【ドラマ】ハートフルドラマ「過保護のカホコ」主題歌に星野源が起用!曲に込められた想いを徹底考察!

過保護のカホコというドラマを知っていますか。箱入り娘が一人の女性として成長していくドラマです。笑いあり、涙ありの大ヒットドラマでした。その過保護のカホコの主題歌はFamily Song。ドラマと主題歌のマッチングが織りなす感動も大きな話題になりました。

記事の目次

  1. 1.高畑充希が演じる、ハートフルドラマ「過保護のカホコ」
  2. 2.主題歌には星野源『Family Song』が起用された
  3. 3.『Family Song』に込められた想いとは?歌詞から徹底考察してみる
  4. 4.まとめ

高畑充希が演じる、ハートフルドラマ「過保護のカホコ」

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高畑充希の演技力と相手役の竹内涼真のイケメンぶりで話題となった「過保護のカホコ」というドラマを覚えていますか。このドラマは、TBS系列の水曜ドラマ枠で放映されていました。また、高畑充希にとっては、民法ドラマの初主演ドラマになりました。

レギュラー放送で、とても人気のあったドラマなので、放送終了後の1年後にスペシャル版として「過保護のカホコ〜2018ラブ&ドリーム」を放送されて、大変な好評を得ました。

大学生になっても、両親の過剰な過保護で学校までの送迎はもちろんその日に着る服、更には自分で買い物すらしたことのないいわゆる「無菌」で育った。カホコ本人もそれに何の疑いもせずに、言われるがままされるがままだった。

そのカホコが初と出会い衝撃を沢山受けて今のままではいけないと感じ、少しずつではあるが自立と自分の大切なことを模索し成長していく姿に多くの共感を生みました。

カホコが初めて経験する喜びや不安を感じると「私!こんなの初めて」と興奮したり、感動したときには「すっばらしい!」と叫んだりするのが口癖で、かなり自分の感情を素直に表現したりしてました。その素直な表現に視聴者は思わず笑顔が溢れたりしたのではないでしょうか。

最終話では、祖母のメソッドを継ぐために保育士の資格を取得すると宣言し、初と結婚した後にそこで働くことにする。

一方、初はカホコとは逆の環境で育つ。画家として一本立ちをするためにアルバイトをして生計を立てている。父は幼い頃に亡くなっている。画家を目指したのは母親の影響である。今でも使い切った赤い油絵の具を大切にしている。

その母親だが初が7歳の時に「ごめんね」と書いた置き手紙とおにぎりを残し、疾走している。それからは、児童養護施設で高校卒業までを過ごす。大学には奨学金で通うという苦労人である。

こんな正反対の二人の恋愛模様とカホコの成長が話題を呼び、毎週ドキドキ・ワクワクしながら楽しみにしている人も多かったのではないのでしょうか。

家族とは、そして成長するとはどういうことなのか。特に、カホコの母(根本泉・黒木瞳)の言動には行き過ぎを感じつつも、子供を守りたいという強い愛が根源にあること。子供の成長とは何なのかなど、親の立場からも共感できるドラマではなかったのでしょうか。

 

カホコの成長を表現する意味でも、毎回オープニングとドラマタイトルには凝ったものを感じました。ドラマのオープニングではカホコが緩衝材のドラマを脱ぎ捨て、成長過程を表現していました。

幼稚園→小学生→中学生→高校生→大学生→就活生と表現されており、成長が目に見えてわかりました
最後の二話は、さなぎ→シンデレラとなっています。本当に成長を遂げてまさにおとぎ話のようなオープニングになっていました。

オープニングでカホコが着用している緩衝材のドレスには、過保護に育ったカホコをイメージして本物の緩衝材を全長40メートルほど使って、デザイナーの武田久美子がアレンジした。
ドレスには「天地無用」「割れ物注意」「特級品」などのシールが貼ってあり、本当に扱いを丁寧に丁寧にしないといけない注意書きがしてあります。

まさに、過保護に育ったお姫様を表現できているオープニングですね。しかし、レビュラー放送に2話目以降はそれを脱ぎ捨てるというまさに自立という雰囲気もありました。
そこから、少しずつ成長をしている過程がしっかり表現されていました。

毎回、このコスプレも話題になり視聴者の方も楽しみにされていました。

恋愛ドラマというだけではなく、ドラマの中の家族たちに自分を投影してみるととても暖かい気持ちになれるドラマでした。

 

主題歌には星野源『Family Song』が起用された

前作「恋」の大ヒットから約10ヶ月ぶりに発表された通算10枚目のシングル曲が「Family Song」です。この作品は、まずは脚本を読んでからこのドラマの「過保護のカホコ」の主題歌制作をはじめ、家族をモチーフにしたソウルミュージックを作りたい。その思いで制作に取り掛かったということです。作曲は、1960年代〜1970年の初頭のソウルミュージックをモチーフにしています。

主題歌の作詞をする上で「家族とはなんだ?」ということを考えながら始まりました。血の繋がりのある家族だけではなくもっと大きな意味で家族を捉えよう。そう思った時に、友達や仕事仲間などの大きな意味でのファミリー、と捉えて作詞を開始したと言っています。この曲を聞いた人の全ての大切な人を想う曲になっています。

また、異性夫婦だけではなく今の時代はパパが二人、ママが二人の夫婦がいても全然おかしいことはないと言ったことも含めた家族をテーマに作詞されている。

LGBTの方たちがこの発言を聞いて「よく言ってくれた!星野源!」とTwitterなどでもよく見かけることができました。

以前から仲の良かったバナナマンのお二人。毎年、日村勇紀のバースデーソングを作っているのだが、今回の楽曲では、その時に作成したバースデーソングのワンフレーズを使っている。Family Songを聴いた多くのファンは「これは、あのときのバースデーソングだ!」と気づいた人も多かったようです。

「この歌詞とメロディーが凄い好きで、いつか自分の曲で使いたいな」と思っていたということだった。このバースデーソングを聴いたあとに、Family Songを聴くとそのフレーズの優しさと素朴さが伝わってくる。

星野源にとっても、友人としてバナナマンのお二人は大切な人、ファミリーという捉えていると感じることが出来ます。

『Family Song』に込められた想いとは?歌詞から徹底考察してみる

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