【ドラマ】ハートフルドラマ「過保護のカホコ」主題歌に星野源が起用!曲に込められた想いを徹底考察!
過保護のカホコというドラマを知っていますか。箱入り娘が一人の女性として成長していくドラマです。笑いあり、涙ありの大ヒットドラマでした。その過保護のカホコの主題歌はFamily Song。ドラマと主題歌のマッチングが織りなす感動も大きな話題になりました。
歌詞だけをさらっと読んでみると、大切に思う誰かの幸せをひたすらに願うような文面になっています。Familyとついているのですから、やはり家族、そして大きな意味での家族への歌になっています。では、今度はもっと詳しく歌詞の世界を覗いていこうと想います。
過保護のカホコの主題歌として、そして一つの星野源の作品としてとても暖かく優しい一曲ではないでしょうか。
そして、歌詞の世界をよくよく考察していくと、1番は幼い大切な人を想う気持ち2番は大人になった大切な人を想う気持ちのように見えてきます。
大切な人の一生を想う歌詞になっているように思えてきました。
過保護のカホコの主題歌としてサラっと聴いてた方は、違う聞こえ方になるかもしれませんね。
目が覚めて涎を拭いたら
窓辺に光が微笑んでた
空の青 踊る緑の葉
畳んだタオルの跡
救急車のサイレンが
胸の糸を締めるから
夕方のメロディに
想い乗せて届けてくれないか
少しのことで心配になって、胸が締め付けられる想いがする
だから、夕方になると何処からともなく聞こえてきた、あのなつかしい音楽が聞こえてきたらあなたの無事を知りたい
ただ幸せが一日でも多く側にありますように
悲しみは次のあなたへの橋になりますように
遠い場所も繋がっているよ
どん底のように悲しく辛いことがあったとしても、乗り越えられると信じています。
その先には、一つ成長したあなたがいてくれますように
どんなに離れていても、いつもあなたの心に寄り添っています
出会いに意味などないけれど
血の色形も違うけれど
いつまでも側にいることが
できたらいいだろうな
見た目や、国籍、考え方、それぞれ個性があってあなたとは全然違うかもしれない
それでも、あなたが幸せでいてくれるならその幸せは大切にしてほしい
遠きビルに日が跳ねて
帰り道を照らすように
街頭のメロディに
祈り乗せて届けてくれないか
会社の窓から外を見ると
夕日がビルの窓に反射して
その光が自分の帰り道を照らしてくれている
街頭の色んな騒がしい音も、大人になった今も一つのメロディのように聞こえているあなたに
おつかれさまと優しい言葉と、頑張りすぎないでの祈りを乗せて
どうが届いてくれますように
ただ幸せが一日でも多く側にありますように
悲しみは次のあなたへの架け橋になるように
仕事をしていると、辛いこと苦しいことが沢山あると想うけれども、その気持はあなたのステップアップの為だと想ってあなたのペースで頑張って
あなたは何処でも行ける
あなたは何にでもなれる
あなたは、これからいくらでも好きなこと、大切にして行けばいい
どんな人にだってなれる
微笑にが一日でも多く側にありますように
涙の味は次のあなたへの橋になりますように
遠い場所も繋がっているよ
あなたが味わった、その涙の味は無駄ではないよ。
これから変わりゆくあなたにとって、大きな糧になると信じています。
どんなに離れていても、あなたの幸せを心から願っています
あなたの心にいつも私は寄り添っています
如何でしたか。歌詞の世界を掘り下げて考察をしてみました。過保護のカホコの主題歌として聴いてた方は少し違って聞こえたかもしれません。
大きな意味での家族をテーマにした曲なので、家族への愛が沢山こもっている歌詞の作りなっています。
また、それ以外にも細かい描写が結構たくさんあります。自分の幼い頃に味わった何気ない風景を「畳んだタオルの跡」と表現したり大人のなって日常を表現するような「遠きビルに日が跳ねて」と表現したりと細かくみていくと、誰しもが経験した事のある表現が散りばめられています。
そして、「夕方のメロディ」というのも、同様に幼い頃を連想させます。一方、大人になった段階では「街頭のメロディ」と表現されています。
同じメロディですが、子供と大人での違いがここでわかります。文章での小さい違いですが、こんなにも深い意図をもたせています。
大切な人の一生を想う歌と先に表現しましたが、この小さな違いを見つけてそう感じました。小さい頃から、大人になった今に至るまで、あなたを心から案じてくれている。コレこそが、本当の家族の意味なのではないでしょうか。
そして、先にお話したように星野源が言ってたようにこの世の中の全ての人の家族の歌の意味になっています。誰の歌と特定をしているわけではなく自分の大切な人のことを想って歌っている事がわかりますね。
ふと、当たりを見渡すと
誰かがいつものように家事をこなしてくれている
何も変わらない
いつもの光景が目の前に広がる