量も必要な時代になっているのです。
そもそも声優が「顔出し」をすること自体、少し前まではタブーとされていたところもありました。顔が分かってしまうことでキャラとのイメージが固まってしまうからです。
しかし最近ではそういった風潮がなくなりつつあるようですね。むしろ、顔出しをすることで「えっ、あんなかわいい顔してるのにあんなイケボが」とか「イケメンなのにかわいい声が」などのギャップが生まれる声優もいて、さらに人気を押し上げる、といった効果もあるようです。
また、イベントに登場し、そのキャラの声で色々セリフを言ってもらえると「萌える」というのもあるんですよね。
ただ、ポリシーとして「顔出しはしない」としている声優さんも多くいます。全ての声優が踊ったり歌ったりするわけでもありませんので誤解のないようにしてください。
歌手顔負けの歌唱力をもつ声優も
声優さんたちが実際キャラになりきって歌ったりダンスをしたり、というお話をしましたが、声優さんの中には歌手顔負けの歌唱力を持つ人もいます。
声優とは声の演技であり、普段からボイストレーニングなども行っているのでしょうが、おそらくそういう意味で声量はきっと鍛えているところもあるのでしょう。しかし音程だけは持って生まれたものもあると思うので、声優さんみんなが歌が歌えるとは限りません。
しかし元々歌手志望だった、という声優さんも多く、アルバムまで発表している人もいるのですごいですよね。
このように、今では声優とは声の演技だけでなく、プラスαが求められている時代、なのです。
【30選】人気男性声優を一挙ご紹介!
それではここからは、声がかっこいい、イケボ、だけではなくその「プラスα」の要素をもつ大人気の男性声優たちを30人、ご紹介いたします!
筆者の独断と偏見も少々混ざっておりますが、熱い内容にしておりますのでどうぞチェックしてみてください!
1.宮野真守
1983年6月8日生まれ埼玉県さいたま市大宮区ご出身。劇団ひまわり所属。
幼少期から子役などでも活躍し、TBSの学園ドラマ『3年B組金八先生』の生徒役としてテレビドラマなどにも出演されております。代表作には『うたの☆プリンスさまっ♪』一ノ瀬トキヤ、『炎炎ノ消防隊』新門紅丸、などがあります。
ソロアーティストとしても活動されており、男性声優として初のソロ武道館公演を成功させるなど歌唱力の高さは随一で、またNHKの音楽バラエティ『おげんさんといっしょ』ではナレーターのねずみ兼ライブの幕間映像に登場していたアイドル「雅マモル」として出演され、紅白歌合戦にも出場されました。
2.小野賢章
1989年10月5日生まれ福岡県ご出身。アニモプロデュース所属。
幼少期より劇団四季『ライオンキング』のヤングシンバ、『ハリーポッターシリーズ』ハリー・ポッターの吹き替えなど多方面に活躍され、2012年から本格的に声優として活動された小野賢章さん。代表作には『黒子のバスケ』黒子テツヤ、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』ジョルノ・ジョバァーナ、などがあります。
2014年からはLantisよりソロアーティストとしてデビューされ、自身が主演を務める『黒子のバスケ』の主題歌などを担当されております。ハードロックやエレクトロポップなどの楽曲を歌唱されています。また、2020年には同じく声優の花澤香菜さんとご結婚されたことで大きな話題となりました。
3.下野紘
1980年4月21日生まれ東京都ご出身。アイムエンタープライズ所属。
2001年から声優としてデビューされ、近年では『逃走中』『さんまのまんま』に出演するなどバラエティー番組でもご活躍中の下野紘さん。代表作には『うたの☆プリンスさまっ♪』来栖翔、『鬼滅の刃』我妻善逸、などがあります。
そのほか、即興ソングという特技があり、イベントなどでは共演の方から振られ、それを披露するというのが定番となっております。また、ポニーキャニオンからソロアーティストとしてもデビューされ、2020年8月には初のフルアルバムが発売されました。
4.鈴村健一
1974年9月12日生まれ新潟県ご出身。INTENTION代表取締役。
1994年に声優としてデビューし、アーティスト、ラジオパーソナリティー、イベントプロデューサーなど様々な活動をされている鈴村健一さん。代表作には『銀魂』沖田総悟、『鬼滅の刃』伊黒小芭内、『魔進戦隊キラメイジャー』魔進ファイヤ、などがあります。
2019年からはTOKYO FMで放送中のワイド番組『ONE MORNING』の月~木のパーソナリティに抜擢され、朝の顔として活躍されております。また、自身のプロデュースされている90分の即興舞台劇『AD-LIVE』では、出演者としてのほかに総合プロデューサーとしてキャスティング、構成などで参加されております。
そのほか、2008年からLantisよりソロアーティストとしてデビューされ、これまでにシングルを14枚、アルバムを5枚発売され、2011年には2ndフルアルバム『CHRONICLE to the future』がミュージックジャケット対象準大賞、2016年にはシングル『月と太陽のうた』で特別賞を受賞されました。2020年には配信限定シングルである『リズム』が配信されております。
5.津田健次郎
1971年6月11日生まれ大阪府ご出身。アミュレート所属。
明治大学文学部文学科演劇学をご卒業後、舞台活動を経て、1995年に声優としてデビューされた津田健次郎さん。代表作には『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人、『テニスの王子様』乾貞治、などがあります。
元々、映画が好きだったので映画監督を目指していた時期などもあり、2019年には初の映画監督作品『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』を製作されました。こちらの作品は、鈴村健一さんがプロデュースされている即興劇『AD-LIVE』のドキュメント作品となっており、随所に津田監督ならではの演出が入っております。また、2020年には朝の連続テレビ小説『エール』のナレーションを担当されたことで話題にもなりました。
6.櫻井孝宏
1974年6月13日生まれ愛知県岡崎市ご出身。INTENTION所属。
米屋の長男として誕生され、1996年に声優としてデビューされた櫻井孝宏さん。代表作には『D.Gray-man』神田ユウ、『ファイナルファンタジーVII』クラウド・ストライフ、『おそ松さん』松野おそ松、『鬼滅の刃』冨岡義勇、などがあります。
ラジオパーソナリティとしても活躍され、文化放送『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』では19年間、パーソナリティを務めておられ、その他にも超A&G+『P.S.元気です、孝宏』では、ありのままの櫻井さんのトークを楽しむことが出来ます。
7.梶裕貴
1985年9月3日生まれ東京都ご出身。VIMS所属。
2004年から声優としてデビューし、フジテレビ『めざましテレビ』のマンスリーパーソナリティーを務めるなどバラエティ番組などにも出演されるようになった梶裕貴さん。代表作には『進撃の巨人』エレン・イェーガー、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 (2020)』ヒュンケル、などがあります。
2020年からはYouTubeチャンネルを開設され、声優仲間とゲーム実況動画や文学作品の朗読など、様々な動画を配信しております。アニメとは違う梶さんの魅力にあふれたYouTubeとなっております。
8.浅沼晋太郎
1976年1月5日生まれ岩手県盛岡市ご出身。ダンデライオン所属。
多摩美術大学造形表現学部 映像演劇学科ご卒業後、劇団を立ち上げるなど舞台活動を精力的に行う傍らで、ラジオドラマの脚本やCMのコピーライターなど、多彩な活動をしつつ、2006年から本格的に声優として活動された浅沼晋太郎さん。代表作には『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』碧棺左馬刻、『ダイヤのA』倉持洋一、などがあります。
2007年からはエンターテイメントユニット「bpm」を立ち上げ、脚本・演出を手掛けながら現在まで定期公演を行っております。また、超A&G+で放送中の『思春期が終わりません!!』では鷲崎健さんと共にパーソナリティを務めております。
9.吉野裕行
1974年2月6日生まれ千葉県ご出身。シグマ・セブン所属。
1996年に声優としてデビューされ、様々な人気作品に出演されている吉野裕行さん。代表作には『スター☆トゥインクルプリキュア』プルンス、『イナズマイレブンシリーズ』鬼道有人、などがあります。
2013年よりKiramuneレーベルよりソロアーティストとしてデビューされ、2020年には1stフルアルバムの発売が決定されております。また、サッカー好きであることを公言されており、DAZNで配信中の『やべっちスタジアム』のナレーションを担当されています。
10.神谷浩史
1975年1月28日生まれ茨城県牛久市ご出身。青二プロダクション所属。
1994年に声優としてデビューされ、声優アワードでは主演男優賞をはじめ声優アワード最多得票数賞など数々の賞を受賞され、アジアNo.1人気声優と呼ばれるほどの人気を集めている神谷浩史さん。代表作には『〈物語〉シリーズ〉』阿良々木暦、『夏目友人帳』夏目貴志、『クレヨンしんちゃん』ぶりぶりざえもん〈2代目〉、『進撃の巨人』リヴァイ、などがあります。
2009年からはKirmuneレーベルよりソロアーティストとしてデビュー。2020年にはミニアルバム『TP』を発売され、2021年には7thシングル『BRAND NEW WAY』の発売がされます。また、文化放送『神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜』では、小野大輔さんと共にパーソナリティを務め、バラエティに富んだ一面を見せることで多くのリスナーから人気を集めております。
11.小野大輔
1978年5月4日生まれ高知県高岡郡佐川町ご出身。
ファンからは『小野D』の愛称で知られ、日本大学芸術学部放送学科卒業後、2002年から声優としてデビューされ、2015年には声優アワード主演男優賞とパーソナリティ賞を受賞されるなど、様々な人気作などにご出演されている小野大輔さん。代表作には『宇宙戦艦ヤマト2199』古代進、『おそ松さん』松野十四松、『ジョジョの奇妙な冒険』空条承太郎、『怪物事変』ミハイ・フロレスク、などがあります。
2008年からはLantisよりソロアーティストとしてデビューされ、2021年には自身も出演されているテレビアニメ『怪物事変』のOP主題歌『ケモノミチ』が発売されます。また、Lantisレーベルの男性声優アーティストで開催されるライブイベント『Original Entertainment Paradise』通称「おれパラ」では、リーダーを務め、毎年様々な趣向を凝らしたステージを披露されております。他のホストメンバーには、鈴村健一さん、森久保祥太郎さん、寺島拓篤さんがいらっしゃいます。