【打楽器】の種類・特徴について一覧でご紹介
音楽の基礎であり、人が作り出した最古の楽器である打楽器の種類をいくつご存じでしょうか?打楽器は音律がないものもあるため比較的はじめやすく、奥が深いものばかりです。数多くある打楽器から厳選した種類の名称を一覧にし、その特徴や見た目、サウンドなどをまとめました。
吹奏楽の打楽器の種類⑤:タンバリン
タンバリンは簡単にできる楽器として、カラオケボックスに置いてあったり子ども用のものが販売されていたり、広く親しまれている楽器です。
しかし簡単に見えてたくさんの奏法を持つ、奥の深い楽器でもあります。
皮を張ったタイプのものがクラシックではお馴染みです。
手のひらで叩くイメージが多いかもしれませんが、基本的には指先で音を鳴らします。
スティックやマレット(バチ)を使って、太鼓のように演奏することもあるようです。
吹奏楽の打楽器の種類⑥:トライアングル
トライアングルもタンバリン同様に、幅広い年齢層に親しまれるお馴染みの打楽器です。
金属でできており、三角形の大きな知恵の輪のようなものを、ヒーターと呼ばれる金属の棒で叩いて演奏します。
トライアングル本体・ヒーター両方とも、大きさ・太さが違うものがいくつかあり、それぞれ音が違うようです。
叩く場所によってもサウンドが変わります。
吹奏楽の打楽器の種類⑦:カスタネット
1番最初に入手した楽器が、カスタネットだった人も多いのではないでしょうか?
ただ小学生の時に授業で使ったカスタネットと、吹奏楽部のカスタネットは勝手が違うようです。
まず一般的にお馴染みのカスタネットは、2枚の板を紐でつなげてはいますが密着した形では繋がっていません。
また棒につながっているタイプのものも、主流なようです。
さらに奏法も2枚をただぶつけて音を出すのではなく、椅子に座るスタイルで、膝にぶつけて演奏することがあります。
吹奏楽の楽器の中ではかなり痛みをともなう楽器としても、知られているようです。
吹奏楽の打楽器の種類⑧:スレイベル
スレイベルはクリスマスの時によく使っている、たくさん鈴がついている楽器のことです。
スレイベルは英語で「sleigh bells」で、直訳すると「そりの鈴」となります。
演奏の仕方は鈴部分が下になるように片手で持ち、持った手を叩くことによって鳴らしたり、棒を軸にして左右に回転させるように鳴らしたり、スレイベルの上下を両手で持って激しく揺らして鳴らす方法の、3つが基本です。
吹奏楽の打楽器の種類⑨:マラカス
マラカスは2本の、棒のついた大きな球体のシェイカーを使って演奏する楽器です。
「マラカ」という実からできました。
ラテン音楽で主に使用され、基本的には棒部分を持って球体部分を下に振り下ろす感じで演奏します。
円を描くイメージで振り回す奏法もよく見られるようです。