ブラックミュージックを知ってる?人気の名曲など一挙にご紹介
「ブラックミュージック」は直訳すれば「黒人音楽」です。
ただしひとまとめに「ブラックミュージック」とは語れないほど様々なジャンルに分かれます。
また日々進化し続けています。
世界中のポピュラーミュージックの進化はブラックミュージックがもとになっていることも事実です。
そんな影響力のあるブラックミュージックについて解説します。
ロックンロールの創始者
「ロック」という言葉が入っているためか、エルビス・プレスリー(Elvis Presley)が有名なためか、「ロックンロール」はあまりブラックミュージックという印象はないかもしれません。
しかしもともとは黒人ミュージシャンが作り出した音楽です。
その創始者の1人とされるのがチャック・ベリー(Chuck Berry)です。
彼の代表曲「ジョニー・B・グッド(Johnny B. Goode)」は必ず1度は耳にしたことがあるでしょう。
この曲は1985年の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back To The Future)」でもネタにされていました。
ファンクの帝王
ファンクというジャンルの音楽は、まさに「黒っぽい」サウンドと言えます。
リズムを強調し、フレーズの繰り返しによってトランスに近い状態に持っていきます。
その際ボーカルやホーンセクションもパーカッションのような演奏をすることが多く見られます。
このファンクという音楽を作り上げたのはジェームス・ブラウン(James Brown)です。
日本でもテレビCMに登場するなど人気のあるミュージシャンでした。
彼の代表曲「セックス・マシーン(Sex Machine)」をお聴きください。
奇跡のアーティスト
次に紹介するのはスティービー・ワンダー(Stevie Wonder)です。
スティービーは1962年に12歳でデビューして以来、2019年時点でも第一線で活躍しています。
記憶に新しいところでは2016年にヒットした映画「シング(SING)」にアリアナ・グランデ(Ariana Grande)をフィーチャーした「フェイス(FAITH)」を提供しました。
スティービーはそれぞれの年代で名曲を生み出すヒットメーカーです。
1970年代の「サンシャイン(You Are The Sunshine Of My Life)」や1980年代の「心の愛(I Just Called To Say I Love You)」は今でもよく耳にします。