【ドラマ】家政婦のミタで斉藤和義『やさしくなりたい』が起用された理由を徹底考察!

視聴率40%ドラマの主題歌には斉藤和義の『やさしくなりたい』が使用されています!斉藤和義ってどんな人?どんな曲を作ってきたの?気になる方必見です!このドラマのなかでのやさしさとは何なのか。『やさしくなりたい』という歌のメッセージについて紹介していきます!

記事の目次

  1. 1.超話題作・家政婦のミタとは
  2. 2.視聴率40%ドラマ!「家政婦のミタ」を詳しく紹介!
  3. 3.ドラマの内容は?
  4. 4.主題歌には斉藤和義が起用されている
  5. 5.斉藤和義の幅広い交友関係
  6. 6.斉藤和義『やさしくなりたい』に込められた意味とは?
  7. 7.まとめ

超話題作・家政婦のミタとは

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「家政婦のミタ」と聞くと、市原悦子さん主演の「家政婦は見た!」を思い出してパロディ作品ではと思う人が多いでしょう。

ですがいざドラマを観ると、内容は重々しく一話からかなり暗めとなっています。キャストのチョイスは絶妙で、この作品を機に俳優として現在活躍している人もいます。

視聴率40%ドラマ!「家政婦のミタ」を詳しく紹介!

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脚本を手がけたのは、遊川(ゆかわ)和彦さんです。遊川さんは「GTO」や「女王の教室」といった社会派ドラマの第一人者です。

様々なドラマの脚本を手掛けていて、1980年代後半から活躍する作家さんです。最近では「過保護のカホコ」や「同期のサクラ」が話題となりました。

現在のドラマ制作者として欠かせない人物の一人となっています。

現在活躍中のキャスト多数!

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主演の松嶋菜々子さんを筆頭に、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で主演を務める長谷川博己さんがダメな父親を演じています。

またNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」では、ヒロインのよき理解者で夫役の中川大志さんが長男を演じています。

相武紗季さんや佐藤仁美さん、平泉成さんが脇を固めていてキャスト陣には力を入れています。

家族がテーマとなっている作品なので、子役の存在は欠かせません。忽那汐里さんといったキャストの演技に存在感がある作品となっています。

数々の賞を受賞!

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もちろん国民の関心が高かっただけではなく、批評家たちからの評価も高い作品となりました。

         2012年 エランドール賞
 新人賞      「長谷川博己」
 プロデューサー賞       「大平太」

    第71回 ザ テレビジョンドラマアカデミー賞
            最優秀作品賞
主演女優賞 「松嶋菜々子」
助演男優賞 「長谷川博己」
脚本賞 「遊川和彦」
監督賞 「猪股隆一」 「佐藤東弥」
「石尾純」  「日暮謙」

など多くの賞を獲得しています。また主題歌となった斉藤和義さんの「やさしくなりたい」は「ドラマソング賞」を受賞しています。

ドラマの内容は?

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衝撃の第一話

第一話では物語の舞台となる、有須田家の母親が死ぬというショッキングな展開からはじまります。家族は突然の母であり妻の死に、混乱してしまい家庭は崩壊状態となります。

そこに家政婦として派遣されたのが、松嶋菜々子さん演じる三田灯です。彼女は常に無表情。笑うこともなく、感情を表にすることはありません。

ですが家政婦として依頼されたことはどんなことでもこなす、”スーパー家政婦”でもあります。

頼まれたことはどんなことでも行います。たとえそれが常識から外れていてもです。

家族の再生の物語

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有須田家が抱える問題と、それぞれの秘密

このまま家族が崩壊してバッドエンドになってしまっては、あまりにも救いがありません。母の死後、家族はいくどもぶつかり合います。

大黒柱である父親が不倫をしていたり、子供たちは自暴自棄になったりと回を重ねるごとに家族一人一人の思いや現在と過去が明らかになっていきます。

再生する有須田家

それぞれが抱える悩みを、思い切りさらけ出すことによって徐々に有須田家は再生へと向かっていきます。

三田灯という人物は波乱を何度も呼び起こしますが、そのたびに有須田家は結束を固めます。

有須田家だけではなく、三田灯の心もまた再生していくドラマといえます。

登場人物の視点がよく見えるドラマ

登場人物にはおのおのドラマがあります。4姉弟にはそれぞれの苦しみがあり、父親にも苦悩はあります。その視点を丁寧にえがかれた作品といえるでしょう。

また、家政婦であるミタにはつらい過去があります。そのことを告白するシーンは胸が苦しくなる思いで観ることになるかもしれません。

ですが冷酷に見えるミタにも悲しい過去があり、それぞれの登場人物にも苦悩がある。自分だけがつらい人生など決してないと、脚本家の遊川和彦さんに言われているような思いにかられます。

話題を呼んだセリフの数々

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このドラマでは三田灯がよく使う言葉も話題を呼びました。冷たい表情での受け答えはいつもこう言います。

「それは業務命令でしょうか」「承知しました」「それはあなたが決めることです」

これらの言葉もまた決まり文句となり、このドラマを印象付けるスパイスとなっています。

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主題歌には斉藤和義が起用されている

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