【LiSA】鬼滅の刃主題歌で大注目!「紅蓮華 」の歌詞から想いを考察
アニメ『鬼滅の刃』の主題歌で大注目の女性シンガーLiSAの「紅蓮華 」の歌詞の内容や意味はご存知でしょうか?今回はLiSAのプロフィールやおいたち、主題歌「紅蓮華 」の歌詞に込められた想いを徹底考察していきたいと思います!
鬼滅の刃主題歌として大注目のLiSA
「鬼滅の刃」は日本で社会現象を巻き起こしている大ヒットアニメとして有名ですよね。
そして、LiSAと言えば「鬼滅の刃」の主題歌を歌っている人というイメージが強いです!
LiSAのプロフィール
LiSA(リサ)は岐阜県関市出身で1987年6月24日生まれの音楽が大好きな家庭環境で育ちました。
血液型はB型
本名は織部 里沙(読み方:おりべ りさ)
趣味は掃除、映画、料理、写真など
2020年1月22日に声優の鈴木達央と結婚を発表しています。
LiSAがメジャーデビューするまで
簡単にLiSAのおいたちをご紹介します。
LiSAは3歳からピアノを習っていました。
ピアノって早くても5歳くらいから習うものだと思っている方も多いと思いますので、3歳と聞いて驚きですよね!
よっぽど音楽好きのお母様だったのでしょうか。
さらに、幼稚園年長組の時に人見知りを克服するために、お母様がLiSAを地元のミュージカル教室等に通わせたそうです。
いくつかしていた習い事の中でもミュージカルが一番楽しく、やがて人前で歌うことが好きになり、小学校中学年の頃には、テレビでSPEEDのダンスと歌が格好良く歌い踊る姿に憧れを抱いたとの事。
先日のテレビのインタビューでもSPEEDに憧れていたと答えていましたね!
LiSAの歌い方を見ていても、確かにSPEEDの影響を受けているなと感じます。
中学に入る頃まではミュージカル教室の延長で歌とダンスのレッスンを続け、中学2年生の時、バンドをやっていた3年生の先輩達から卒業ライブでのボーカルを頼まれ、ロックなど全く知らなかったが、先輩に聴かせてもらったアヴリル・ラヴィーンが物凄く格好良く思え、ロック系の音楽をよく聞くようになったそうです。
2005年に高校を卒業してからすぐに、「CHUCKY」を結成しボーカルを担当。
さらに2008年に上京し、「Parking Out」や「Love is Same All」を結成しボーカルを担当。
LiSAはもともとソロアーティストではなく、バンドのボーカリストとして活動をしていたことが分かりますね。
その後、LiSAはバンド活動は終了し、メジャーデビューに向けて動き出します。
2010年、テレビアニメ『Angel Beats!』の作中バンド「Girls Dead Monster」の2代目ボーカル・ユイ役の歌唱パート(声優は喜多村英梨)に抜擢され、「LiSA」名義でメジャーデビューを果たしました。
ソロデビュー後に発表した楽曲の半数以上はLiSA自身が作詞を手掛けています。
誰もが口ずさむ、鬼滅の刃主題歌「紅蓮華 」
「紅蓮華」(読み方:ぐれんげ)は、LiSA15枚目のCDシングルで2019年7月3日にリリースされました(配信は2019年4月22日~)
「紅蓮華」はテレビアニメ『鬼滅の刃』のOPテーマに起用され、社会現象的な大ヒットにより現時点で、LiSAにとって代表曲になっています。
2019年年末には『NHK紅白歌合戦』初出場を果たし、歌唱の際にバックでは『鬼滅の刃』の映像が使用されました。
2020年7月にはDJのKSUKEがリミックスした「KSUKE REMiX」がトヨタ自動車「アクア」のCMソングとして起用され、2020年7月6日より、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクション「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」のドリームトラックとして起用されています。
2019年にリリースされた曲なのに、長期にわたって色んなタイアップが付くほどの人気曲なんですね!
アニメが好きな子ども世代からの人気も高く、保育園や幼稚園でもこの歌をみんなで合唱したりしているそうです。
鬼滅の刃とはどんなストーリー?
アニメを見ていないという方に、どのような話なのか少しだけご紹介しますね。
『鬼滅の刃』は2016年から「週刊少年ジャンプ」で連載された吾峠呼世晴による漫画作品。
2019年になるとアニメーション制作会社ufotableによりアニメ化され、大正時代にとある一家の長男・竈門炭治郎が炭売りから家に戻ると、家族は「鬼」に殺されてしまい、唯一生き残った妹・禰豆子は鬼となっていました。
炭治郎は妹を人間に戻すため、鬼狩りの道へと進んでいく物語で、家族の死と向き合いながら、仲間との絆を大事に描いている内容になっています。
「紅蓮華 」に込められた想い
さて、テレビアニメ『鬼滅の刃』のOPに起用された「紅蓮華」とは一体どんな内容の曲なんでしょうか?
その歌詞の内容に注目して、独自に徹底考察してみたいと思います。
強くなれる理由を知った 僕を連れて進め
「強くなれる理由」とはどのような理由だったのでしょうか?
生きていると苦しくなったり、悲しくなったり、イライラしたり、辛くなる事もありますよ。
そんな時こそ、頑張らないといけない!もっと強く生きたい!どん底から這い上がりたいというハングリー精神が生まれるものですよね。
仲間を引き連れて進んでいくことによって、一人では実現しなかったような大きなアクションを起こす事も可能です。
この詩は、まさに鬼滅の刃のストーリーにピッタリな始まり方ですね。
泥だらけの走馬灯に酔う こわばる心
震える手は掴みたいものがある それだけさ
夜の匂いに(I’ll spend all thirty nights)
空睨んでも(Staring into the sky)
変わっていけるのは自分自身だけ それだけさ
沢山の敵と戦って泥だらけになろうが、恐怖で震える事もあるかもしれないけど、何か目標があるだけで、人はどんなに傷だらけになっても、立ち向かっていくことが出来るんだ、という意志が伝わってきますね。
大切なのは、その思いや情熱です!
それを教えてくれる曲ですね。
「I’ll spend all thirty nights」を直訳すると「私は三十夜空をじっと見て過ごすだろう」になります。
どういう意味なんでしょうか。
30日だと約一ヶ月ですよね、決して短くはない期間です。
また、「Staring into the sky」を直訳すると、「空をじっと見つめる」になります。
考え事をしたいときは、何もない空を見上げて、一度頭の中を空っぽにして、リセットしたくなる時もありますよね。
この部分の詩はそんなイメージかもしれません。
どうしたって!
消せない夢も 止まれない今も
誰かのために強くなれるなら
ありがとう 悲しみよ
世界に打ちのめされて負ける意味を知った
紅蓮の華よ咲き誇れ! 運命を照らして
サビ部分
「どうしたって!」とあるように、夢や目標に向かって突き進んでいく主人公の姿が想像できますね。
もう後戻りはできない、何が何でも一度決めた事はやり通す、それは誰かを守りたいから、助けたいからという一心から来ているのでしょうか。
「ありがとう 悲しみよ」とはどういう意味でしょうか。
今自分が何かと闘っているのは、あの時の深い悲しみがあったから、という事でしょうか。
普通に何気なく暮らしていても、そんなパワーなかなか生まれないですよね。
家族が事故で亡くして、被害者の会などを立ち上げ街頭で活動している人たちの姿を見ていると、どれだけの深い悲しみがあったのだろう・・・とにかく今はすごいエネルギッシュなんだろうな、と感じてしまいます。
「紅蓮」とは紅色の蓮の花の事を言い、猛火の炎の色に例えられています。
主人公の情熱的な思いが伝わってきますね。
イナビカリの雑音が耳を刺す 戸惑う心
優しいだけじゃ守れないものがある? わかってるけど
水面下で絡まる善悪 透けて見える偽善に天罰
Tell me why, Tell me why, Tell me why, Tell me…
I don’t need you!
逸材の花より 挑み続け咲いた一輪が美しい
優しいだけじゃ守れないものってありますよね。
強くなるには、時に厳しく叱ってくれる仲間や先輩がいたほうがその人のためになります。
「逸材の花より挑み続けた一輪が美しい」とありますが、どのような花の姿なんでしょうか?
雨にも風にも負けず、咲き続けた生命力のある花の事かもしれませんね。
人間に例えると、メンタルが強い人と言った感じでしょうか。
乱暴に敷き詰められた トゲだらけの道も
本気の僕だけに現れるから 乗り越えてみせるよ
簡単に片付けられた 守れなかった夢も
紅蓮の心臓に根を生やし この血に宿って
一難去ってまた一難、その繰り返しで、いつになったら道は切り開けるのか。
このアニメを見ていると、毎回そう思います。
でも、だから面白いんです。
鬼滅の刃が毎回一話の最後でスッキリ!なんてストーリーだったら、アンパンマンやドラえもんのように子供しか見なかったのではないでしょうか。
人知れず儚い 散りゆく結末
無情に破れた 悲鳴の風吹く
誰かの笑う影 誰かの泣き声
誰もが幸せを願ってる
人は生きている限り、いつまでも立ち向かう事が出来ます。
周りからバカにされたり、仲間に裏切られても、落ち込むことはあるかもしれませんが、目標や夢さえあれば、また一からやり直す事も出来ます。
生きていれば何とかなるんです、強い気持ちさえあれば。
まとめ
さて、今回は鬼滅の刃のOP主題歌で大注目されているLiSAのおいたちや、代表曲「紅蓮華 」の歌詞から想いや意味を徹底考察してみましたがいかがでしたでしょうか?
この曲は、Bメロで歌いだし→イントロ→Aメロ→Bメロ→サビという、なかなかめずらしい曲の作り方をしています。
一度聞いただけでは構成が分かりにくいので、つい何度も聞きたくなってしまう曲ですね。
最近では劇場版映画、鬼滅の刃『無限列車編』が大ヒット上映中で、主題歌はアニメと同じくLiSAが務めています。
気になった方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。