【BUMP OF CHICKEN】人気曲の音域を知ってプロ級に歌いあげよう！上手く歌うコツもご紹介！

若い世代を中心に絶大な人気を誇るロックバンドBUMP OF CHICKEN。BUMP OF CHICKIENを知らなくても「天体観測を歌っている人」といえば、なんとなく分かる人も多いかと思います。演奏レベルが高いといわれる彼らですが、なかでもボーカル藤原さんの歌声ではとても魅力的ですね。ファンなら一度は藤原さんになりきって、カラオケで歌ったこともあるのではないでしょうか。BUMP OF CHICKENの曲は簡単そうに聞こえてきますが、実際に歌ってみると案外、難しいものです。まずは音域や発声の特徴を見てみましょう。

藤原さんの声といえば、低く落ち着いた印象が魅力的ですね。音域はやや低めで、曲によっては中低音の地声やミックスボイス、ファルセットを使い分けています。やや閉鎖的ですが、やわらかくよく響く声質の持ち主といえます。

藤原さんは優しい歌声も魅力的ですね。藤原さんは鼻から抜けるような歌い方が特徴的です。この歌い方が、低音でも響く歌声を実現しているともいえます。また、ビブラートは少なく、ストレートに歌い上げる姿も特徴的です。

もともとの地声が低い人や音域が狭いと、BUMP OF CHICKENの曲を歌うのは難しいと感じるかもしれません。そんなときは、低音域でも響くように練習をしてみましょう。自宅でも簡単にできる練習方法を紹介しますので、参考にしてみてください。

低音域の声がよく響くようになるためには、鼻から音が抜けるようになることです。眉を上方向へ持ち上げ、ハミングの練習をしてみましょう。口の奥にある軟口蓋へ響く練習も行うとよいですよ。この際、腹式呼吸もマスターしておくと、喉を痛めることなく歌えるようになります。

地声と裏声の中間の声色、ミックスボックスの練習をしてみましょう。藤原さんは、閉じた声帯に圧力をかけて、息を押し出すように発声しています。この歌い方には、腹式呼吸と無理なく出せる裏声が重要になります。声帯を閉めて喉を開くことを意識して、発声してみてください。

藤原さんはあまり口を大きく動かしませんが、聞き取れないということはありません。それは、上記の発声法が身についているからともいえます。藤原さんのようにクールに歌い上げるためにも、口は大きく開けないほうが画になりますよ。

BUMP OF CHICKENの楽曲は、全体的に見ても高音域の曲が少ないので歌いやすいものばかりです。しかし曲によってはとても低い音が出てくることがあり、低音から高音までの差が2.5オクターブあるともいわれています。無理をして歌うと喉を痛める恐れもあるので、自分にあったキーで歌うとよいでしょう。広い音域の発生に慣れてから、原曲キーに挑戦してみるのもよいですね。