【宇多田ヒカル】大人気RPGゲーム「キングダムハーツ」主題歌にも起用された『光』とはどんな曲?

大人気ゲーム「キングダムハーツ」の主題歌にもなった宇多田ヒカルの「光」。自らの名前を冠したこの曲は一体どんな曲なのでしょうか?こちらでは宇多田ヒカルの「光」について、歌詞を徹底考察!彼女が伝えたかったことなどについて迫ります。

『光』の歌詞に込められた想い・意味を考察する

宇多田ヒカル 光
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それでは宇多田ヒカルの『光』の歌詞の意味、そして歌にこめられた想いについて、独自にではありますが考察していきたいと思います。

どんな時だって
たった一人で
運命忘れて
生きてきたのに
突然の光の中、目が覚める
真夜中に

曲は突然、サビの部分から、いきなりイントロもなしに始まります。

この曲の主人公は最初は「一人」でした。どんな時も(おそらく、辛いときも悲しいときも、という意味合いでしょう)たった一人で生きてきたし今後も一人で生きていくのだろう、と思っていたのに、と言っています。
「運命忘れて」は色々に解釈できますが、いわゆる普通の人生(結婚して子供を授かり、家庭を築く、というような)という解釈をしました。そういう「普通の人生」からは自分は外れている、と思い込んでいた主人公。しかし、そこに光が差し込んでくるのです。
この場合の「光」は、これまでの流れからいくと、自分にとって大切な人ではないか、そう自然と考えることができますね。

静かに出口に立って
暗闇に光を撃て

出口、そして暗闇、という言葉から、なんとなく「トンネル」をイメージさせますね。
これまでの長いトンネル、そしてその先にようやく光が見えた。トンネルの出口に立ち、トンネルの中の暗闇に向かって光を放つ…トンネルの先に見えた光は自分のこれまでの過去をも照らしてくれる明るい光だったんですね。

今時約束なんて不安にさせるだけかな
願いを口にしたいだけさ
家族にも紹介するよ
きっとうまくいくよ

ここからのフレーズは、なんとなくこれまでの主人公とは別の人のように感じられます。セリフの感じが明らかに違いますし、男性の口調のようにも感じられます。

「約束」「願い」とはなんのことなのでしょうか、その次の「家族にも紹介するよ」から、「結婚しよう」というふうに解釈できます。

いつか結婚しようね、というような先の見えない、曖昧な約束では不安にさせてしまうから、家族にも紹介するよ、というある程度現実味を帯びたものにしているのです。

このあたりで、この曲は出会った2人が愛情をはぐくみ、プロポーズをして受け入れた、結婚のことを歌っているのだろう、と考えられますね。そして実は宇多田ヒカルはこの年に紀里谷和明と結婚をしています。当時は自分たちのことを示唆していたのではないか、と憶測され、話題にもなりました。

どんな時だって
ずっと二人で
どんな時だって
側にいるから
君という光が私を見つける
真夜中に

歌の出だしでは「一人」だったところが「二人」に変わっています。どんな辛いときも悲しい時も、楽しい時も嬉しい時も二人で寄り添っていれば乗り越えられる。
そして「光」はやはり出会った運命の人、であるとここではっきりと示されましたね。

うるさい通りに入って
運命の仮面をとれ

「うるさい通り」とは、これまでは一人暗闇の静寂の中にいたから、光が差して外に出てきて周りの喧噪に気づいた、ということでしょうか。
そしてこれまでかぶっていた仮面をとり、ありのままの自分でいよう、ということなのでしょう。

先読みのし過ぎなんて意味の無いことは止めて
今日はおいしい物を食べようよ
未来はずっと先だよ
僕にも分からない

ここはまた男性のパートで「僕」視点になりますね。
結婚には確かに不安もあります。しかしそんな先読みを今しても無意味ですし、今はただ2人で美味しいものでも食べて楽しく過ごそう、ということでしょう。
未来の心配をするより「今」という時間を大事にしよう、と歌っています。

完成させないで
もっと良くして
ワンシーンずつ撮って
いけばいいから
君という光が私のシナリオ
映し出す

ここは、2人でゆっくり歩んでいこう、と歌っているのでしょう。今急いで完成させるのではなく、月日を重ねてワンシーンずつとればきっと素敵な映像(2人の人生)になる、という、なんとも素敵な言い回しですよね。
そして「ワンシーン」「撮って」「シナリオ」のあたりから、やはり紀里谷和明のことを連想せずにはいられません。

もっと話そうよ
目前の明日の事も
テレビ消して
私の事だけを見ていてよ

この部分では「私」がだいぶ、相手に対してわがままを言えるようになったのかなと思えます。未来のことを心配するのはやめるとして、でも明日のことや目先のことはもっと色々話したい。こういう気持ち、女性ならなんとなく分かりますよね。

どんなに良くったって
信じきれないね
そんな時だって
側にいるから
君という光が私を見つける
真夜中に

どんなに今が良くてもやはりこれから先どうなるかは分からない、今のままでいられるとはやはり信じられないけれど、たとえば未来に良くないことが起きても2人で一緒にいればきっと大丈夫…そんなふうにここは解釈できると思います。

この曲はずっと、「君」を「光」として、自分の人生を明るく照らしてくれる存在として歌っている素敵な曲なのです。

宇多田ヒカルの『光』についてまとめ

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こちらでは宇多田ヒカルの「光」について、歌詞の解釈や掘り下げをしてみました。

宇多田ヒカルにはたくさんの素晴らしい曲がありますが個人的にはこの「光」が一番好きです。このような形で関われてよかったと思いました。

少しでも共感していただければいいなと思います。

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