チェロの音域は?最高音・最低音をご紹介!

弦楽器の中のチェロは聴いたことありますか?をオーケストラの弦楽器の中で低音域から中音域を受け持っています。チェロは弦楽器の中で音域も広く美しい旋律の曲もたくさんあります。ここではチェロの音域についてお伝えします。おすすめのチェロの曲もあります。

記事の目次

  1. 1.チェロとは?
  2. 2.チェロの音域は?
  3. 3.チェロが活躍する曲は?
  4. 4.チェロの有名な演奏者は?
  5. 5.まとめ

チェロとは?

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チェロは弦楽器の中の一つで、オーケストラの中ではヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスと高音から低音を演奏しています。
チェロは広い人の声に近いということから作曲家にも好まれていて美しいメロデーを奏でることも、ベースで支えることもできる万能楽器です。
 

チェロのサイズは?

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バイオリンのように顎に挟んでの演奏はできないチェロなので、本体からエンドピンというを延ばして椅子に座って両足に挟んで演奏します。
長さは約120㎝重さは3,5㎏ぐらいです。

チェロの音域は?

チェロの調弦

チェロの調弦は上のように4弦を合わせます。まず一番高い音「ラ」を442の周波数(Hz)に合わせます。音は空気の振動で伝わるので、周波数で表します。オーケストラのコンサートで最初にチューニングをするのもこの442Hzの「ラ」の音に合わせているんです。
ラの音を基準にして順番にレ・ソ・ドと合わせています。
何も押さえない開放弦は低いほうから「ド・ソ・レ・ラ」と合わせています。


 

最低音は?

楽器の特性上一番低い音はⅭ2の「ド」の音です。これよりも低い音は出ません。
 

最高音は?

高い音は抑える手をだんだん下げて行って駒の近くを抑えると出ます。テクニック的には難しくなるので一般的には3オクターブ前後出ると言われていますが、上手な人なら5オクターブ近く出ます。
またハーモニック奏法という軽く弦を抑えて弾く奏法ならより高い音が出せます。

 

チェロの音域

弦楽器の中で一番音域が広い楽器と言われています。
実際チェロの楽譜を見るとヘ音記号はもちろんのことアルト記号、ト音記号といろいろの記号で書かれているので読むのに一苦労です。
 

チェロが活躍する曲は?

バッハの無伴奏チェロ組曲(比較的低音域の曲)

チェロだけで演奏されるこの曲はチェロといえば挙げられる曲です。

サン・サーンス白鳥(比較的高音域の曲)

演奏会で単独で演奏されることも多いこの曲はもともとは組曲「動物の謝肉祭」の中の曲です。
ピアノは水のさざ波をチェロはゆったり水を進む白鳥を表しています。

 

映画「おくりびと」

映画「おくりびと」の中で主人公が弾いていたこの曲も人気のある曲でした。
ポピュラー音楽でも活躍しています。
 

2CELLOS - Welcome To The Jungle(ロック音楽)

最近2人組でロック演奏をしています。CMで初めて見たとき驚きました。
クラシックではあまり見ることのない奏法で弦楽器では比較的苦手なリズムがはっきりした曲の演奏です。
 

チェロの有名な演奏者は?

クラシックでは「ミッシャー・マイスキー」「ヨーヨーマ」が有名で活躍しています。
「おくりびと」を演奏している宮田大さんも日本のチェリストです。

 

まとめ

音域も広くいろいろな奏法ができる弦楽器のチェロ、いろいろなチェロの魅力に出会ってくださいね。


 

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