【RIP SLYME】夏の盛り上がる定番ソング12曲をご紹介!
昨年10月に突然活動休止宣言を発表したRIP SLYME。最大のヒット曲楽園ベイベーは、当時幅広いリスナーから支持されていました。そんなRIP SLYMEの人気曲をまとめてみました「楽園ベイベー」以外も名曲揃いなのでお気に入りの1曲を見つけてください。
夏の盛り上がるアーティストといえばRIP SLYME、「楽園ベイベー」は外せない
RIP SLYMEは日本のヒップホップグループ
RIP SLYMEと言えば2000年代に一世を風靡したヒップホップグループです。
KICK THE CAN CREWやm-floなどと共に、当時人気のあった聞きやすいヒップホップを武器多くのリスナーをからの人気を獲得しました。
グループ名の由来は初期メンバーのRYO-Z, ILMARI, PESの頭文字を取り、それに玩具の「スライム(SLIME)」のつづり「SLYME」に変えて付けられました。
2001年「STEPPERS DELIGHT」でメジャーデビュー後、翌2002年「楽園ベイベー」がスマッシュヒットを記録しその人気を確実なものにしました。
その後も長きに渡って精力的に活動を続けますが、2018年突然グループの活動停止を発表しました。(事実上の解散と捉えているファンが多いようです)
メンバーのSUは自身のSNS上で「全ての責任は私にあります」と発言し、活動休止の原因は自身の行いによるものと発言しています。
RIP SLYMEのメンバーを紹介
RIP SLYMEのメンバー5人を個別に紹介していきましょう。
RYO-Z
・本名 成田亮治
・生年月日 1974年7月15日
・出身 東京都江東区
高校時代からダンスに没頭して、クラブに頻繁に通っていました。RIP SLYME結成以前にはILMARIらと前身となるギビニバンコとして活動していました。その後メンバーチェンジを繰り返し、メジャーデビューから活動休止まで中心的メンバーとして活躍していました。また、PESの名付け親ともいわれています。
ILMARI
・本名 Keisuke Ilmari Ogihara
・生年月日 1974年7月15日
・出生 フィンランド・ヘルシンキ
・出身 東京都江東区
幼少期はハーフであることから同級生からいじめを受け、通信制に近いインタースクールへ通学していました。子供の頃からの知り合いだったRYO-Zとダンスにハマって、クラブへ通うようになり後にラップを始めました。RIP SLYMEとしての活動以外にもSteady and co.やTERIYAKI BOYZとしても活躍されています。
PES
・本名 千葉 昌嗣
・生年月日 1976年12月27日
・出身 東京都
母子家庭で育った彼は中学2年生の頃から一人暮らしを始め、サーフィンやバンド活動に明け暮れていました。インターナショナルスクールで知り合ったILMARIに誘われ、RIP SLYMEに加入しました。2012年にはPES from RIP SLYME名義でソロデビューを果たし、ドラマ「リーガルハイ」の主題歌に起用されました。翌2013年には一般女性と結婚したことを発表しました。
SU
・本名 大槻一人
・生年月日 1973年11月20日
・出身地 神奈川県
DJ FUMIYAの兄と共に「MELLOW DOWN」というグループで活動した後、1998年にRIP SLYMEに正式加入しました。独特の低音ボイスが特徴で人気を博し、DJ usus名義でDJ活動をするなどマルチな活動をしていました。
DJ FUMIYA
・本名 竹内文也
・生年月日 1979年3月14日
・出身地 神奈川県藤沢市
兄の影響で14歳からDJとしてのキャリアをスタートさせた後、18歳でRIP SLYMEに加入しました。DJだけではなくトラックメーカーとしても活躍し、ヒップホップだけではない様々なジャンルの音楽を融合して独自の世界観を作り出しました。
RIP SLYMEおすすめ曲12選
楽園ベイベー
2002年6月に発売された、5枚目のシングル。30万枚以上のセールスを記録し、RIP SLYME売り上げ史上2番目のHITを記録しました。南国を感じさせる歌詞と、アコースティックギターが効いた、軽快なテンポが印象的な1曲。当時、夏になるとクラブや海の家などでプレイされ、新たな夏の定番ソングとして一世を風靡しました。
One
2001年10月11日にリリースされた3枚目のシングル。オリコン最高位4位を記録し30万枚以上を売り上げ、自身最高のヒット曲となりました。「One」収録のアルバム「TOKYO CLASSICS」はオリコン1位を獲得しミリオン認定を受けました。恋人と別れたことを悔やみながらも、次に進もうとしている男の葛藤を描いた切ないミディアムソングです。
熱帯夜 (楽園ベイベーアンサーソング?)
2007年7月25日発売の13枚目のシングル、オリコン最高3位を記録しました。「楽園ベイベー」が真夏の真昼間がテーマなら、「熱帯夜」は真夏の夜のラヴ・アフェアをテーマにしています。Coke + iTunesキャンペーンCM曲。メンバー曰く歌詞は「エロダサい」をイメージしているという。グループ久々のスマッシュヒットとなった中期RIP SLYMEの代表曲の一つです。
黄昏サラウンド
2004年10月6日発売の10枚目のシングル、オリコン最高位5位を記録しました。翌月に発売されたアルバム「MASTERPIECE」のリードシングルとして発売されました。本作のPVは東京国立博物館でほぼ一発撮りのようなスタイルで作成され、非常に見ごたえのある作品となっています。サラウンド(囲まれる)を上手く捉えた歌詞が印象的で、切ないトラックと絶妙にマッチしてファンの間でも人気の高い1曲です。
BLUE BE-BOP
2002年11月27日にリリースされた6枚目のシングル、オリコン最高1位を記録し初動売り上げも歴代最高を記録した。ジャズの要素を取り入れた本作は、打ち込みではなくバンドの生演奏を採用しより臨場感のある作品に仕上がっています。「公開処刑 feat.BOY-KEN」でK DUB SHINEによるディスされたことに対して、この曲のPVの最後で「THANK YOU FOR YOUR KIND ADVICE AND SUPPORT!」とアンサーしたと言われています。
JOINT
2003年6月18日発売の7枚目のシングル、オリコン最高位2位を記録。ヒップホップにドラムンベースを融合したような疾走感のあるトラックが特徴で、ライブでも人気の1曲。寿司の食べ過ぎで太ったRYO-Zが、ダイエットに奮闘する姿を描いたコミカルなPVが印象的です。
love & hate
2009年2月25日に発売された配信限定シングル「STAIRS」に収録された1曲。ONWARD 「23区」のCMソングとして起用された。ファンの間で「神曲」と評され、ファンクラブ会員限定イベント「RSFM(RSF Meeting)」の投票でも2位を記録している。さらっとしたトラックと歌詞が特徴的なおすすめの1曲です。
SCAR
2010年に発売されたベストアルバム「GOOD TIMES」に収録の1曲。フジテレビ系のドラマ「ジョーカー 許されざる捜査官」(堺雅人主演)の主題歌に採用され、グループとして初のドラマ主題歌を担当しました。お得意の軽快さやポップさは影を潜め、少し陰のある感じの歌詞とトラック作りを心掛けたとRYO-Zがインタビューで語っています。
Tales
2007年に発売された6枚目のオリジナルアルバム『FUNFAIR』に収録されている1曲。メンバー自身も出演して話題となった東京メトロ「TOKYO HEART」のCMソングとして起用された。PVにはCMにも登場した宮崎あおいが出演している。アルバム曲にもかかわらず、i tumes music chartでは最高位3位を記録しています。
STEPPER'S DELIGHT
2001年3月22日にリリースされた記念すべきメジャーデビューシングル、オリコン最高位23位。発売当初スズキのCMソングとして起用され、累計10万枚を超えるヒットを記録しました。ジャケットはgroovisionsが担当し、この曲を含む初期の作品は「天才バカボン」風のイラストが特徴でもありました。独特なスタイルのラップと個性的な歌詞で、当時ヒップホップ界だけでなくメジャーシーンにも彼らの登場は衝撃的でした。
GALAXY
2004年7月7日発売の9枚目のシングル、オリコン最高位5位。サントリー「新カクテルバー」のCMソングとしてHITしました。この曲のPVで2005年「MTV BEST VIDEO OF THE YEAR」を受賞しました。グループ自身ののオリコン年間シングルチャートトップ100入りは本作が最後となっています。
FUNKASTIC
2002年3月27日発売の4枚目のシングル、オリコン最高位2位を記録。RIP SLYMEらしさ全開の歌詞とFUNKYなサウンドがライブでも人気の1曲。布袋寅泰とのコラボによりマッシュアップを発表し、グループの人気を一般にも浸透させた、まさに「絶頂期」の名曲です。